動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年01月04日

家族がアレルギー発症!原因は結婚前から飼っていたペットだった…

Yahoo! JAPAN



最近では、ペットを飼育している一人暮らし世帯も増えているようです。そのため独身時代から飼育していたペットと共に、現在のパートナーとの同棲生活をスタートさせたという人もいるのではないでしょうか。特に問題はないように思えますが、中には結婚前から飼育していたペットによって、夫や妻、子どもなどがアレルギーを引き起こしてしまうこともあるようです。今回は、実際に起こった2つのケースをご紹介しましょう。

連れ子ならぬ、連れペットと共に新婚生活スタート!
ネットリサーチ『DIMSDRIVE(ディムスドライブ)』による「ペット」に関するアンケート(調査期間2018年8月8日〜8月24日)では、3割の人がペットを飼育していると答えました。このように多くの世帯でペットが飼育されている背景には、ペット可のアパートやマンションが増えていることや“癒し”を求めてペットを飼う人が多いことなどがあげられます。

また一人暮らしでペットを飼育している人も多いため、結婚を機にパートナーが飼育していたペットとも共同生活をすることになったというケースも珍しくありません。まさに連れ子ならぬ、連れペット。ペットといえど、パートナーにとっては大切な家族。そんな連れペットとの共同生活を受け入れないという選択をする人はほとんどいないでしょう。ところが…そんな連れペットに関する悩みを抱える家族もいるようです。

ケース1:息子の体調不良は、妻が飼っていたオウムが原因!
36歳既婚男性Aさんのケース。Aさんは妻(34歳)・長女(5歳)・長男(3歳)、そしてペットのオカメインコ(8歳)の4人+1羽家族です。オカメインコを飼い始めたのは、Aさんの妻。独身時代にペットショップで一目惚れして購入したそうです。

オカメインコは人に懐きやすい性格。そのためAさんの妻はもちろん、Aさんや長女、長男もオカメインコを大変可愛がり、頻繁に餌やりやスキンシップをしていたそうです。ところが…昨年、2歳の長男が咳や鼻水が続く原因不明の症状に悩まされていました。最初は、風邪と診断されましたが、薬を飲んでもなかなかよくならず…。

治療にあたった小児科医がアレルギー検査を実施したところ、なんと長男は“鳥アレルギー”を発症していたのです! そう…原因はペットのオカメインコ。アレルギー症状を抑えるため、オカメインコと長男を接触させないよう医師から指示を受けました。しかし、オカメインコのことが大好きな長男は、突然“触ってはダメ”といわれて悲しくなるばかり。

しかもオカメインコの寿命は、約10〜14年。このまま健康に過ごせたら、寿命まで5年以上もある状況。現在、SNSを介してオカメインコをもらってくれる里親を探しているそうです。Aさんの妻は、「オカメインコを購入した当時は、将来息子がアレルギーを発症することになるなんて想像もつかなかった…。申し訳ない気持ちでいっぱい。」と意気消沈。

ケース2:夫の体調不良の原因は、妻が飼っていたネコだった!
40歳既婚男性Bさんのケース。Bさんの家庭には、妻と3人の子ども、そして妻が独身自体から飼っている愛猫2匹がいます。

半年前、健康そのものだったBさんの体に突如、ひどい発疹やかゆみが出たそうです。当時、仕事が忙しかったこともあり、疲れやストレスによるものだと自己判断。

ところが数週間経ち、仕事が落ち着いたにも関わらず辛い症状は引かず…。そこで皮膚科を受診したところ、猫アレルギーと診断されたのです。Bさんにとっては、まさに青天の霹靂! なぜなら、Bさん夫婦は今年で結婚6年目。つまり、猫2匹と共に暮らしてきた6年もの間、1度もアレルギー症状なんて出たことがなかったのです。

医師からは、猫アレルギーも花粉や食物アレルギーと同様に、アレルゲンの許容範囲を超えた時点で発症する場合があること。そしてBさん宅は猫を放し飼いにしているため、部屋中どこにいてもアレルゲンに接触してしまうという環境を改善しなければならないことなどの説明を受けたそうです。

その後、猫用のゲージを用意しましたが、それまでゲージで生活したことのない猫たちは大きなストレスを感じている様子。現在は、大型の空気清浄機を購入したり、こまめに掃除を行ったりすることで少しでもアレルギー症状が出ない工夫をしているとのこと。Bさんの妻は、「これまでずっと家族の一員として暮らしてきたのに、突然の生活の変化に戸惑いしかない。でも一家の大黒柱である夫の健康は何より大事! 一体、どうしたらいいの…。」と頭をかかえているそうです。

原因不明の体調不良は、ペットが原因のアレルギー反応かも!?
新しくペットを飼育しようとする際には、事前にアレルギーチェックなどを行うことができます。しかしパートナーが飼育していたペットは、家族の一員として受け入れざるを得ないケースがほとんど。アレルギーチェックを行うケースは稀でしょう。もし、あなたの家庭にパートナーが結婚前から飼育しているペットがいるなら、家族の体調不良の原因になる可能性もあることを念頭に置いておきましょう。


参考:

DIMSDRIVE(ディムスドライブ)「ペット」に関するアンケート

インコ生活〜飼い方・育て方の総合情報サイト「飼い主が注意したい鳥アレルギーの予防・対策」

上田 みどり
posted by しっぽ@にゅうす at 02:15 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする