動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年06月24日

犬のトリミングの必要性

産経ニュース


 大人気のトイプードルは定期的にトリミングが必要なためトリミングルームでよく見かけます。きれいにカットされてサラッとフワッと、“別人”になったように帰っていきます。この子たちは美容の観点以外にも、トリミングでたくさんの恩恵を受けています。

 ワンちゃんの余分な皮脂は、ベタつきやにおいの原因になります。また、被毛の量が多過ぎると毛玉となり、通気性も悪くなります。シャンプーすることで余分な皮脂やハウスダストなどのアレルゲンを除去することができます。

 また、カットで毛の量を調節すると、皮膚炎、ノミやダニの寄生予防、熱中症対策になるほか、分娩(ぶんべん)や授乳の際には毛が邪魔になりません。

 肉球まわりの毛のカットや爪切りは、けがの防止になります。爪は伸びると折れてしまうことがあり、肉球まわりの毛は伸び過ぎるとフローリングなどの床で滑る原因になるからです。

 耳や肛門腺の処置も定期的に行うことで外耳炎や肛門腺破裂などの予防になります。これらの処置は自宅では難しい場合があるため、プロのトリミングを利用するとよいでしょう。

トリマーはたくさんのワンちゃんと接しています。体重の増減や皮膚のできもの、病気のサインなど飼い主では気づかないトラブルもトリマーが発見してくれることがあります。トリミングはトリマーとのコミュニケーションの場にもなるのです。

 犬と飼い主との関係はより密接になってきており、ペットというより、家族の一員となっています。トリミングを上手に利用することで、ワンちゃんたちと幸せに過ごしていただきたいと思います。(チームホープ、兵庫ペット医療センター東灘病院 副院長 杉山直也)



posted by しっぽ@にゅうす at 08:48 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬が持つ6つの特殊な能力

ネタりか


犬の優れた嗅覚や直感が、人間のピンチを救ってくれています。中には科学的に実証はされていないものもあり、以下のような能力のある犬がいることが報告されています。嗅覚や直感が関係していそうな6例の犬の能力を紹介します。

1.糖尿病患者へ低血糖を知らせる能力

撫でられる犬

訓練を受けた犬は、人間の体から発せられる匂いで、糖尿病患者の低血糖状態を感知できるようになるといいます。
犬の人間の100万倍以上といわれる優れた嗅覚を利用して、糖尿病患者が低血糖に陥ると、呼気中のイソプレンという物質の値が上昇するのを嗅ぎ分ける訓練を受けた犬が「糖尿病アラート犬」として、糖尿病患者の生活を手助けしています。
実際は犬だけでなく、血糖値測定器も使用しますが、急な発作などに備えて活躍しています。
インスリン治療を行う糖尿病患者にとって、低血糖は命に関わる重大な状態です。
いち早く感知して知らせてくれる糖尿病アラート犬の育成は、日本ではまだ例がありませんが、アメリカやイギリスで積極的に行われているようです。

2.てんかん患者のてんかん発作を察知する

遠くをみつめる犬

「てんかん感知犬」という犬がわずかですが存在します。
てんかん発作は突然起こるものですが、このてんかん感知犬は発作の起こる15分前に察知して教えてくれるんだとか。
どうして予知することができるのか、まだ理由はわかっていません。しかし、てんかんの発作は止められないものの、事前に分かれば発作を起こした拍子に危険な状況に陥らないよう、安全な場所へ移動したり、助けをお願いすることができますね。

3.飼い主の妊娠や出産を察知する

赤ちゃんの部屋にいる犬

犬は飼い主の妊娠や出産を察知するとよくいわれています。こちらも科学的な根拠はないのですが、女性の妊娠によるホルモンバランスの変化や、家族間の雰囲気の変化などを感じ取っているのではないかと思われています。
急に犬が赤ちゃん返りをしたり、これから誕生する赤ちゃんのために用意したものを噛まれたり、マーキングが多くなったりなどの行動もみられるそうです。
ほとんどのケースでは、そのうち犬も変化に慣れていつもの状態に戻るようです。

4.がんを感知する能力?

医者と2匹の犬

癌をもつ人の呼気や尿から何らかの物質の匂いを嗅ぎ分け、100%に近い確率で癌患者のものを探し出す犬の能力に注目が集まっています。
2017年からは山形県でも試験的に癌検査に導入されることになりました。
特徴は、他の検査では発見しにくい早期の癌にも反応することです。犬が何の物質に反応しているのかはまだ究明中なのですが、この物質が何か解明されればよりいっそう癌検査の精度が上がることでしょう。

5.地震を予言する能力がある?

吠える犬

動物たちは大地震を予知すると良くいわれますが、犬に関してもそういった記録が残っています。1975年に中国で大地震があった際には、直前に犬たちが突然吠えだしたり、走り回る、飼い主に噛み付くといった異常行動を取ったという記録があります。
優れた嗅覚だけでなく、聴覚も人間よりはるかに優れている犬には、人間には感じることのできない何かを感じたのかもしれません。

6.テレパシー?飼い主の心が離れていても分かる?

犬のアップ

遠く離れた場所にいる飼い主が事故や事件に巻き込まれた同時刻に、家で飼い犬がいつもとは違う異常な興奮状態になったり異常行動を起こしていた、といった例が数多く報告されています。
飼い主の帰宅を察知できるのがなぜかも、科学ではまだ確実な証明にはいたっていませんが、飼い主と愛犬は、物理的には解明できないレベル、テレパシーのようなものでつながっているのかもしれませんね。
飼い主が心の中に「ソーセージ」と言葉を思い浮かべるだけで、庭にいた犬たちたちがそそくさと姿を現すといったかわいらしいテレパシー話もありました。

まとめ

男性と犬

犬が人間にとっていかに素晴らしいパートナーであるかは、犬を飼っている方はお分かりだと思います。犬の持つ素晴らしい能力とともに、犬と人間は、時によっては人間同士より分かり合えることがありそうですね。
余談ですが、海外では、ホームレスに犬を飼うことを勧めている国があります。日本では、家に住めない人がどうして犬なんて飼うんだ!と反発がありそうですが、実状は違いました。動物愛護の背景あってのことかと思いきや、ホームレスの人たちの健康や治安を守る役割があるそうです。家も仕事もない状態の人間が自暴自棄にならないよう、明日も生きて行くために、パートナーである犬の存在がその大きな理由になり得るということなのだそうです。ホームレスにとっては、犬は施しを受けるためのパフォーマンスにもなりますし、動物愛護の進んでいる国ですので、犬のために助成金が出るのも実情です。獣医などの医療費もかからないそうです。しかし、なにより心の通じる家族が出来ることが彼らが犬を飼う一番の理由とのことでした。本当に、犬って素晴らしいですね。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

【高齢者が犬を飼うということ】おばあちゃんと老犬

ネタりか


おばあちゃんと老犬

歩くシーズー

私が勤めている動物病院に通う飼い主さんで、私の大好きな飼い主さんがいます。

老犬と一人暮らしのおばあちゃんです。

おばあちゃんはもうすぐ80歳、犬も15歳を越えているシーズーです。
犬は心臓が悪く、いつもたくさんの薬を飲んでいます。時々調子を崩すこともあるので、いつもおばあちゃんは近所の人からもらったというベビーカーに愛犬を乗せて、病院へ20分かけて歩いてやってきます。私達だったら10分もかからない道を、おばあちゃんと愛犬は雨の日も歩いて病院にやってきます。

「往診に行くことも出来ますよ」と伝えても、「まだ自分の足が動くから運動を兼ねて歩いてるんよ」と、かわいい笑顔で答えてくれます。

愛犬との出会い

おばあちゃんに聞いた話ですが、おばあちゃんはもともと犬は嫌いだったそうです。
おばあちゃんは、おじいちゃんと二人で暮らしていました。
ある時、おじいちゃんがたまたま立ち寄ったペットショップで、その後愛犬となるシーズーをみつけました。あまり手入れをされていない状態で、見た目も悪く売れ残っていたそうです。もうほぼ成犬になっており、寂しそうに店の隅っこの狭いゲージで飼われていました。

実は、おじいちゃんは犬が大好き。昔から犬を飼っていましたが、高齢になってからは諦めていたそうです。
おじいちゃんがそのシーズーを飼いたいとおばあちゃんに相談すると、おばあちゃんは強く反対しました。その時、お互い60歳を超えていたため、「これから先、何かあったら困るからダメだ」と・・・。

それでも諦めきれなかったおじいちゃんは、後日おばあちゃんを連れて、そのペットショップに行ったそうです。
おばあちゃんは、悲しそうな目でこちらをみつめるシーズーを見た瞬間、すっかり心を奪われてしまったそうで、そのまま連れて帰ることになりました。

おじいちゃんの死

おじいちゃんは、愛犬を本当の子供のように可愛がっていたそうです。
犬もおじいちゃんが大好きで、おばあちゃんは、「私よりもおじいちゃんの方が好きな子やから、私には懐いていない。可愛くない子!」といつも言います。
「でも、昔は近所でかわいいって人気者やったんよ。今はおじいちゃん犬になって顔も汚れちゃって、見る影もないけどね。」と笑って、昔の愛犬の写真を見せてくれました。
愛犬は綺麗にトリミングされていて、かわいいリボンをつけフリフリの服を着て、おじいちゃんの膝の上で嬉しそうに笑っています。
おばあちゃんはその写真をいつも持ち歩いているようで、病院に来るといつも見せてくれます。

自分の子供のように愛犬を可愛がっていたおじいちゃんは、病気で急に亡くなりました。

おじいちゃんに可愛がってもらっていた愛犬は、おじいちゃんが亡くなってから急に体調を崩しました。一時は、かなり危険な状態までいったそうです。
おばあちゃんの看病でなんとか持ち直しましたが、おばあちゃんは、「そのお陰で、おじいちゃんの死を考える暇なんてなかった」と笑って話してくれました。

「飼うだけ飼って、勝手に死んで・・・本当に勝手な爺さん!」と、いつも笑って言います。

お会計をする時、「犬か私かどっちが先に天国に行くか」という話を笑いながらよくします。
正直、私達もすごく心配です。

もし、おばあちゃんが先なら、この老犬はどこへいくのか・・・面倒見てくれる人がいなければどうなるのか?

考えたくありませんが、現実に起こりうる問題です。
近所に娘さんが住んでいるようですが、果たして心臓の悪い老犬を引き取ってくれるのかわかりません。
もし、老犬が先なら、おばあちゃんの生き甲斐がなくなってしまわないか・・・それに、おばあちゃんは一人になってしまいます。考えるだけで心が痛みます。

でも、おばあちゃんはいつも言います。

「近くに娘も住んでるけど、娘になんかこの子を任せたくない。だから、私は絶対この子よりも先には逝かない!
だから毎日健康には気をつけている、あんたらよりもまだまだ若いよ!」

そう言っていつもの道を、ベビーカーを押しながら愛犬と帰っていきます。

小さい背中ですが、頼もしい背中です。
いつまでもこの背中を見守りたい、といつも思います。

まとめ

見上げているシーズー

私はおばあちゃんが大好きです。
でも、やはり高齢者が犬を飼うことは、さまざまな問題が生じます。そのことを考えると、反対せざるを得ません。

しかし、それは私達にも言えることです。
私も犬と猫を飼っています。私も主人も今は元気ですが、これから何があるかわかりません。

「一人暮らしで寂しいから犬を飼う」

そんな気持ちで犬を飼ってほしくありません。
それは高齢者だけではなく、若い人でも同じことだと思います。

動物病院で働いていると、毎日たくさんの飼い主さんに出会います。
その中には残念ですが、愛犬を「家族」として扱っていないような飼い主さんもいるのが現状です。

犬は一生をかけて、私達家族のために一緒にいてくれます。犬を飼うことは、体力も気力もなければ飼えません。
その犬の最後を看取る体力と覚悟がないなら、犬を飼う資格はないと思います。
少なくとも私の大好きなおばあちゃんには、その資格はあると私は思っています。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国・青島発の「一匹犬政策」 殺処分指令に反発も

Yahoo! JAPAN


中国の風光明媚な港町で知られる山東省青島市政府は今年6月から、ペットとして飼育するイヌを1世帯当たり1匹とする条例を施行したことが分かった。青島では近年、ペットブームとなっているが、飼育のマナーが悪く、放し飼いなどによって、市民に噛みついて負傷させる事件などが増えているためだ。

 中国では昨年、一人しか子供がもてない「一人っ子政策」が終了したが、飼い犬を1頭に制限するという「一匹犬政策」は青島だけでなく、他都市にも波及する傾向をみせている。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。

 青島市政府は今回の「一匹犬政策」で、これまでの飼い犬の登録を無効にして、再び登録し直さなければならないと通告。登録されるイヌは1匹だけとして、しかも登録料として400元(約6600円)を支払わなければならない。

 この背景には、青島ではイヌやネコを中心に飼う市民が増え、ペットイヌの頭数は3年前の2倍にも膨れ上がる一方、他の市民から「イヌの鳴き声がうるさい」や「噛まれてケガをした」「子供が放し飼いの犬に追いかけられた」「フンは道路上にそのままにしたり、尿を垂れ流したままになっている」など多くの苦情が寄せられているためだ。

 このため、今回の登録ではイヌの首輪に飼い主の名前や住所、犬種や年齢、性別などの情報を書いた登録証を縫い込まなければならない。

 これに違反した場合、500元(約8250円)から2000元(3万3000円)の罰金を支払うことになる。また、人間にけがを負わせた場合、殺処分になるという厳しい決まりもある。

 この「一匹犬政策」については、すでに市民から苦情が起きている。これまで複数の犬を飼っていた場合、登録した1頭以外の他の犬を殺処分しなければならず、「極めて残酷でかわいそうだ」との声が出ており、「あまりにもお役所仕事だ」との批判も出ている。

 とはいえ、「一匹犬政策」については、青島ばかりでなく、四川省成都市や黒竜江省ハルビン市、広東省珠海市でも採用されている。ただ、やはり反発が多く、広東省江門市では条例施行からわずか9日後に撤廃に追い込まれた。

 このような「一匹犬政策」の背景には、中国での空前のペットブームがある。イヌやネコなどのペットの年間取引は2008年で3千万匹、2012年で1億2700万匹、2015年で1億8000万匹に増加で、今年は2億5300万匹との予想が出ているほどだ。その割には、青島と同様、「ペット飼育のマナーがしっかりとしておらず、近隣住民とのトラブルが絶えず、行政としても取り締まらなればならない状況だ」と同紙は指摘している。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:20 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

愛犬の寿命をのばす!「犬の長生き食生活」6つの秘訣とは

Yahoo! JAPAN


大好きな愛犬は家族の一員です。いつまでも健康で長生きして欲しい、一分一秒でも長く一緒にいたいと思うのは当然のこと。でも、そのためにどうすればよいのか、不安に感じている飼い主さんも多いでしょう。

できれば高齢になっても寝たきりにならず、最後まで好きなご飯を食べて、ゆっくりでもよいので散歩ができるような老後を過ごして欲しい。そのためにどういった食事を与えればよいのでしょうか。

今回は愛犬の寿命をのばす「犬の長生き食生活」の秘訣について、『愛犬を長生きさせる食事』(小学館)の著者で獣医師の林文明先生に伺いました。

■その1:栄養のバランスを調える

ドッグフードは値段も質も多種多様です。人と同じように自然食が注目されるとペットフードも同じように自然食の新商品が発売されるなど、飼い主さんの意識に左右されることも多く、犬のためではなく飼い主の嗜好に左右されがちです。

大事なのは自分の飼っている犬にとって良い食事は何かを考えること。そして栄養バランスの良い食事が長生きへの第一歩だと林先生は言います。

フードを購入する時はパッケージに記載されている原料表示を確認して、なるべく添加物が少なくて、栄養バランスの良いものを選びましょう。ホームドクターに相談してみるのもよいでしょう。

■その2:好き嫌いで判断しない

勢いよくたくさん食べてくれると嬉しいもの。でも、大好きでたくさん食べるからといって、その子の身体にとって良い食事かどうかはまた別問題。

特に犬は味が濃く、においが強いものを好む習性があります。味が濃いということは塩分が多く含まれる場合がほとんどで、食べ続けると腎臓や肝臓に害を与えることが多いので注意が必要です。

■その3:ライフステージに合わせる

毎日一緒に暮らしていると年齢を重ねていることを忘れがち。子犬時代と同じ食事を与え続けていると栄養過多で肥満になってしまいます。

犬のライフステージは成長期、維持期、老齢期の3つにわかれます。愛犬がどのライフステージにいるのかを確かめながら、食事内容を変えましょう。

老齢期だからといって低カロリーの食事にすると、栄養失調から痴ほう症になってしまうことも。特に高齢犬はかかりつけの獣医さんと相談しながら愛犬に合った食事にしましょう。

■その4:体重に合わせる

愛犬の適正体重を知っていますか?今の体重が適正かどうかを判断した上で、もう少し体重を落とした方が良ければカロリーの少ない食事に。運動量が多い子であればカロリーを増やすことも可能です。

ドッグフードはメーカーによってカロリーが異なります。同じ分量でもカロリーの高いフードだったら体重は落ちません。人もペットもダイエットは難しい課題ですが、元気で長生きしてもらうために、体重に合わせた量を与えましょう。

■その5:人の食事を与えない

人の食事は犬にとって味が濃く、塩分が多く含まれます。少しだけなら大丈夫と思って与えていると、濃い味に慣れてドッグフードを食べなくなってしまいます。人の食事は犬にとっては身体に悪いものであると考えて与えないようにしましょう。

■その6:ストレスをためない

犬にとってのストレスとは、非日常的な環境におかれること。特に毎日決まった時間に与えられる食事や散歩は犬にとってもっとも安心できるものです。

ストレスによる過食や拒食はさまざまな内臓疾患の原因です。生活習慣を定めて犬にストレスを与えないようにすることで、犬の寿命を伸ばすことが可能です。

*  *  *

以上、愛犬の寿命をのばす「犬の長生き食生活」の秘訣について、ご紹介しました。

この6か条は今日から実行できそうな内容ばかり。元気で長生きしてもらうために、愛犬の食生活をぜひ見直してみてはいかがでしょうか?

【参考図書】
『愛犬を長生きさせる食事』
(林文明著、本体1000円+税、小学館)

監修/林文明
日本動物医療コンシェルジュ協会代表理事。ノア動物病院グループ院長。北里大学獣医学修士課程修了。獣医師として実践を積みながら、1998年にはアメリカ コロラド州立大付属獣医学教育病院に留学し、欧米の先進動物医療を学ぶ。現在は、山梨、東京、ベトナムで5つの動物病院を経営。24時間診療、猫専門病院、動物用CT導入による高度医療などの先進的取り組みを行っている。日本動物医療コンシェルジュ協会の代表理事として、ペットの健康と食事に関する食育指導をはじめ、しつけ関連の指導などに力を注いでいる。

文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:04 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の散歩で犬の肉球が火傷する?知っておきたい対策

ネタりか


夏の散歩は気を付けて!アスファルトはこんなに熱い!

暑そうなチワワ

私たち人間は、靴を履いているためあまり気が付かないかもしれませんが、夏場アスファルトの温度はとんでもないことになっています。
人間だって裸足で熱いアスファルトの上は歩けませんよね?
犬は肉球があるから大丈夫?そんなことはありませんよ。

夏のアスファルトはこんなに熱い

日陰や日向、時間帯など環境によって変わりますが、アメリカの調査では次のような数字が出ています。

✔気温25℃のとき、アスファルト表面温度は52℃
✔気温30℃のとき、アスファルトの表面温度は57℃
✔気温31℃のとき、アスファルトの表面温度は62℃

アスファルトの表面温度は、気温の倍近くあるんですね。

42℃で火傷の恐れ?

生物のたんぱく質は42℃で変質します。お料理でお肉を焼くのをイメージしてください。犬の肉球もたんぱく質です。42℃以上では変質してしまいます(要するに細胞組織が死にます)。
だからといって、42℃まで犬の肉球は大丈夫というわけではありません。犬の肉球が何度まで耐えられるかという明確な数字はありませんが、人間の場合は40℃〜60℃のものに長時間触れていると低温火傷という症状を起こします。

アスファルトに手の平を当てて要確認!

まだ朝早いから、もう日が落ちたから、といって油断できません。アスファルトはしばらく熱を溜め込む性質があります。
日中灼熱だった場合、日が落ちてからもアスファルトがしばらく熱い場合がありますので、愛犬のお散歩前に必ずアスファルトに手の平を当てて熱さを確認をしましょう。

犬の肉球が火傷をしてしまう恐れがある温度が42℃と前述しましたが、これはだいたい人間が入るお風呂と同じくらいです。
手の平をアスファルトにぺったり当てて、しばらく手を当て続けることができる温度か確認してください。
また、アスファルトに近い低い部分は人間の顔周りよりだいぶ温度が高いはず。肉球の火傷だけでなく、熱中症対策のために、愛犬の首に保冷剤を巻いたり、散歩中の給水を心がけるなど夏の散歩はいろいろと気を配る必要があります。

肉球を火傷しているかも?チェック項目と対処法

犬の後ろ脚の肉球

散歩から帰ったら、愛犬の足を拭くついでに肉球を念入りに確認しましょう。

散歩から帰ったら肉球チェック

以下の症状がないか確認しましょう。

✔歩くのを嫌がったり、歩きにくそうにする
✔足先を舐めたり噛む
✔肉球が赤くなっていたり、黒ずんだりしている
✔肉球に腫れや水膨れがある

肉球を火傷してしまったときの応急処置

前述のチェック項目によって愛犬の肉球が火傷をしているとわかったら、まずは落ち着いて患部を冷やしましょう。可能ならば、流水で冷やしてあげると、患部を清潔に保つことができます。
充分に冷やしたら、患部を清潔なガーゼやタオルで保護し、動物病院へ行って治療をしてもらってください。

注意!火傷はこわい

犬の肉球は黒かったり茶色かったりして、人間の皮膚に比べて火傷の症状が目視でわかりにくいため、「これくらいなら大丈夫かな」と思ってしまいがちです。
実際は大変な火傷状態かもしれませんし、火傷というのはゆっくりと進行するものだと覚えておいてください。内部にこもった熱は、時間をかけてじわじわと細胞組織を壊死させていく恐れがあります。

肉球が火傷をしないための対処法

アスファルトに手の平を当てて、温度をチェックすると前述しましたが、他にもこんな対策をおすすめします。

✔肉球クリームを塗って、肉球を保護する
✔犬用の靴やソックスを履かせる
✔草や土の上を歩かせる
✔出来るだけ日陰を歩かせる

まとめ

アスファルトを散歩する犬

火傷防止のために犬に靴を履かせるのは得策ではありますが、そもそもそんなにアスファルトが熱いときには散歩に出ないことが賢明です。中には肉球が炎症を起こしやすいワンちゃんがいるようですので、そういったワンちゃんには靴を履くことはいい対策かもしれませんね。
アスファルトの温度を確認してから散歩に出たものの、途中で日の照りが強くなってきて心配となったら、小型犬なら抱っこをして帰れますが、大きなワンちゃんだとそうはいきません。もしもの時のために、お散歩バッグに犬用の靴下や靴を入れておくのもよいかもしれませんね。
私の住む地域では、昨年は朝6時の段階ですでに気温が30℃近くの日が多く、犬の散歩には苦労しました。今年も猛暑が予想されていますので気がかりです。これからの熱い季節は、愛犬が健康的に過ごせるよういろいろと気を遣う必要がありますね。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:33 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

放っておいたら危険な愛犬の4つの行動

ネタりか


愛犬のこんな行動はNGです

おもちゃを引っ張る犬

その1:甘噛み

甘噛みは、やめさせないといけない行動のひとつです。
犬は群れの中で生活をしていた頃からの習性で、誰がリーダーで誰が自分より下位の存在か、順位付けをすることはご存知の通りですね。
甘噛みは、子犬の歯の生え変わり時期に多く見られますが、見過ごしているとエスカレートをして噛み続けるようになってしまいます。
子犬のころの歯がかゆかったり、遊びだった甘噛みは、いつの日か“攻撃”になります。飼い主を甘噛みすることで、自分より強いのか確認しているようなものです。飼い主が甘噛みを許していると、犬は飼い主を自分より下位の存在だと思うようになり、他のしつけが入らなくなったり、言うことを聞かない犬になってしまう可能性があります。

その2:散歩中の引っ張り癖

散歩の行き先は愛犬と飼い主、どちらが決めていますか?
主導権は必ず飼い主になければいけません。リードをぐいぐい引っ張って、愛犬の思いのままにさせている場合は要注意です。完全にその犬は、自分は飼い主よりも優位にいると判断しています。飼い主が愛犬を散歩させているつもりでも、犬にとっては飼い主を散歩させているような状態になっています。
自分より下位と判断されたら、飼い主の言うことは聞かなくなってしまいます。

その3:物を渡さない

物を飼い主に渡さない行為も、自分が優位にいると思っている行動です。おもちゃなどを飼い主に渡さない犬に対して、「よっぽど気に入ったんだな」と微笑んではいけません。
犬は群れで生活をしていたころ、例えば食事をしているときにその食事を他の犬に渡すでしょうか?無理やり奪おうとしたら、血が流れる戦いになることでしょう。
おもちゃを渡してくれないのも同じことです。見過ごしていると、思わぬ凶暴性が発揮されてしまう恐れがあります。
飼い主が愛犬の咥えている何かを渡してもらいたくても、唸ったり噛まれたりする場合は、愛犬に下位に見られていると考えて良いでしょう。

その4:マウント

犬同士で上下関係を計るのにマウント行動をするのを見かけますよね。
犬はメスの発情期にオスも発情しますが、それ以外でのマウント行動はこの上下関係を計ることが目的です。
いかに自分が優位かを知らしめるための行動と言えます。
この行動は、同性でも対人間にもみられますが、やめさせないといけません。マウントを好き放題させておくと、自分の優位性ばかりを誇示し、相手を威嚇するために吠えかかったり噛み付いたりするようになってしまう恐れがあります。

愛犬を危険な犬にしないために

手を甘噛みする子犬

前トピックで紹介した放っておくとNGな行動は、すべて犬の順位付けをする習性からくるものです。
個体差はありますが、犬は1才前後から社会の中で順位付けのための行動をするようになります。
愛犬のかわいらしさから、ついしつけの姿勢が緩んでしまいがちではないですか?しかし、愛犬がするNG行動に対して飼い主がどう接するかで、愛犬との信頼関係が変わります。
犬は一度飼い主のことを下位の存在だと判断してしまうと、なかなか逆転が難しいと聞きます。NG行動はとても基本的なしつけ項目です。子犬期のしつけがいかに大切なものかがわかると思います。
犬は順位付けをする動物であることを忘れず、飼い主がリーダーでいることが重要ですね。

NG行動は根気よくトレーニング

しつけ中の柴犬

甘噛みをやめさせるためには

犬にやってはいけないことだとしっかり伝えましょう。
遊びの途中で甘噛みをされたら、低い大きな声で「ダメ」や「痛い」といいます。それでもやめなければ無視をします。
噛むと良いことが起きない、ということを犬にわかってもらうことが大切です。

散歩中の引っ張り癖を直すには

散歩に出かける際には、まず玄関でマテをし、犬が先に玄関を出ないようにさせます。犬が先に出てしまったら、また玄関の中に入ってやり直しましょう。
家を出たら、またすぐにその場でオスワリやマテをさせます。愛犬が先に歩き出したらやり直しです。
歩いている最中に犬がリードを引っ張ってぐいぐいし出したら、真逆の方向に行ったり、その場で強制的にフセをさせましょう。犬に主導権を握らせてはいけません。
愛犬が飼い主におとなしくついて歩くときには、存分に褒めてあげ、ごほうびのおやつなどをあげるなどしましょう。飼い主のリードするお散歩について行くことが、楽しいことだと教え込んでください。

物を渡さない犬のトレーニング法

愛犬が大好きなおやつやおもちゃと交換する形で取り上げるようにしましょう。強引に取り上げるのは、余計に犬を凶暴化させてしまう恐れがあるためNGです。

マウント行動をやめさせるには

低い大きな声で「ダメ!」「ノー!」と叱ります。
マウント行動は、癖になりやすくやめさせるには苦労するので、早い時期にトレーニングをするべきです。
「ダメ!」「ノー!」でマウントをやめたら、存分に褒めてあげてください。

まとめ

男性とハイタッチをする犬

犬のしつけは、飼い主と犬の信頼関係を築くため、飼い主が愛犬をリードするためにとても重要なことです。
愛犬が他の犬や人間に凶暴性を持っている場合、多くが飼い主のリーダーシップが取れていないことが原因となっているようです。
小型犬だから多少は大丈夫、という気の緩みも見過ごせません。赤ちゃんや子供などに噛み付いてしまっては大変です。
NG行動を放ってきてしまった場合、成犬のトレーニングは子犬よりも入りにくいため、簡単なことではありませんが、1にも2にも根気です。根気強く、愛犬と向き合っていきましょう。
愛犬とのトレーニングの時間は、いくらかかったとしても、愛犬との信頼関係がよりいっそう深まることに違いありません。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:08 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする