動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年03月26日

やってない?犬にしてはいけない『散歩の仕方』5つ

Yahoo! JAPAN


愛犬の散歩の仕方に注意を

犬を飼い始めると、散歩が日課になりますね。散歩は運動不足を解消するだけでなく、社会性を育んだり、脳に刺激を与えたり、ストレスを解消したりと、犬にとってとても大切な時間です。ですから、できるだけ毎日欠かさずに愛犬を散歩に連れて行ってあげたいものです。

そして愛犬の散歩をするときは、そのやり方に注意を払わなくてはいけません。NGな散歩の仕方をしてしまうと愛犬だけでなく、飼い主さんや他の人たちにも危険が及ぶ恐れもあります。そこで今回は、犬にしてはいけない『散歩の仕方』をご紹介していきたいと思います。

犬にしてはいけない『散歩の仕方』@ノーリードで散歩をする

犬の散歩は、必ずリードをつけて行わなくてはいけません。ノーリードでの散歩はマナー違反であるだけでなく、各地方自治体の条例に違反する行為です。ノーリードで愛犬を散歩させていて何か起これば、飼い主さんの責任になります。ノーリードの愛犬が他人に噛みつくなどして危害を加えてしまった場合は、飼い主さんが逮捕されることも。

忘れてはいけないのは、世の中は犬好きな人ばかりではないということ。犬が苦手な人たちもいるのです。そういう人たちにとって、ノーリードで制御できない状態の犬は、不安や恐怖の対象でしかありません。公共の場でノーリードが許されるのは、ドッグランだけと心に留めておきましょう。

またリードは、愛犬の命を守るためにも必要なものであり、言わば「命綱」です。リードをつけていることで、散歩中の拾い食いや道路への飛び出しなどの危険から愛犬を守ることができます。

犬にしてはいけない『散歩の仕方』Aリードを長くして自由に歩かせる

リードをつけていても、リードを長くして愛犬を自由に歩かせるのはNGです。このような散歩の仕方をしていると、愛犬が人や犬、車などに突進してしまったり、リードが人の足に絡まってしまったり、走ってきた自転車に引っかかってしまったりして、思わぬ事故を引き起こす恐れがあります。

散歩中はリードを短く持ち、愛犬は飼い主さんのそばを歩かせるのが基本です。伸縮リードも、短くロックして散歩を。伸縮自在にするのは、周囲に迷惑のかからない広い場所にとどめましょう。

犬にしてはいけない『散歩の仕方』B自転車で散歩をする

毎日愛犬の散歩をしていると「自転車に乗って愛犬を散歩させれば楽かも…」と考えてしまうことがあるかもしれませんが、飼い主さんにとっても犬にとっても危険な行為です。自転車に乗って愛犬の散歩をさせているときに、愛犬が急に止まったり方向転換をした場合、ハンドルを取られて転倒する恐れがあります。また、リードが自転車の車輪に絡まり、愛犬が車輪に巻き込まれるケースも考えられます。

そもそも、公道において片手でリードを持った状態で自転車を運転するのは、道路交通法違反です。3カ月以下の懲役、または5万円以下の罰金が科せられます。さらに、他者を巻き込んだ事故を起こしてしまった場合は、重過失傷害で罰則を受けたり、損害賠償の支払いが発生するかもしれません。

広場、公園、河川敷など公道ではない場所においては、片手でリードを持って自転車で犬の散歩をしても違反にはなりませんが、危険が伴うことに変わりはないので、おすすめできません。

犬にしてはいけない『散歩の仕方』C毎日決まった時間に散歩をする

犬は、時計を読むことはできません。でも毎日決まった時間に散歩をしていると、体内時計でその時間を覚えてしまいます。そうなった場合、例えば飼い主さんが病気で寝込んでしまったり、帰宅が遅くなるなどして、いつもの時間に散歩へ行けないと、犬は「どうして散歩へ連れて行ってくれないの?」と戸惑い、ストレスを感じてしまう可能性があります。

また、散歩の時間が近づくとワンワン吠えて散歩を催促するようになることもあるので、散歩の時間はなるべく決めずに、ランダムにしてあげたほうがいいでしょう。

犬にしてはいけない『散歩の仕方』Dにおい嗅ぎを一切させない

人よりもはるかに嗅覚がすぐれている犬たちは、においを嗅いでさまざまな情報を収集します。におい嗅ぎは犬の本能による行動であるため、散歩中ににおい嗅ぎをすると本能が満たされて、うれしい気持ちになります。

反対に、におい嗅ぎを一切させてもらえないと、犬のストレスになります。他の犬の排泄物が残っているような不衛生な場所や、農薬や除草剤が散布されている可能性がある場所でのにおい嗅ぎは避ける必要がありますが、衛生的で安心な場所を飼い主さんが選び、散歩中ににおい嗅ぎタイムを設けてあげましょう。

まとめ

今回は、犬にしてはいけない『散歩の仕方』を5つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。場合によっては、愛犬の命に関わったり、他者を巻き込んだ事故につながることもあるので、ご紹介したような散歩の仕方は避けましょう。

愛犬との散歩は、大切なコミュニケーションの時間でもあります。しっかりと愛犬を見守りながら、絆を深めていきましょう。


(獣医師監修:平松育子)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする