動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年12月14日

民家に猫100匹世話できず 多頭飼育崩壊相談増

Yahoo! JAPAN


ふん尿の臭いが立ち込める薄暗い部屋で、いくつもの大きな目が、息を潜めてこちらを見つめる。県内のある一軒家。そこに居た猫の数は約100匹。世話が行き届かない状態の「多頭飼育崩壊」だった。猫の保護団体によると、近年相談が増える傾向にあるといい、不妊手術をするなど適切な世話をするよう求めている。だが家屋内は外から状況が確認しにくいため発見が遅れ、「解決が難しいのが現状」(自治体担当者)だ。

民家に猫100匹世話できず 多頭飼育崩壊相談増
保護団体が用意したケージが置かれた室内=今年9月下旬、県内の民家
近隣から苦情 家主「不妊していれば」
 餌の声を掛けると、「ドドドドドー」という大きな音とともに、台所や2階からも数十匹が集まってきた。痩せ細り、近親交配の影響か病気があるような猫もいる。
 この一軒家は60代男性が1人で暮らしていた。男性によると、両親と住んでいた十数年ほど前に2匹飼い始め、その後「どんどん増えていった」という。床は土のように乾燥したふんや毛がこびりついていた。
 近所からは苦情の声が上がり、住民は「猫が庭を通り風が吹くと臭う。20匹ぐらいいるのだろうか」と迷惑そうに話した。屋内の状況はよく分かっていない様子だった。
 男性は猫が増えすぎ、「病院代や餌代で給料がほとんどなくなることもあった」。仕事が定年を迎えると今後に不安がよぎり、猫の保護に取り組む団体に相談。「NPO法人西濃地域猫の会」(大垣市)と「犬猫みなしご救援隊」(広島市)が協力し、11月中旬まで約3カ月かけて保護した。栄養状態を改善し、犬猫みなしご救援隊が引き取る。
 西濃地域猫の会理事の野村まりさん(46)によると、屋外で飼う猫も含めた「多頭飼育崩壊」の相談は一昨年、昨年はなかったが、今年は3件受けた。「近年、表面化するケースが出てきた」という。
 街中の野良猫に対しては、自治会が餌やりやトイレ掃除などのルールを決めて世話をする「地域猫活動」がある。県動物愛護センター(美濃市)は自治会の依頼を受けて無料で飼い主のいない猫の不妊手術をした後、地域に戻している。
 しかし、屋内は外から状況が確認しにくい。特に飼い主が地域で孤立しているケースでは事態が発覚しないまま猫が増え続ける悪循環に陥ることもあり、行政は対策に頭を抱えている。
 野村さんは「猫が好きなことと、大切にすることとは違う。不幸な猫を増やさないためには不妊手術は必要」と飼い主の責任に言及する。
 男性は「増えないうちに不妊しておけば自分も猫も幸せだった」と後悔を口にした。

岐阜新聞社


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ネコノミクス2兆円が“不幸な猫”を救う

日刊SPA!


ここ数年、猫関連の産業が絶好調で、空前の“猫ブーム”と言われている。「動物を商売に利用している」との批判も多いが、実はこのブームが不幸な猫を減らすために一役買っていた!!

ねこ「この『ネコノミクス』と呼ばれる経済効果は、関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によると、年間約2.3兆円(’15年)とのことです」と語るのは、「ねこ経済新聞」編集長代理の廣田清さん。

 東京五輪の経済効果が、招致が決まった’13年からの18年間で32.3兆円というから、1年あたり1.8兆円。ネコノミクスは五輪の経済効果も上回っている計算になる。

 しかし、これに対して批判も多い。「動物を商売のネタにしているのではないか」という点だ。だが、「最近は保護猫に注目が集まってきていて、ネコノミクスの恩恵が猫自身に回るものが増えてきました」と廣田さんは語る。

 全国各地に保護猫を飼う猫カフェが増え、里親探しも頻繁に行われるようになった。猫が店長や店員という設定の店、猫と一緒に行うヨガ、猫好き限定の婚活や合コンなど、単なる商売ではなく、保護猫にお金が回るような仕組みが続々とできている。入居者が保護猫の世話をする「猫付き賃貸物件」というものまで登場した。結果的に猫の事故死や病死、殺処分が減ることにつながっている。

 その顕著な例が東京都千代田区で、行政と民間団体の協力により6年連続で猫の殺処分ゼロを継続中だ。全国的にも’12年度の12万匹から’16年度には4.5万匹と、猫の殺処分は激減している。<取材・文/北村土竜>


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2017年12月13日

動物愛護・命の大切さを学習 児童らがこにゃん市長に報告/滋賀

Yahoo! JAPAN

湖南市の小学校では、動物愛護や命の大切さを学んできた児童たちが、特別ゲストを招いて、学習の成果を発表しました。
湖南市の下田小学校で行われた授業に現れたのは、仮想都市「こにゃん市」の市長、ネコのジュリアーノです。現在2期目のジュリアーノ市長は、年間で20回以上地域のイベント会場や学校などを訪れ、動物愛護の取り組みを盛り上げています。
授業では、3年生児童が湖南市にある県の動物保護管理センターを訪れて、学んだことをジュリアーノ市長に発表しました。
もともとは捨てネコだったジュリアーノですが、3年前に瀕死の状態で倒れていたところを下田小学校の児童に保護された縁があります。児童との交流を心待ちにしていたジュリアーノは、飼い主で秘書の豊永さんが代弁する形で、児童たちに動物愛護に対する思いを伝えていました。


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2017年12月12日

猫の爪研ぎで部屋が傷だらけ 住環境の見直しで防止できる!

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爪研ぎ器のサイズ、安定性が重要
 専用の爪研ぎ器を置いているのに、壁や柱など傷つけてほしくない場所で爪研ぎをしてしまう猫ちゃんは多くいます。この場合、まず“猫にとって”適切な爪研ぎ器を適切な場所に置いているかどうかを検証する必要があります。

【写真特集】毎日がお祭り やんちゃすぎる猫たち

 爪研ぎ器には大きく分けて、箱のような床置き型、丸柱に麻縄などを巻きつけた丸太型、壁やコーナーに貼り付ける型があります。いずれの場合も長さに加えて、猫が乗れるだけの十分な幅があって(20センチ以上目安)、力を入れて引っかいても動かないようにしっかり固定させる必要があります。

 素材も段ボールや麻布、麻縄、綿ロープ、カーペット生地などがあり、形と同様に猫によって好みが異なるので、可能ならいくつか試すといいでしょう。

 爪研ぎにまではならなくても、決まった壁や柱に爪を立てる場合は、なんらかの理由があります。たとえば、猫は起き抜けに背伸びをするもので、寝床から出たところの壁に寄りかかって背伸びをしたりすると、爪が引っかかってついガリッとやってしまうものなのです。こうした場合は、無理にやめさせようとするのではなく、その壁に貼るタイプの爪研ぎを貼ってあげて、猫に満足させながら壁を保護するようにしてあげましょう。

猫の爪研ぎで部屋が傷だらけ 住環境の見直しで防止できる!
猫の通路になる背もたれもカバーで保護
他の猫の気配でマーキングしていることも
 また、環境によっては自分の存在と縄張りをアピールするために、マーキング的に爪研ぎをすることもあります。野良猫が多いエリアの一軒家や、多頭飼いの家などに多くみられ、窓から他の猫が見えるだけでも爪研ぎやスプレー行為(尿をスプレーのように壁などに吹きかける行為)をすることもあります。

 また、猫は鼻がとても敏感なので、飼い主が外出先で他の猫と遊んで、そのニオイを持ち帰ったりするだけで、爪研ぎにつながってしまうこともあります。

 中には飼い主が家に入る前に着替えるよう推奨する専門家もいるほどですが、さすがにそれは現実的ではないので、足拭きマットを玄関の外に置いて、よく足の裏を拭いたり、大きめの爪研ぎを玄関ホールにも置いてあげるといったことを試してみるのもよいでしょう。

飼い主と自分のニオイを混ぜる?
 猫は自分のニオイと飼い主(家族)のニオイを混ぜて、それをかぐことで安心します。自分のニオイがたっぷりついたお気に入りの爪研ぎや、お気に入りの場所に飼い主の服のお古を置いてあげたりして、安心させてあげるのもおすすめです。

 飼い主がいつも座っているソファーなど、大好きな人のニオイがたっぷりついている場所や物があると、猫は自分の体をこすりつけたり、爪をひっかけたりしてボロボロにしてしまうことがよくあります。これも自分と飼い主のニオイを混ぜるのが目的で、生態的に仕方のないことです。やめさせることはできないので、ある程度あきらめも必要になります。

 逆に、爪を立てても、ほつれる程度で済むような、頑丈なマルチカバーなどをかぶせるのも良いでしょう。麻や綿で編まれたフロアマットにもなるようなマルチカバーが市販されており、比較的安価で丈夫なものが手に入ります。

◇困る爪研ぎを減らすポイント
1)爪研ぎ器のサイズ、安定性を確認
2)猫の寝床近くは要注意
3)他の猫のニオイを家に持ち込まない
4)猫のお気に入りにはカバーを

(金巻とも子:一級建築士、一級愛玩動物飼養管理士)

sippo(朝日新聞社)


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2017年12月10日

猫と寄りそい避難生活 ぬくもりが支えに

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2016年4月16日未明、熊本県菊池市内の自宅がグラリと揺れた。震度6強。熊本地震の本震だった。その瞬間、派遣社員の藤田裕子さん(54)が目にしたのは、倒れてくる本棚とその方向に向かって走り出す雌猫・梅子(推定3歳)の姿だった。

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 直後に停電。「梅子! 梅子!」。暗闇の中で繰り返し名前を呼んだが、鳴き声は聞こえなかった。仕方なく、雄猫・トラ(推定2歳)と庭に避難した。

 朝になって屋内に戻ると、家具類はすべて倒れ、窓枠はゆがみ、風呂場の天井が一部落ちていた。倒れた本棚の下に梅子が埋もれているかと思うと、片付ける気力がわかない。庭にとめた車の中で迎えた2日目の朝。開け放っていた車のバックドアから、朝露にぬれた梅子がそうっと入ってきた。

 それから約1週間、1人と2匹は屋外での避難生活を続けた。藤田さんはこう振り返る。「2匹とも犬みたいに私につきまとって、離れないんです。余震がなかなかおさまらず私も不安だったのですが、猫たちはそれ以上に不安だったのでしょう」

猫と寄りそい避難生活 ぬくもりが支えに
藤田裕子さんと猫たち
 片付けなどで動き回る藤田さんを追いかけ、2匹はどこまでもついてきた。夜、車内で寝る時は、両腕が猫の枕になった。「2匹からぬくもりをもらい、励まされながら過ごした1週間でした。この子たちがいたから、公的援助のない自宅庭での避難生活を頑張れました。本当に心強かった」

 藤田さんの避難生活を支えた2匹は、元は飼い主のいない猫だった。梅子は14年6月、熊本市動物愛護センターから譲り受けた。手のひらに乗るような、小さな子猫だった。トラは15年12月、勤務先に捨てられていたのを保護した。「肉がほとんどついていなくて、スカスカに痩せていました」

 最初は2匹を自宅のネズミ捕り要員と考えていた。名ハンターのトラは「ニャッ、ニャッ」と「子猫のような最高にかわいい声」(藤田さん)で鳴きながら、獲物をくわえてきた。トラのおかげか、ネズミの姿が減った。梅子はネズミを追わない猫に育った。今はネズミを追っても追わなくても、2匹ともが大事な家族だ。

 2匹は毎日、運動会のように家の中を走り回る。来客があると、人なつこく出迎える。「一人暮らしなのににぎやか。退屈しません。えさ代やワクチン代を稼がないといけないから、張り合いにもなる。大切な同居人たちです」

sippo(朝日新聞社)


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2017年12月08日

尿量増加に注意、猫の腎臓病

毎日新聞


高齢の猫の多くが苦しむ腎臓病。予防が難しいうえ、根本的な治療法はなく、常に死因の上位に挙がる。病気の進行を遅らせるには、早期の診断と対処が重要だ。飼い主にできることを、猫専門病院「東京猫医療センター」(東京都江東区)の服部幸(ゆき)院長に聞いた。

 腎臓には、血液中の老廃物を尿として排出したり、体内の水分バランスを調節したりする役割がある。腎臓の細胞が何らかの原因で壊れ、この機能が徐々に低下していく状態が「慢性腎臓病」だ。発症メカニズムに不明な点が多いものの、人や犬に比べ、猫は構造的に慢性腎臓病になりやすいと考えられている。

●「15歳以上の半数」

 15歳以上の約3割が腎臓病という過去の研究もあるが、服部院長は「実際に診療しているともっと多い印象です。8歳くらいから増えはじめ、15歳以上の猫の半数程度は腎臓病で苦しんでいるのでは」と話す。良質な食事や水、毎日の歯磨きといった健康管理で、病気のリスクはある程度下げられる。「しかし残念ながら、確実な予防法はありません」

 さらに、腎臓に異変があってもすぐには症状が出ないため、気づくころには病気はかなり進行している。服部院長によると、食欲不振や体重減少といった症状が表れた段階では、すでに腎機能の約9割が失われている。そうなる前に、飼い主が気づく最初のサインは、尿量の増加だ。同時に水を飲む量も増える。健康なうちから尿量や飲量を把握し、少しの変化でも見逃さないことが大切だ。「多飲多尿は腎機能の約6割が失われた状態。少しでも早く見つけるには、定期的な健康診断が欠かせません」と強調する。

 ●健診で早期発見

 腎臓の機能を調べるには、まず血液検査でクレアチニン(Cre)と尿素窒素(BUN)の数値をみるのが一般的だった。いずれも腎臓から排出される老廃物で、これらの血中濃度が上がり基準値を上回れば、腎臓がうまく働いていない可能性がある。昨年、新たな判断材料として、SDMA(対称性ジメチルアルギニン)という値が加わった。クレアチニンは腎機能が約75%低下して初めて上昇するのに対し、SDMAは最新の研究で、平均40%の機能低下でも上昇したという。

 ただし、どんな病気も血液検査だけでは判断できない。人でも動物でも、個体差がある。服部院長は「基準値を上回っていても健康な場合もあるし、逆に基準値内であっても、問題がないとは絶対に言い切れません」と念を押す。東京猫医療センターでは血液検査のほか、尿検査とエコー検査をして、尿の濃さや腎臓の画像などから、腎臓病かどうかを総合的に判断するという。

 「猫は不調を隠します。腎臓病に限らず、ほとんどの病気はかなり悪化するまで気づきにくい。10歳ごろまでは毎年、それ以降は半年に1回の健康診断を推奨しています」

 ●進む薬の開発

 では、愛猫が腎臓病と診断されたらどうすればいいのか。一度失われた腎臓の機能は元には戻らないが、適切な食事療法と薬やサプリメントの併用で、進行を遅らせることができる。

 近年は薬の開発が進み、直接腎臓に働いて機能の低下を抑えたり、腎臓にかかる負担を軽減したりする薬が登場している。療養食も種類が豊富で、味も改良されてきた。「薬は通常、効能に加えて飲みやすさや副作用、飼い主の経済的負担を考慮して処方します。薬も療養食も、獣医師とよく相談しながら、猫の状態や好みに合わせたものを選ぶことが大切です」【曹美河】

posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護猫と飼い主を縁結び…新潟、上越

読売新聞


 保護された猫と新しい飼い主の出会いの場が11月、県内にオープンした。新潟市中央区三和町に「里親さがし猫カフェ〜おっぽ〜」が開店したほか、上越市にも同様の店舗が登場。それぞれの店主は「保護した猫を家に迎える文化を広げたい」と口をそろえる。

 2階建ての空き家を改装した「おっぽ」には、白、茶、灰色など1歳3か月程度の猫5匹が暮らす。いずれも、昨年10月に新潟東港付近で動物愛護団体「あにまるガード」(新潟市西蒲区)に保護され、店主の神田弘樹さん(39)が受け入れた。

 神田さんは約10年前から猫を保護し、引き取り手を見つける活動を続けてきた。譲渡会で約30匹を新たな飼い主と引き合わせてきたが、「飼い主が絶えず見つかる場所を作りたい」とカフェの開店を決めた。

 今年1月、勤めていた食品工場を退職。約50件の物件の中から約10年間使われていなかった空き家を見つけた。貯金から200万円の費用を工面し、押し入れを取り払うなどして改装。こたつや椅子などは猫好きの知人らから譲り受けた。

 猫が暮らすのは、1階和室と2階洋室の計約36平方メートル。ケージで展示される一般的な譲渡会と違い、一般住宅のような空間で寝転がって遊ぶなど自由気ままに過ごしている。神田さんは「日常空間で猫と触れ合える方が飼った後のイメージがしやすい」と語る。

 県生活衛生課によると、2016年度は県内で2206匹の猫が保護され、933匹が殺処分された。神田さんは「引き取り手を待っている猫は驚くほど多い。命を助ける意味でも猫を見に来てほしい」と話した。

 おっぽの猫は、去勢・不妊手術などを含む費用(オス2万円、メス2万5000円)を支払えば、引き取れる。営業時間は平日午前11時〜午後7時、土日祝日午前10時〜午後6時。木曜定休。ワンドリンク付きで30分500円から。希望すれば抱っこも可能。問い合わせは神田さん(090・8306・9178)へ。

 上越市富岡には保護された猫と触れ合えるサロン「しっぽのはぴえる」がオープン。店主の泉田美代子さん(54)は「家庭で飼われる方が保護猫も幸せ。縁を感じたら、もらっていってほしい」と話している。営業時間は午前11時〜午後6時。月曜定休。30分600円から。問い合わせは同サロン(080・6774・2211)へ。

2017年12月04日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする