動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年12月14日

ひとりぼっちのお母さん 〜繁殖犬だった老犬を引き取った話〜

ネタりか


保健所のホームページを見ていると

この子は載ってから1週間以上もたつのにまだ決まってない…この子より後から載った子はすぐ飼い主が決まるのに…11歳ていう年齢だからかな。そう思いながら、ある老犬の情報が気になって見ていました。
募集期間も迫ってきていたので、問い合わせて見に行ってみることにしました。

保健所のホームページの写真

保健所に行ってみて

保健所から少し離れた、吠えても何をしても誰にも気付かれなさそうな建物の中にその子はいました。
ドアを開けると尻尾を振りながら寄ってきてくれました。個室の中に1人でいるのに、繋がれている為自由には動けず。こんなところに1人ぼっちでいるんだ。そう思いました。

ブリーダー崩壊という現実

ホームページには飼い主のやむを得ない事情と書いてあったので、保健所に来た理由を聞いてみるとブリーダー崩壊でした。私は飼い主が1人で飼っていて、病気したか亡くなったかで飼えなくなったのかなと思っていたので、現実を聞いて驚きました。

歯がない繁殖犬

その子はほとんどの歯がありませんでした。度重なる出産で栄養がそっちに持っていかれたからではないかと。産んでは取られ、産んでは取られ、あげくの果てには保健所行き…。
その子を見ながら話を聞いていると泣いてしまいそうになり、詳しい話はあまり聞けませんでした。

その場では決められず…

放っておけないとは思ったものの、お留守番の時間があるため、その場で飼うかどうかは決められませんでした。母に泣きながら電話をしたところ、「残りの余生少しでも笑って過ごさせてあげられたらいんじゃない?」そう言われ、その子を引き取る決断をしました。

慣れるまで

やはり、慣れるまでは大変でした。ホームページにはお散歩に行くまでトイレは我慢している様子と書いてあったのですが、何回も家の中でおしっこをしていました。老犬ということもあり、そこまで厳しくしつけをしたくなかったので、トイレを覚えてもらうのはそこまで求めていませんでした。

家にきて1ヶ月

家にきて1ヶ月の写真

家の中でおしっこをしなくなりました。すごいな。偉いな。そう思いました。
お座りもできるようになり、名前も覚えてくれました。なついてくれて、仕事から帰ってきたらジャンプして飛び付いて喜んでくれるようにもなりました。

私も最初は若い子が良いと思っていました。

初めて海へ連れていった写真

この子を引き取ってみて思ったのが、老犬も良いなと言うこと。その子のある程度の性格がわかる為、育てやすいと思うし、落ち着いています。

ペットショップの子犬可愛いですよね。でも、老犬にも目を向けてほしい。年だからという理由だけで、誰にも見向きもされない。年だからいらない。悲しすぎませんか?犬は使い捨てじゃないんです。

確かに長生きはしないかもしれません。だけど、老犬には老犬の良さがある。老犬でも可愛いです。
ペットショップへ行く前に、保健所へ行ってみて下さい。どんな所でどんな風に過ごしているのか。

老犬の良さを少しでも知ってもらえ、年だからという理由だけで見向きもされない状況が少しでも無くなってくれたら嬉しいです。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:46 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

辻希美の”愛犬の妊娠”に動物虐待疑惑?無神経すぎる行動に批判殺到

ネタりか


辻希美(30)が、愛犬のクックが自宅での出産を終えたことをSNSで報告した。クックは2匹の赤ちゃんをみごもっていたが、そのうちの1匹は先天性の病により生まれて間もなく息を引き取った。もう1匹は母親となったクックのオッパイを元気いっぱいに探しているとのこと。

 11月末に「この度新しい命を授かりました」とクックの妊娠を明らかにして以来、クックの妊娠生活の様子をことあるごとにブログにアップしてきた辻。コタツで休んでいるクックを強引に写真に収めたり、気になるからと言ってむやみやたらに抱っこしてみたり……愛犬の出産を見守る立場とは思えない責任感のない辻の行動に批判が集まっていた。

 そんなクックが出産を終えたことを辻は12日のインスタグラムで、「今日クックが二頭の赤ちゃんを出産しました。でも、一頭目の赤ちゃんが「腹壁破裂」という先天性の病気で、息をひきとりました。でもクックが諦めずにずっと赤ちゃんを舐めてあげてる姿を見て涙が止まりませんでした」と涙ながらに報告した。

 さらに辻は、「母性って凄いですね 今回のこの出産で私も子ども達も凄く貴重な経験をさせてもらいました。この経験と感動は一生わすれません。天国に行っても家族です。産まれてきてありがとう‼︎ 大好きだよ」と締めくくっている。

 しかし、辻のこうした投稿に一部のファンからは「子供の世話も躾も出来てないのに飼い犬に出産させて仔犬増やすなんて論外」「本当にクックを大切に思うなら、今は絶対妊娠じゃない。妊娠には早すぎるよ。クックがかわいそう」「望まない妊娠を無理矢理させられて、わけのわからないまま出産になって、生まれた赤ちゃんすぐ人間に取られて。クックが可愛そう」など厳しい批判の声が上がっている。

 1歳3ヶ月の子犬を無理やり妊娠させたことや専門知識もないのに自宅での出産にこだわったことなど、今回ばかりは辻へ愛犬家や動物愛護の観点からも批判が殺到している。辻の動物虐待ともとらえかねない非常識な行動に世間の目は厳しい。

文・内村塩次郎


posted by しっぽ@にゅうす at 07:45 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

犬が誤飲してしまった!モノ別の対処法と予防策

ネタりか

犬が誤飲してしまった際の対処法

材料を見る犬

1.食べ物を誤食してしまった場合

基本的に犬には人間の食べ物を食べさせてはいけませんが、人間が食べる物の中でも食べて良いものと悪いものに区別されます。代表的な例を挙げると、タマネギやチョコレートなどは、犬にとって毒になるため絶対にダメです。

このような犬にとって毒になってしまう食べ物をもしも誤飲してしまった場合、どのように対処すべきなのでしょうか。

これらの食べてはいけないと言われている食べ物は、中毒症状を起こしてしまう可能性が極めて高いです。そのため、誤飲してしまったら、すぐに病院へ連れて行き、獣医さんに対処してもらうことが大切です。

この際、「何を食べてしまったのか」「どのくらいの量を食べてしまったのか」「誤飲してからどのくらいの時間が経過しているか」を詳しく説明する必要があります。この説明によって、どの程度危険な状態であるか、また処置方法も変わってくるからです。

獣医さんに診てもらう際には、曖昧にせず、この3つの点をきちんと把握しておくよう、心がけておきましょう。

2.飲み物を誤飲してしまった場合

コップに近づく犬

人間の飲み物の中には、食べ物と同じように犬が絶対に口にしてはいけない飲み物が存在します。代表的な例がアルコールです。

アルコールは人間の体内では分解されるため、飲み過ぎなければ毒にはなりません。しかし、犬の場合は体内でアルコールが分解されず、そのまま残ってしまうため、悪影響を及ぼしてしまうのです。最悪の場合、死に至るケースもありますので、要注意です。

では、もしも誤飲してしまった場合、どのように対処すべきなのでしょうか。これは食べ物を誤飲してしまった時と同様に、なるべく早く獣医さんに診てもらう事が大切となります。

特にアルコールの場合は24時間以内に処置することが非常に重要ですので、「もしかして舐めてしまったかもしれない」と少しでも疑うようであれば、すぐに病院へ連れて行きましょう。他にもコーヒーは中毒性が高いため、アルコールと同じように病院へ連れて行きましょう。

3.おもちゃを誤飲してしまった場合

犬用のおもちゃや子ども用のおもちゃなど、特に小さいサイズの物であれば、誤飲してしまう可能性も0ではありません。特に子犬は舐めたり口に入れたりすることで、その物を確かめようとする習性がありますので、注意が必要です。

もしも誤飲してしまった場合は、まずは口の中を覗いてみましょう。多くの場合、犬が自ら吐き出そうとしているため、おもちゃが見えかかっていることがあります。その場合には、手を口の中に差し込み、抜いてあげる方法が最も迅速で正しい方法です。この時、飼い主さんが動揺し、誤って喉の奥へと押し込まないよう注意が必要です。

続いて、後ろ足を抱きかかえるようにして持ち上げ、背中を強めに叩いてあげるという方法が挙げられます。これは赤ちゃんに対しても行われることのある方法です。犬の場合、背中というのは肩甲骨の間の部分を中心に叩いてあげると効果的です。吐き出しそうになったら、口を覗き、先ほどと同じように取り出してあげましょう。

おもちゃ以外にも、食べ物や飲み物ではない固形物は誤飲してしまう恐れが考えられます。特に散歩中などは、飼い主さんが注意してみていないと、飼い主さんが見ていない間に拾い食いしてしまう可能性がありますので、しっかり見ていてあげましょう。

誤飲しないための予防策は?

2匹の子犬

愛犬が誤飲しないために、飼い主さんはどのような予防ができるのでしょうか。

まず食べ物や飲み物に関しては、飼い主さんが見ていないところでは置きっ放しにしないという事が最善です。犬が必ず手の届かない場所に保管し、物理的に物に触れられないようにするのです。隠すだけでは匂いで見つけてしまいますので、しっかり高さのある場所に置いておくようにしましょう。

アルコール瓶などを床に置いておくという人もいると思います。しかし、飼い主さんが見ていない内に倒し、割り、中身を飲んだり舐めたりしてしまうかもしれません。なるべく戸棚の中など、犬が見つけられない場所に片付けておきましょう。

おもちゃに関しては、口の中にすっぽり入ってしまうおもちゃをなるべく選ばないようにしてあげてください。もしも選んでしまった場合には、お留守番中は渡さないなど、飼い主さんの管理下で遊ぶ用にしましょう。

ぬいぐるみも中に綿が入っているので危険です。ぬいぐるみを噛み千切り、中の綿を取り出し、大量に誤飲してしまうと窒息してしまう恐れがあります。留守番中はできるだけ控え、他のおもちゃを渡すようにしましょう。

まとめ

クッキーを見つめる犬

いかがでしたでしょうか。食べ物や飲み物だけでなく、おもちゃによる窒息も可能性が0ではありません。最後に紹介したような予防策を実践し、なるべく誤飲しないよう努めていきましょう。

もしも誤飲してしまった場合には、食べ物や飲み物であれば獣医さんへ、おもちゃであれば紹介したような対処法を実践してください。おもちゃが取り出せない場合には、すぐに獣医さんに電話で相談しましょう。



posted by しっぽ@にゅうす at 08:30 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平昌五輪 米議会、アジアに犬肉販売禁止求める 韓国伝統食文化、五輪成否の波乱要因になる?

産経デジタル

韓国伝統の「犬肉食用文化」。国際的な論争を巻き起こしており、2016年7月には美人のイタリア元観光長官が犬食を中断しなければ平昌五輪をボイコットすべきと主張した。30年前の1988年ソウル五輪では欧米諸国へのイメージダウンを避けるため、ソウル市内にある犬肉レストランが閉鎖されたという。ペット人口が1000万人に達する今の韓国では若者の「犬食」離れが指摘され、世論が賛否で激しく対立していると報じられる。米議会下院外交委員会はアジア諸国に犬肉の売買をやめるよう求めた決議案を採択しており、五輪を控え、韓国に食文化への圧力がかけられた格好だ。

 韓国では動物性タンパク質が貴重だった昔、病み上がりなどによく犬肉を食べさせたという。米CBSは1300年代初めから食べていたと解説した。犬の肉を使用したスープ、補身湯(ポシンタン)を夏場の強壮料理として食べられるという。朝鮮日報は年間78万〜100万匹の犬が食用として流通していると報じる。

ところが、最近は家族の一員としてペットを飼う人口が韓国でも1000万人に達し、愛玩犬のためのホテルやグッズなどを含む市場規模は15年で1兆8000億ウォン(約1800億円)に及び、20年には5兆ウォン(約5000億円)台に成長すると見込まれている。

 韓国の世論調査会社によると、15年の1年間に犬肉を食べた男性の比率は50〜60代が半数を占める。韓国のアジア経済新聞によると、05年に520カ所以上あったソウル市内の犬肉専門レストランは、14年には329カ所に減少した。犬肉農場のオーナーは「今では(肉の)選択肢があり、若者はわざわざ犬肉を食べようとはしないし、ペットとして飼う家庭が増えた」と同紙に話している。このため「死に行くビジネス」と評する海外メディアもあるほどだ。

 中央日報は今年9月、動物保護団体がソウル市内で食用禁止法づくりを促進する市民集会を開き、平昌五輪開催を控え補身湯が残っている限り「国際的な恥さらしだ」とし、「動物愛護はあり得ない」と訴えたと報じた。

衛生面でも流通している犬肉は問題があるという。朝鮮日報によると、各市民団体は犬肉が抗生物質まみれと主張している。大学の研究所に依頼した調査結果では93件のサンプルのうち45.2%に基準を上回る抗生物質成分が検出されたという。劣悪な飼育環境などのため病気に対する抵抗力が落ち、抗生物質が乱用されていると推測されている。

 ソウル五輪時には海外の動物保護団体が犬の食用を禁止しなければ五輪をボイコットして韓国製品の不買運動を展開すると韓国政府に食用禁止措置を求めた経緯がある。

 米議会下院外交委員会は11月15日、中国、韓国、タイなどアジア諸国に犬や猫の肉の売買をやめるよう呼びかける決議案を採択したと報じられた。韓国内の五輪ムードが盛り上がらない中、犬食問題も五輪成功のカギを握る波乱要因となりそうだ。韓国にとってまさに内憂外患だ。



posted by しっぽ@にゅうす at 08:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

冬にやりたい犬の散歩対策と気を付けたい3つのこと

ネタりか

冬の散歩は寒くて飼い主さんも少しおっくうになりがちですよね。そうはいっても散歩をしないわけにはいきません。犬は寒いのが得意と思われがちですが、それでも冬の散歩対策は必要です。

今回は「冬の散歩対策と気を付けたいこと」をご紹介します。

冬の散歩

枯葉の上に立つ犬

寒い寒い冬の散歩。飼い主さんはしっかりと着込んで調整をしている中、いつも通りの愛犬の姿を見ると、こんな寒い中を散歩して大丈夫だろうかと気になる方もいるのではないでしょうか。

そもそも散歩をすることは犬の「心身」共に健康でいさせるためには、とっても重要なもの。運動になるだけでなく、生き物にとっては日光に当たることも大事ですし、飼い主さんとのコミュニケーションにもなります。そのため、雨であっても、寒い日であっても、散歩は欠かせないものです。

日照時間が短いのが冬。日が沈むにつれて寒さも増しますし、日光浴の意味でも明るい時間帯に散歩に行きたいところです。特に寒暖の差が激しい冬はその日の気温や天気によって時間を調整することで、犬の負担を減らすことができます。

散歩対策と気を付けたい3つのこと

防寒具を着用して走る犬

なんといっても冬の散歩で対策すべきは「寒さ」に対してです。ぜひ取り入れていただきたい冬の散歩対策をご紹介します。

1.ウォーミングアップをする

手を揉まれる犬

人間でも犬でも「気温の差」は体へ負担をかけます。冬は暖かい室内から、突然、寒い外で出ることになるので、体を寒さに慣らすためにも少しのウォーミングアップを取り入れてみてください。

ウォーミングアップといっても、玄関先で手足のマッサージをしたり、家の中を少し歩かせたりするだけで十分です。寝ていた犬を起こしてすぐに外で出るのが一番負担がかかるため、愛犬が寝ていたなんて時は、ぜひウォーミングアップの上で散歩に出かけてくださいね。

2.防寒具の着用

チワワ

特に小型犬は極端に寒さが苦手です。寒い家の中にいるだけでも体調を崩してしまいます。また、小型犬でなくとも、室内で飼育されている犬は体温調整が苦手になっていることが多いと言います。外を歩けば体が温まるからと油断せずに、体の小さな犬や寒がりの犬には防寒具を着用させてあげましょう。

防寒具の洋服は天気や気温に合わせて、犬のサイズに合ったものを選んでください。また、雨や雪で濡れるような時はレインコートを用意してあげましょう。冷たい地面から足を守るためにドッグブーツを履かせることもできます。ドッグブーツは暑い夏の時期にはアスファルト焼けから犬の足を守り、寒い冬には氷った地面や冷えから足を守ってくれますので、ぜひ取り入れてみてほしいアイテムです。

3.アフターケアをする

ドライヤーする犬

寒い冬の散歩は帰宅後のアフターケアも大切です。雪などで体が濡れた場合は、必ずタオルで水分をふき取り、ドライヤーなどでしっかりと乾かしてあげましょう。いつか乾くからと放置してしまうと、体温を奪われる結果になってしまいます。

また、室内犬は散歩後に足を洗ったり、拭いたりすると思いますが、この際は乾燥に注意が必要です。冬場は特に空気が乾燥しているので、水で洗った場合は肉球クリームなどで保湿をしてあげましょう。濡れタオルで拭く場合も、あまりごしごししてしまうと乾燥を助長するため注意が必要です。冬場はこのタイミングで、肉球を怪我していないか、荒れていないか、割れていないかなど観察してあげましょう。

まとめ

雪の中を走る犬

犬の寒さへの耐性は犬種によっても、個体によっても大きく異なります。また、どんなに寒さに強い犬種でも、年齢を重ねていたり、心臓が弱っていたりすると寒さに負けてしまう子もいます。また、どんなに寒くても洋服などの防寒具は犬によってはストレスになる場合もあります。

夏場であれ、冬場であれ、しっかりと愛犬の特性や体力を理解し、様子を見ながら散歩をしてあげましょう。対策を行い、少しでも毎日の散歩を楽しいものにしてくださいね。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:16 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬が「噛む」のはワケがある

ニューズウィーク日本版


<噛むのを止めさせるには、犬の性質を理解して訓練するのが重要>

仕事を終えて帰宅したら無残な姿に変わり果てたスリッパと、少し離れた所からうらめしそうにこっちを見る愛犬――。

犬を飼う人にとってはあまりに馴染み深いエピソードかもしれない。

単に寂しさから来るやつあたりだと思われがちだが、実は犬の「噛む」という行為にはもっと深い意味があるそうだ。イギリス犬猫行動協会のコリン・テナント会長が科学ニュースサイトの「ライブ・サイエンス」に明かした。

なぜ「噛む」のか理解することから

極端な例かもしれないが、1日の仕事でくたくたになった状態で自分のお気に入りのスリッパや毛布などがボロボロになっているのを発見したら、犬を叱りたくなるのが率直な気持ちだろう。しかしここで心に留めておきたいのは「犬が噛むのは人間が部屋のドアを開けて中の様子を伺うようなもの」ということ。「犬には(人間の手のような動きをする)手がないので、その分を口の機能で補う」と30年間犬の行動について研究してきたテナントは説明する。

もちろんこういったケースで「噛む」ことを加速させている要因のひとつには、飼い主と離れる「分離不安」と呼ばれるストレスがある。飼い主に長時間放置されたり、近くにいる時間が少ないと問題行動を起こし、ひどい場合には「分離不安症」と診断されることもある。

テナントは、「犬はもともと群れで行動する動物で、1匹にされたくないものだ」と言う。特に「1匹でいることに慣れていない犬は、カーペットをはぎとって噛んだり、激しい行動に出ることがある」

また犬が噛むのは「味や臭いが強いもの」という傾向がある。テナントによると、家庭の中で犬が最も魅力的に感じるのは人間の臭い。わかりやすいのは脱ぎたての靴だ。さらに革靴は犬にとって惹かれるものがあるという。「野生の犬は動物を食べる捕食者」という本能が刺激されるからだ。

このほか、木も標的になりやすい。これはカーペットやスリッパよりも問題になることはない。しかし、犬は外に生えている木と室内の観葉植物や木製家具のように、噛んでいい木とそうじゃない木の判別はできない。



おもちゃへの誤った認識

人間にとって価値あるものを「噛む」から守るためには、その代わりに噛んでいいものを与える必要がある。犬が気に入ってくれるかという問題があるが、それでも最善の選択肢はあるはずだ。テナントは「インターネットの情報から人々が一般的に誤解しているのは、単におもちゃをいくつか与えればいいということだ」と語る。

テナントが犬にとって相応しくないおもちゃと考えるのは「プラスチックの臭いのするもの」。これは必ずしも犬に心地よい臭いではないので、人間の履いた革靴には勝てない。いっそのこと革靴をおもちゃとしてあてがっても、噛んでも良い革靴と噛んではいけない革靴の判別がつくのか。木の例と同じ壁に突き当たる。

テナントは、この状況を解決する方法に「おもちゃと犬の関係を強化するための追跡ゲームを使った訓練」を勧めている。やり方は簡単。おもちゃを投げて拾わせるだけだ。「犬には所有する気持ちがあり、その性質を利用する」という。

おもちゃの材質にもこだわりたい。柔らかいものは犬に人気があるようだが、簡単にボロボロになるから頻繁に交換しなければならない。これは犬が心理的に嫌うことなので避けたい。

そして訓練のタイミングも重要なポイントだ。犬が何か噛んだら、間を置かずすぐに実施するのが望ましいという。犬が悪いことをして申し訳なさそうに見えるから何もせず許したとしても、「やってはいけないことを止めた後で犬を叱っても効果はない」と指摘する。

罪悪感のある愛犬の姿は飼い主を混乱させるが、ここは抱きしめたくなるのも、怒りたくなるのも堪えて、イギリス式訓練を試してみてはいかがだろう。

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ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


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犬が突然噛み付くようになった!考えられる7つの原因と対処法

ネタりか


犬が突然噛みつくようになった時に考えられる原因

歯を剥き出す犬

犬が突然噛み付くようになったという飼い主さんの声を聞くことがあります。噛み付くということは「攻撃性」を見せるということですが、いったいどういった原因があるのでしょうか。

犬によってその理由は違いますが、次のような原因が考えられます。

1.自己主張や支配力を示すため

ズボンを噛む犬

犬が成長する過程で自分が飼い主さんよりも優位に立っている、自分がリーダーである、と考えた場合、自己主張や支配力を示すために噛み付くことがあります。群れのリーダーとなった場合、そのリーダーは統率を図る必要があります。そのため自分がリーダーであるとの主張をします。飼い主さんのことも自分の群れの一部だと考えた場合、統率が取れないような態度を示すと噛みついて、支配力を示そうとするのだそう。

2.恐怖への自己防衛

手を怖がる犬

犬は物理的や精神的に追い詰められた場合、恐怖で攻撃性を示すことがあります。パニック状態となって噛みつくのです。噛み付かなければならないほどの恐怖を感じているともいえます。

3.不快なことへの自己防衛

抑えられる犬

恐怖への自己防衛と同じく、不快なことが起き、それを避けるために噛み付くことがあります。恐怖への自己防衛と異なるのは、これらが過去の学習経験をもとにしているという点です。例えば爪切りや病院、見知らぬ相手などの自分が不快だと感じるものを避ける手段として、噛みつくといった行為が有効だった経験がある場合、それを学習して同じ行動を示します。

4.病気による苦痛への反射行動

手に噛み付く犬

犬が病気で痛みを感じている時などに反射的に噛みつくことがあります。痛いから触らないでほしい、近寄らないでほしいといった苦痛への意思表示です。これらの行動が見られる場合は、どこか怪我をしていたり病気になっている可能性があるため、注意が必要です。

5.八つ当たり

手を噛む犬

怒られたり、長時間の留守番が続いたりなど、犬にとって気に入らないことが起きた場合、八つ当たりで噛みつくことがあります。また、噛みつく相手はリーダーではなく、自分と同じ群れの中まであることがあるため、子供などは注意が必要です。

6.発情期や妊娠期など

ハートを咥えた犬

発情期や妊娠期はホルモンのバランスの問題で攻撃的になります。生理現象が原因で気が立っている時期は、むやみに手を出すのは危険です。

7.本能による攻撃

腕を噛む犬

狩猟犬として改良されてきた犬の場合、本能で咄嗟に噛み付くことがあります。これらは本能による反射的な行動でもあるため、人間社会で暮らす上では飼い主さんがしっかりとコントロールをする必要があります。

犬が突然噛み付くようになった時の対処法

噛み付こうとする犬

犬が突然噛み付くようになった場合、いくつか理由があることが分かりました。

犬にとって飼い主さんがリーダーだという認識がない場合、犬が人間社会で暮らしづらくなります。群れのリーダーは仲間を守る必要があります。そのため自分がリーダーだと思っている犬は、その群れを守るために常にストレスにさらされることになるのです。人間社会では人間がリーダーとなれるように、このケースは今一度、飼い主さんがリーダーシップを意識して接し方を考える必要があります。

また、恐怖で噛みついている場合は、恐怖対象を取り除いてあげましょう。飼い主さんが見ていない場所で他の人に噛み付いている場合、様子を伺ってあげてください。犬が攻撃対象となり、傷つけられている可能性もあります。

病気によって噛み付きの行動に出ている場合、早急に原因を探ってあげましょう。犬は痛みを隠す動物です。日頃から体調チェックができるように、犬の体に触れられるようにトレーニングをしておきましょう。

それ以外の噛みつきについても、飼い主さんとの関係性で正せる部分は見直してみましょう。また、犬が噛みつかない、噛みつけない環境を作ることも大切です。犬は噛みつく動物であることを前提に、その対策はしっかりと意識したいものです。

まとめ

寝転がる犬

犬は様々な理由で噛みつくことが分かりました。どの理由も犬にとっても人間にとっても気持ちの良いものではありません。犬が噛みつかなくてもいいような関係性や環境を作るのも飼い主さんの大事な役目です。突然愛犬が噛み付くようになった、なんて時は、今回ご紹介したような理由に当てはまらないか確認してみてくださいね。


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