動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年09月23日

保護ねこ「キャスパー」がつなぐ縁 ボランティア団体と里親希望者の架け橋になる女性の「幸せのお礼」


Yahoo! JAPAN


「人とねこに歴史あり」。保護ねこだった「キャスパー」と、その飼い主「愛」さんの歩みを3回に渡ってご紹介します。最終回の今回は、キャスパーを引き取り、保護ねこ団体への理解も深まる愛さん。命を救うために愛さんがとった行動とは。

【写真】花やわんちゃんとたわむれる元保護ねこキャスパーの写真(5枚)

 ◇ ◇ ◇

お客さんからも大人気の看板ねこ「キャスパー」
「キャスパーと出会えた幸せのお礼として、私にできるとしたらそのくらいしかないのかな」

 そう語るのは、横浜市青葉区にある花と雑貨のお店「Atelier Ai(アトリエアイ)」のオーナー愛さん。元保護ねこのキャスパーを飼っています。

 愛さんと一緒にお店に出ることも多いというキャスパー。小さな子どもに叩かれても怒ったりしない、とても穏やかで優しい看板ねこです。お客さんからは「キャスパーみたいなねこだったら飼いたい!」「キャスパーちゃんを見たら飼える気がしてきた」と言われることも多いのだとか。

保護ねこ「キャスパー」がつなぐ縁 ボランティア団体と里親希望者の架け橋になる女性の「幸せのお礼」
オーナーの「愛」さんに抱かれるキャスパー【写真:猫ねこ部】
里親希望者と保護団体の橋渡しを
 キャスパーは、2年前の夏、「ねこねっと山中湖」というボランティア団体から引き取られてきました。そこで保護団体と面識のある愛さんが間に入り、里親希望者に保護ねこを10匹近く紹介してきたそうです。

 愛さんは団体の副代表・保科さんに里親希望者を紹介するときは、しっかりとその人のことを見て信頼できる人かを判断し、また自身も信頼してもらえるように努力しているといいます。

「横浜支部宣伝部長に任命されてます(笑)」と愛さん。

 愛さんのインスタグラムのフォロワーは1万5000人以上。その影響力は、これまでキャスパーに会いに、わざわざ九州からお店を訪れるファンの方もいたほど(!)。キャスパーを引き取る際にお世話になった、保科さんから新しい保護ねこの情報が入れば、愛さんがインスタグラムでアップすることもあるのだそうです。投稿を見たお客さんから声がかかり、実際に譲渡が決まった子もいるのだとか。

 また、愛さんは保護団体の一助になればと、ときどき寄付もしているといいます。

「保護ねこを飼いたいって言ってもらえることが一番嬉しいですね。キャスパーがみなさんの縁をつないでいるような気がして」

相性がよく信頼できる保護団体を見つけるのがコツ
 さらに愛さんは、ちゃんとした保護団体にお願いすれば、飼い主さんとねこの相性を引き取る前にしっかりと見てもらえると語ります。

『ねこねっと山中湖』の場合は、留守にすることが多い家であれば、お留守番向きの落ち着いた性格をした成ねこをおすすめしてくれるといいます。また、子ねこを希望した場合でも、最善のタイミングや性格をしっかり見極め、状況に応じて一番いい方法を提案してもらえるそうです。

 愛さんがキャスパーを引き取ったときのように、自分にあった信頼できる保護団体を見つけてほしいと愛さんはいいます。

「保護ねこも個性がいろいろあるけれど、それぞれ本当にかわいい。じぶんちの子になったら、ツンツンした態度でもかわいいし。保護ねこを迎えてよかったって、周りの方もみんな言ってますね」

「だから、環境が許すのであれば、ぜひトライしてみてほしい。最初はちゃんと飼えるかなぁって不安もあるかもしれないけれど、ねこって意外と柔軟性があって。好きな場所は自分で見つけるし、好きな時間に寝るし、おなかがすけばちゃんとアピールしてくる。その子が家になじむんじゃないかなって思うんですね」

 キャスパーとの出会いをきっかけに、一匹でも多くの命が救えればと、行動を始めた愛さん。「なにしろ、ねこはかわいいですしね」。そう話す愛さんと、寄り添うキャスパーの姿は幸せにあふれているのでした。

猫ねこ部
posted by しっぽ@にゅうす at 08:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする