動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年09月15日

「猫と暮らすということ」とはこういうこと。猫好きの心と猫さまの御姿

Infoseek



猫はお好きですか? お好きな方には申し上げるまでもないことですが、猫は計り知れない魅力の持ち主です。その魅力を知る者はみな一様に猫にこうべを垂れます。

猫は特に好きではない、あるいは嫌いだというみなさんには理解しがたいことかもしれませんが、猫の魅力は魔性とさえ言えるもの。魅せられた者にとって猫は至上のものとなるのです。

本稿でご紹介するのはTwitterで話題となった「猫と暮らすということ」というタグ。このタグのもとで猫に魅せられた者たちがつぶやいた中から5つのツイートと、そばにいる猫の神々しい姿をご紹介します。

「猫と暮らすということ」タグの起点
「猫と暮らすということは、作業効率化のために買った広いデスクの3分の2で昼寝されても何も言わずに残りの3分の1を使わせていただくということだ」



発端はしらたまんじゅう(@servant_neko)さんのこのツイート。デスクの広さを満喫するように伸び伸びと寝ていらっしゃるのは、しらたまんじゅうさんと一緒にお住まいの「おまんじゅう」さんです。

すべては猫さまのために。猫さまと一緒に住まわせていただく人間は、猫さま優先で生活するものです。広い机を快適そうに使ってお休みのおまんじゅうさん。警戒するもののなさそうなゆったりとした寝姿に心がなごみます。ああ、まさに「猫と暮らすということ」は、こういうことなのです。

猫と暮らすということを実感する人間と猫のみなさん
しらたまんじゅうさんのツイートに呼応して、多くの猫好きが「猫と暮らすということ」をツイートしました。その中から4点をごらんください。

「素晴らしい…。
猫と暮らすといふ事は、我ら人間が猫の執事となるといふ事なので御座います。」



人間は猫さまにお仕えする者なのです。同じ住居に住まわせていただき、お世話申し上げる執事なのです。多くの猫オーナーがうなずいておられることでしょう。人間は猫さまにご奉仕する一方で、癒やしやかわいいやもふもふや……多くの幸せを猫さまから賜っているのです。

「猫と暮らすということ、、、」



作業中でも猫さまがそこでお休みになりたいとおっしゃるならば、そこが猫さまのご寝所です。親切な猫さまは漫画の描き方をご指導くださっているご様子……? 飼い主をごらんになる目がお優しい。

机に上がらぬように猫さまをしつけるなどとんでもない。人間が自らをしつけて、猫さまの自由と作業の進行を両立させる技術を養うものなのです。

「猫と暮らすということ」



通称「ティッシュパーティ」が明けた後のご様子でしょうか。2匹の三毛猫さまの眼下にはひっくり返ったティッシュペーパーの箱があります。猫さまはティッシュペーパーを次々に箱から引き出す遊びが大好きでいらっしゃいます。

後片付けはもちろん人間の仕事。手間のかかる仕事ですから、これを厭うのであれば猫さまの目が届く範囲にティッシュを置かないという配慮を人間がせねばなりません。

「おくつろぎのところ大変申し訳ございません。
そこ浴槽なんだわ」



猫さまは快適な場所を見つけ出す名人です。湯がある浴室は暖かく、湯がない浴室はひんやりと冷たいことも猫さまは当然ご承知。暑い時期などはひんやり浴槽の中でおくつろぎのこともあります。

おわりに
「猫と暮らすということ」には猫好きのよろこびがあるということが、おわかりになったでしょうか。打首獄門同好会というロックバンドの「猫の惑星」という曲には、このような一節があります。

「たとえ私が寒くても たとえ私が困っても 猫がよければ問題なし」(作詞:大澤敦史)

多くの猫好きが思っていることでありましょう。猫と暮らすということは、こういうことなのです。

本稿筆者もかつて猫さまと同居させていただいたことがあります。そのときの経験をツイートしたものを紹介して本稿を締めさせていただきます。

「仕事はさせてもえませんわな。」
posted by しっぽ@にゅうす at 09:22 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月14日

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?

Yahoo! JAPAN



愛猫との暮らしは楽しいことも多いですが、実際のところ大変なこともありますよね。そこで今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん517名に「猫との暮らしで、楽しいけど『これだけは大変!』と感じること」について、アンケート調査を実施。
この記事では、飼い主さんたちが答えてくれた回答の一部を、タイプ別に紹介します!

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
口を開けるソマリ
朝や夜に…
まずは、「愛猫に朝早く起こされる…」「愛猫が夜なかなか寝てくれない…」などといった飼い主さんの声を紹介します。

「朝4時に毎日起こされて、睡眠不足の日々が大変です」
「休みの日で疲れて起きられなくても、朝ごはんの時間前に起こされる」
「朝起きてすぐの、かまって攻撃には大変お手上げです」
「朝が早いこと。毎朝4時半に起こされます。鳴くことから始まり、最終的には携帯を咥えて落っことします」
「深夜の大運動会」
「多頭飼いで、寝てるときに運動会が始まること」
「夜中のハイテンション」
「遊んでほしいと鳴いているときに自分が眠いとき」

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
まんまるお目めのペルシャ
掃除が大変…!
愛猫の毛が抜けて家の中の掃除が大変、などという声もありました。

「換毛期になると、家中毛だらけになること。3匹いるので」
「猫の毛が服につくから取るのが大変」
「掃除機をかけたのにすぐに毛が落ちる」
「水飲みフィルターやトイレの掃除」
「月1のトイレ丸洗い。半腰の体勢がキツイ」

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
爪とぎするアメリカンショートヘア
家の中が…
家の中のあちこちで愛猫に爪とぎをされてしまうという、飼い主さんの嘆きの声も…(笑)

「ダンボールを細かく噛みちぎる」
「家の中が破壊される」
「家具や生活用品への爪研ぎ」
「あちこちで爪研ぎ」

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
寝転がるブリティッシュショートヘア
愛猫のアピールが…
愛猫のかまってアピールや一緒に遊んでいる最中などに、「トホホ…」と感じてしまう瞬間もあるようです。

「『撫でて』『お尻ポンポンして』コールが食事中、着替え中、睡眠中にくると困るけど、かわいいから許す」
「若い猫は遊んであげても疲れ知らず。いつ遊びモードに入るかわからず、スイッチが入ると大騒ぎ」
「猫との鬼ごっこに付き合うこと! アラ還の私には辛い」
「わざわざ暑い洗面所の洗濯機の上で、ご満足いただけるまで撫でさせられること。暑い…。でも、途中でやめると怒って噛みついてくる(笑)」
posted by しっぽ@にゅうす at 00:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月11日

猫が見せる「退屈サイン」。単調な生活は健康へのリスクも…?

Yahoo! JAPAN



猫がゆっくりくつろいでいるような姿を見ると、安心する飼い主さんも多いでしょう。でも、じつは愛猫が退屈を感じているサインかもしれないことを、見極めてあげる必要があります。あまりに単調で刺激の少ない生活は、猫の健康を害することもあるのだそう。今回、ねこのきもち獣医師相談室の先生がくわしく解説します。

猫が見せる「退屈サイン」。単調な生活は健康へのリスクも…?
見つめるメインクーン
猫が退屈に感じているときのサイン
家の中の猫は安全で安心して過ごせる反面、刺激が少なく退屈を感じていることもあるようです。ふだんの何気ないしぐさが退屈のサインかもしれません。例としては、以下のような行動やしぐさが見られるでしょう。

@飼い主さんにアピールする
退屈を感じると、甘えん坊や遊び好きの猫は、飼い主さんに「遊んで! 構って!」とアピールしてきます。たとえば……

・鳴き続ける
「遊んでほしい」「撫でてほしい」と、甘えて飼い主さんの顔を見ながら鳴きます。飼い主さんが気づかないと反応してくれるまで鳴き続けたり、後を追って鳴き続けることもあります。

・スリスリする
飼い主さんが用事で忙しく動いていたり、寝ていたりすると、スリスリしながら甘えて「構って! 構って!」とアピールします。

・邪魔をする
飼い主さんがパソコンに向かっていると、キーボードの上に乗ってきたり、本を読んでるときに邪魔をしてくることがあります。これは、「遊んででほしい!」「構ってほしい!」アピールです。

猫が見せる「退屈サイン」。単調な生活は健康へのリスクも…?
くつろぐ猫
A床などに伏せている
床の上や机の上などに乗り、低い姿勢で周りを見回していることがあります。これは退屈を感じながらも、「楽しいことはないかな?」と周りに気を配っているようです。気になる音や何か動きがあると、即座に反応します。

Bしっぽを大きく振る
伏せていたり、行儀よく座っていても、しっぽだけを大きく振っていることがあります。退屈で刺激がなく、イライラし始めていることが多いようです。

猫が見せる「退屈サイン」。単調な生活は健康へのリスクも…?
歩く猫
C同じ場所をウロウロする
退屈が続くと猫はジッとしていられず、同じ場所をウロウロするような行動をする場合もあります。ウロウロしながら鳴き続けることも。ウトウトしていたり寝ている姿も、一見退屈しているように見えますが、ウトウトした段階で退屈な気持ちは薄れて、リラックスしていると思われます。そのときは構わずに、そのまま休ませてあげましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:39 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物愛護管理センターにいた子猫 一度は戻したが、募る寂しさで号泣…再び我が子に

デイリー



2匹目の保護猫を迎えようとしていた世古さん夫妻。ただ、先住猫のララァちゃんのストレスにならないかということだけが心配だった。多頭飼いするのも初めてで、夫妻は一度、2匹目の猫を動物愛護管理センターに戻した。しかし、手放すと同時に寂しさが募ってきた。

■2匹目の猫

愛知県に住む世古さんは、ララァちゃんという保護猫を飼っている。ララァちゃんがそろそろ1歳になろうかという頃、「1匹でも幸せそうだけど、2匹でいたほうが楽しいんじゃないか」と、世古さんは動物愛護管理センターに里親募集中の猫を見に行った。ただ、ララァちゃんは、離れて暮らす兄弟猫と久しぶりに対面した時、シャーっと怒ったことがあるので、奥さんはストレスになるのではないかと心配していた。

岡崎市の動物愛護管理センターは、できるだけ殺処分をしない方針で、閉鎖的ではなくオープンな感じで、公園がある敷地の一角にあるのも好感が持てた。里親募集中の保護猫のWebページを見ると、5匹の兄弟猫のうち、とらまるくん(今の名前:レオンくん)だけが残っていた。生後2カ月半。ご主人は、とらまるくんがいいなと思った。

「ララァが白っぽい女の子の猫だったので、白以外の男の子がいいなと思っていたんです。最終的には実際に見てみないと分からないし、会いに行くことにしました」

■人に懐かない子猫が甘えてきた

動物愛護管理センターに足を運ぶと、別の家族がレオン君を抱っこしていた。レオンくんは嫌がって身もだえしていた。

「その家族は、白い猫がいいと言いながらレオンを抱っこしていて、『だったら、なんで抱っこしているんだよ。そんな遊び半分の気持ちで。その家族にもらってほしくない』と思いました」

レオンくんは、3畳くらいのガラス張りの猫舎に入っていて、もう1匹の猫に追い回されて縮こまっていた。

そんなレオン君を見たご主人は、レオン君を抱っこさせてもらった。人に懐かないから残っているということだったが、ご主人には抱っこさせてくれて、甘えてきた。

2016年8月、夫妻は一週間のトライアルを始めることにした。

■一度は手放してみたけれど

案の定、ララァちゃんとレオンくんは仲良くなれず、ララァちゃんは、2階の物陰に隠れて降りてこなくなってしまった。

「妻が、やっぱりララァのことが心配だ、受け入れられないんじゃないかと言い出したんです。2日間くらい、そのまま続けていたんですが、仲良くなれそうになかったので、私たちは動物愛護管理センターにレオンを返すことにしました」

世古さんは、レオンくんのために用意していたおもちゃなども全部動物愛護管理センターの人に渡した。「飼ってあげたいけど、飼ってあげられないと号泣しました」

ただ、いざいなくなると寂しさが押し寄せてきた。

「動物愛護管理センターに電話をしたら、まだ譲渡されていないということだったので、ケージを用意してレオンを迎えることにしたんです。今度は2匹が一緒にいられるまで1年かかっても2年かかってもいいと覚悟していました」

最初、レオンくんをケージに入れて、少しずつ慣らしていったら、今度はララァちゃんも受け入れてくれた。

レオンくんは、ララァちゃんに近づいたり、ララァちゃんが寝ているとそばに行ったりしたがる。ただ、ララァちゃんは、あまり激しく絡まれるとギャーっと怒る。来客があると仲良くなって、それ以外の時はつかず離れずという不思議な関係が続いている。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:35 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月10日

にゃんぱく宣言「猫を外に出してはいけない」は実践できる? 猫飼育に特化した物件も

Yahoo! JAPAN



テレビで流れるACジャパン(旧・公共広告機構)のメッセージで増えているのが、「ペットを大事に育てましょう」というもの。飼っている犬や猫を身勝手に捨ててはいけない、というメッセージには、大きく頷くことができる。

「飼えない数を飼ってはいけない」も同様。近年、分譲マンションでは飼ってもよい数を制限してペット飼育可能になっているところが多い。適正数を超えるのは、ペットにとっても、近所にとっても問題ありになるだろう。

 メッセージのなかで、最近、あっそうなんだ、と驚いたのが、「猫は外に出してはいけない」というもの。

にゃんぱく宣言 (支援キャンペーン)

 猫を飼っている身として気になるメッセージだ。

猫は外に出さないほうが長生きする
 調べてみると、家のなかだけで飼った猫は、ときどき外に出す猫よりも長生きするというデータがあった。

平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査 結果

 この調査によると、猫の場合、「家の外に出ない」猫の平均寿命は15.97歳、「家の外に出る」猫の平均寿命は13.63歳と寿命に大きな差があった、とされている。

 その理由についての説明はなく、データの取り方に関する詳しい説明もないので、詳細はわからない。が、外に出せば、交通事故にあう可能性があるだけでなく、他の猫に噛みつかれて病気に感染することもある。その結果、長生きしにくい、ということだろう。それに加えて、外に出した猫は帰ってこないことがある。帰ってこなければ、ペットにとっても飼い主にとっても悲しい。

 犬のように首輪とリードを付けにくい猫は、放し飼い状態になりやすい。以前の日本では、猫は気ままに家の中と外を行き来するのが当たり前だった。しかし、今は、不幸な出来事を減らして長生きさせるため、そしてむやみな繁殖を抑えるために、外に出さないほうがよい、ということになっている。

 実際、私も以前飼っていたアビシニアンを出入り自由にしたら、ある日帰ってこなくなった。事故にあったのか、他の猫に追いかけられて帰り道が分からなくなったのか、はたまた誰かに連れて行かれたのか……とにかく、外に出したために、ペットを失った経験が私にもある。

広まっている「ペットは家で飼うもの」
 「猫は外に出してはいけない」といわれるようになった背景には、「外に出ないでも済む猫」が増えたこともあるだろう。ペットショップで購入された猫、知り合いから生まれたばかりでもらわれてきた猫の多くは、外の世界を知らず、家の中で暮らし続けてもストレスを感じないのだろう。

 世の中も「ペットは家の中で飼う」のが当たり前と思うようになっている。

 一戸建てに住むある人が大型犬を庭で飼っていたら、ご近所から動物虐待だといわれたという。家の中に入れてあげないのはかわいそうとみえたのだろう。

 もちろん、大雨の日や寒い日、暑い日は室内に入れる。が、それ以外は、外のほうがよいだろうと、新築時に建築士と相談し、犬を飼いやすい床や日陰づくりを考えて外に出した。

 それでも「動物虐待」といわれてしまうので、泣く泣く大型犬を親類の家に移した。別荘地のような場所に住む親類で、広い庭でのびのび暮らせば「かわいそう」にはみえないだろう、と。

 大型犬でもそうなのだから、小さな猫を家に外に出すなど言語道断となりそうだ。

家で飼うための工夫を凝らした賃貸住宅も
 現在、「ペットを室内で飼える」家は確実に増えている。

 一戸建てはもちろん、マンションやアパートといった集合住宅でも「ペット可」となっているケースが増加。建物入り口に「ペットの足洗い場」と「ペット用トイレ」があり、散歩中に回収した汚物を流せるようにしているマンションもある。さらには、犬の運動場として「ドッグラン」を設ける都心マンションもある。

 分譲マンションだけでなく、賃貸マンション、アパートにも「ペット可」物件が増え、なかには、家で猫を飼いやすくする特別な工夫を凝らした集合住宅も生まれている。

 そのひとつとして、東京都北区に昨年完成したのが「ブランシエスタ王子」。「マンションのことなら」のCMで知られる長谷工コーポレーションがつくった賃貸マンションだ。

 全120戸には、「土間のある家」や「キッチンスタジオのある家」「サイクリストが暮らす家」など、これまでにない提案を盛り込んだコンセプトルームが12タイプ用意されており、そのなかに、「猫と暮らす家」と名付けられた住戸がある。

 「猫と暮らす家」には特殊な工夫が2つ盛り込まれていた。

 まず、玄関前とバルコニーに出る窓の前に、それぞれ格子状の室内ドアを設置。いずれも、猫が飛び出さないようにする工夫だ。室内ドアを閉めてから玄関ドアや窓を開けることができるので、飼い主は安心である。これ、地味な工夫だが、飛び出し防止のため、大いに役立つはずだ。

 2つ目の工夫は室内に猫の遊び場があること。まず、住戸室内の壁に階段状の木製棚を付けている。目で追って行くと、部屋中央には天井から下げられた幅15〜20センチほどの通路があり、猫がこの通路まで少し苦労しながら到達できるようになっている。

 一部がトンネルになっているこの通路は、キャットウォーク。キャットウォークには「足場」の意味もあるが、ここでは文字通り猫のための通り道だ。

ブランシエスタ王子につくられた「猫と暮らす家」。猫にとって楽しそうな室内になっている。このほか、爪で傷つきにくい内装にするといった工夫も凝らされている。筆者撮影
 猫を外に出さないためには、家の中を猫にとって楽しい空間にすることも推奨されている。その推奨通りの住まいになっているわけだ。

 なお、「猫と暮らす家」は入居済みで、現在、借りることはできない。このような住宅がもっと増えてゆけば、「猫は外に出してはいけない」という教えも守りやすいだろう。しかし、その数はまだまだ少ない。

ちなみに、我が家の猫は……
 アビシニアンを失った我が家では、しばらく猫を飼うことがなかった。が、結局は、猫のいる生活に戻ってしまった。今、我が家には4匹の猫がいる。一戸建てなので、数の制限はない。

 そのうち3匹は家の縁の下で生まれた兄弟。もう1匹、台風が近づく夜に私が拾ってきたランという名の猫がいるのだが、なかなか「外に出してはいけない」の教えを守ることができず、忸怩たる思いでいる。

 そのいきさつは、ブログに書かせていただいた。

愛猫ランは、目下のところ「庭だけ外出OK」

 猫好きな方に。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:34 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月07日

「地域猫」と共存共栄を図るには? 人とペットの赤い糸

Yahoo! JAPAN



【人とペットの赤い糸】

 好き嫌いを含め、猫に対してさまざまな考えを持っている人たちがいると思う。しかし、命ある猫がすぐに殺処分されても良いと思っている人はほとんどいないはずである。

 地域猫とは、飼い主がいない猫を地域住民が共同でケア、管理することで、人と猫が共生できるようにした猫のことである。地域猫活動は、地域住民やボランティアの方々が、不幸な猫をなくすことを目標にした活動だ。

 公益財団法人日本動物愛護協会の計算によると、1組のオスとメスの野良猫を放置すると、3年後には約2000頭に増えることになる。

 主な地域猫活動の一つが、野良猫の繁殖を防ぐために行うTNRである。Trap(捕獲・保護)、Neuter(不妊去勢手術)、Return/Release(元の場所に返還)の略である。自治体によっては手術のために助成金の援助や捕獲器を貸し出すところもある。

 TNRよりもさらに進んだ活動がTNTA活動だ。最後のTAは、Tame(人に慣らす)、Adopt(譲渡する)ところまでフォローすることであるが、こちらは明確に効果があるとされている。

 不妊去勢手術を受けた猫は、野良猫で手術されていない猫と区別がつくように、耳先に小さくV字の切り込みを入れて手術済みであることを示す。桜の花びらにも似ているので、「さくら猫」とも呼ばれている。殺処分の対象になることを防ぐ印にもなる。

 他にもさまざまな活動がある。公衆衛生と健康管理の面から、フードは時間を決めて与え、後片付けをしっかりと行う。フードを置いたままにすると、他の地域から猫が侵入してくる。

 トイレはフードを与える場所の近くに確保し、猫の糞(ふん)尿処理をきちんと行うことも大切だ。人畜共通感染症への対策も必要となる。猫が民家の庭に入り、排泄(はいせつ)などの行動により、盆栽や花などに被害を与えないように、また、飼い猫に危害を加えないように、生活圏を守る活動も大切だ。

 地域猫の活動によって、殺処分や苦情が減り、地域住民の結びつきが深まったとの報告もある。しかしながら、活動の賛成派と反対派の意見統一ができないまま活動を開始し対立したケースもある。事前に十分な話し合いをして、地域猫と共存共栄する方法を見つけ出し、合意することが大切だ。

 人は昔からさまざまな種類の動物と共存共栄を図ってきた。地域猫は、近隣住民とのコミュニケーションの潤滑油ともなり、高齢者の生活のハリに繋がり、子供たちの情操教育にも役立つ。

 筆者もこれまでの経験から、野良猫をできるだけ家に迎え入れることを薦めたい。そうすることで、感染症や交通事故から猫を守ってあげることができる。

 ペットフード協会の調査データでは、外猫を内猫にすることにより、寿命も2・34歳延びる。有効な地域猫活動から、地域猫と共存共栄を図り、人とペットの赤い糸につながることを期待したい。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野良ネコが増え続けるオーストラリアで「1世帯2匹まで」のネコ規制条例

Yahoo! JAPAN



<2020年から施行される条例ではネコの夜間外出禁止令も制度化される>
全国的に野良ネコが増加し、野生動物への悪影響が問題となっているオーストラリアで、飼いネコの数を「1世帯あたり2匹」に制限する条例を導入する町があらわれた。

【ニュース動画】豪政府、野良ネコ200万匹殺処分へ

オーストラリア南部アデレード近郊の町マウントバーカーでは、2020年以降、夜8時から朝7時までの夜間にネコを屋外で放し飼いにしておくことが禁止される。この夜間外出禁止令を破ったネコは、飼い主のもとに返されるか、施設に収容されるか、または新しい飼い主のところに引き取られる。

一方で飼い主はネコの登録を義務付けられ、迷子になったネコを飼い主に戻すことができるようになる。

「条例で重要なのは、ネコの迷惑行動に対処することだ」と、町議会は声明で述べている。

声明では、「攻撃的な行動や不愉快な騒音、悪臭によって、住民の平穏、安らぎ、利便性を侵害した」場合、ネコは「迷惑」と定義されている。さらに、環境を破壊したり個人の所有物を損壊した場合、また土地の所有者の同意なしに立ち入ったり、排便、排尿した場合にも「迷惑」と見なされる可能性もある。

<去勢措置や近隣住民の許可が必要>

町議会ではまずネコの飼い主と話し、それでも迷惑行動が収まらない場合には「法的措置を講じる」としているが、この文言が何を意味するかは不明だ。

マウントバーカー町議会は、一般住民の調査メンバーを含む審議会の開催を経て、条例の草案を作成。条例には試行期間が設けられ、最終的には適用除外や罰金、法的措置などの詳細が決められる。

すでに2匹以上のネコを飼っている住民はこの条例の適用外となる。しかしその場合でも飼い主は、議会に申請して許可を得る必要がある。また去勢措置を施したり、ネコを飼うことへの近隣住民の許可も直ちに取得しなければならない。

2匹以上のネコを飼う世帯主は、当局が定義する「不衛生、迷惑な状態」を生じさせないよう注意しなければならない。議会は、ネコに関する苦情を受けたり、ネコが夜間に外出しているのが認められたりしたら、飼うネコを増やすのを認めないケースもあると忠告している。


<夜間外出禁止令はネコにも有益?>
町議会は、この条例がネコの安全を確保し、環境への負荷を軽減するために定められた、と説明している。飼えるネコの数を規制することで、望まれない子ネコが生まれて別の飼い主に引き取られる必要が生じることを防ぐ効果が期待されている。

「増えすぎたネコが住民の健康や福祉上の問題、生活の迷惑などにならないよう、行政側の問題対処能力を構築することにもなる」と、町議会は声明で述べている。

「夜間外出禁止令は、住民の大切なネコにとって有益だ。ネコにとって最も安全な場所は屋内で、迷子になったり、車にはねられたり、他のネコと喧嘩になったりするリスクもない」

アン・ファーガソン町長は、英ガーディアン紙の取材に対して、自分は「ネコ愛好家」だが、条例は地元住民からの抗議を受けて策定されたと語っている。

「住民にはネコを愛し、寛容な人の方が多い。ネコ嫌いの人たちも存在するがきわめてまれだ」と、ファーガソンは言う。

オーストラリア政府は、他の野生動物を保護する目的で、2020年までに200万匹の野良ネコを殺処分する計画を明らかにしている。

カシュミラ・ガンダー
posted by しっぽ@にゅうす at 07:58 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする