動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年10月17日

チワワ無許可販売、逮捕の男は6年前から販売か

TBS NEWS


 自宅で飼育していた小型犬のチワワを無許可で販売していたとして84歳の男が逮捕された事件で、男は少なくとも6年前からチワワを販売していたとみられることがわかりました。
 この事件は、東京・練馬区の諏佐孝三郎容疑者(84)が、おととし、40代の女性ら2人に対し、自宅で飼育していたチワワ3匹を合わせて18万円で無許可で販売したとして逮捕されたものです。
 その後の警視庁への取材で、諏佐容疑者は少なくとも6年前から、「チワワ生まれました。欲しい方電話ください」などと書かれたチラシを住宅のポストに投函し、客を集めていたことがわかりました。諏佐容疑者は容疑を否認していますが、警視庁は諏佐容疑者がこの頃からチワワを販売していたとみて、調べを進めています。


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獣医さんが教える犬のおやつの正しい量と選び方3か条

Yahoo! JAPAN


犬も人もおやつは大好き。おやつを通じて、犬は主人から愛情を受け取ります。愛犬が美味しそうにおやつを食べる姿を見ると、心から幸せな気分になりますね。

とはいえ、一日にどれぐらいの量まで与えてよいのか、どんなおやつを与えるべきか、正しく知っている人は意外と少ないかも。今回はノア動物病院グループ院長の林文明先生の著書『愛犬を長生きさせる食事』(小学館)をもとに、正しいおやつの量と選び方について、ご紹介します。

■おやつの量は一日の必要カロリーの20%以下に

林先生によると、「食事をきちっと与えていればおやつは不要なのですが、そこは孫に甘いおじいちゃんやおばあちゃんのように、だれもが犬におやつを与えたがります。おやつをあげるなら、一日の必要カロリー量の20%以内にしてください」とのこと。

一日に必要なカロリーは犬の年齢によって異なります。また、一日に何分程度のお散歩をしているのか、犬種などにもよって差があるため、かかりつけのホームドクターにカロリー量を教えてもらうのも良いでしょう。

一般的に5歳以上の成犬で体重が10キロで600キロカロリー前後が標準です。普段与えているフードのパッケージに、与える目安が書いてあるので、最初は指示通りに与え、適切な量を調整します。

特に寒い屋外で体力を使う使役犬として作られた犬種は、脂肪を蓄えやすいため、肥満になりやすく体重管理が必須となります。そうした犬種におやつを与えると、どうしてもカロリーオーバーとなり、肥満が原因となる内臓疾患に罹りやすくなってしまいます。その子が必要なカロリーをきちんと知った上で、おやつを与えることが大切です。

一日のカロリーに対して20%以下のおやつというと、たくさん与えられるような気がしますが、実際、犬のおやつのカロリー表示を見て計算すると、市販の犬用クッキーでは3枚程度とかなり少ないはず。おやつは犬が好きなものほどカロリーが高いからです。

また、おやつは嗜好性を高めるために栄養素のバランスが悪いので、20%以上は与えないようにと、林先生は飼い主さんに呼び掛けています。

■安全・安心なおやつ選び3か条

その1:石油由来成分が入っていないこと

では次にどんなおやつを与えるべきなのでしょうか。林先生が教えてくれた選び方の3つのポイントは発がん性が危険な「石油由来成分が入っていないこと」。安全・安心な「原産国に信頼のおけるもの」、アレルギー予防のために「グルテンの入っていないもの」の3点です。

まずは「石油由来成分が入っていないこと」。人間でも発がん性が疑われているものは、愛犬にも心配ですね。そうした怖い成分の一つが石油由来成分のプロピレングリコール(PG)やグリセリンなど。これらは比較的低コストで製造でき、品質を安定化させたり日持ちさせる効果があるため、人の食品や日用品、そしてドッグフードにも広範囲で利用されています。

もちろん、100%の確率で症状がでるわけではありませんが、毎日与え続ける場合は注意が必要となります。避けておいた方が良い物質であると判断するのが、今のところは妥当でしょう。

その2:原産国に信頼のおけるもの

国産だから良いとか外国産だからダメというわけではありません。ただし、獣医が指摘する「ドッグフードの選び方」意外な落とし穴とはでも紹介した通り、ドッグフードは表示がわかりにくく、飼い主さんが本当に安心できるフードであると判断しにくくなっているのが現状です。表示義務のあるフードでさえよく分かりにくいのに、おやつに関しては、もっとわかりにくい。そうした中で、愛犬に与えても安心なおやつを選ぶとしたら、やはり国産など原産国に信頼できる商品がお勧めです。

国産品の良いところは、問題が発覚した時、対応が早く、適切に処置しやすい点にあります。責任の所在が明らかなので、不安な場合、日本語でお客様サービスへと問い合わせできるのも良いところ。そうしたサービスをコストに入れるため、価格はどうしても高くなりますが、万が一を考慮して、おやつの原産国にも注意して選びましょう。

その3;グルテンの入っていないもの

小麦粉に多く含まれるグルテンはたんぱく質の一種です。20歳で全豪オープンを制したプロテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチ選手の大活躍で有名になったたんぱく質としても有名です。ジョコビッチ選手は実家がピザ屋で小麦粉を含む食品を長年、摂取してきましたが、精密検査をしたところ、小麦に不耐性でした。そこで、グルテンを徹底的に排除した食生活に改善して、大成功したのです。

林先生は同書で、「犬の場合は、グルテンが多いと小麦アレルギーを発症したり、皮膚や毛並みが悪くなったり、消化不良を起こすなどの症状が出ることがあるので避けます。これは主食のドックフードでも同じことです」とアドバイスしています。

*  *  *

以上、ノア動物病院グループ院長の林文明先生の著書『愛犬を長生きさせる食事』(小学館)をもとに、犬のおやつの正しい量と選び方3か条についてご紹介しました。

おやつはしつけや訓練の道具としても有効に使える大切なもの。手から与える美味しいおやつの存在を通して、愛犬は飼い主からの愛情をたっぷり受け取ることができるでしょう。何となく与えているおやつですが、今日から少しずつ見直していきませんか?

【参考図書】
『愛犬を長生きさせる食事』
(林文明著、本体1000円+税、小学館)

監修/林文明
日本動物医療コンシェルジュ協会代表理事。ノア動物病院グループ院長。北里大学獣医学修士課程修了。獣医師として実践を積みながら、1998年にはアメリカ コロラド州立大付属獣医学教育病院に留学し、欧米の先進動物医療を学ぶ。現在は、山梨、東京、ベトナムで5つの動物病院を経営。24時間診療、猫専門病院、動物用CT導入による高度医療などの先進的取り組みを行っている。日本動物医療コンシェルジュ協会の代表理事として、ペットの健康と食事に関する食育指導をはじめ、しつけ関連の指導などに力を注いでいる。

文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。

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あなたも経験してる?犬が見せる代表的な『5つの困った行動』

ネタりか


犬が見せる代表的な困った行動

破壊行為をする犬

幼い頃の犬というのは好奇心も旺盛ですし、様々なことにチャレンジしようとするあまり、問題行動を起こすことが多いです。また、飼い主さんがいないと寂しいという理由から問題行動を起こす子もいます。

では、よく耳にする犬の問題行動の中で代表的な行動とはどのような行動でしょうか。皆さんは既に頭に浮かんでいますか?今から迎える方はもちろん、既に飼っている方も子犬の頃を思い出してみてくださいね!

@外出時に吠え続ける

吠える犬

まずは飼い主が外出してしまうと吠え続けるという行為です。まだ家にやってきたばかりの子犬は新しい環境に慣れていないため、飼い主さんがいなくなる寂しさと1人にされてしまう不安感でいっぱいになり、吠えてしまうのです。

吠えることはできなくても、「クゥーン」というような少々甘えるような、また切なさそうな声で「行かないで欲しい」と呼びかけることもあります。外出時以外にも夜鳴きや飼い主さんを呼ぶような甘え鳴きをしてしまう子も少なくありません。

この場合は、吠えたり鳴いたりしている間は絶対に構ってはいけません。ここで構ってしまうと「吠えたら来てくれる」と間違った覚え方をし、今後も吠え続けてしまいます。吠えるのを止め、少し経ってから様子を見に行くようにしましょう。

また子犬を入れているサークルはなるべく人が通る場所に設置することが大切です。まったく人が通らない場所に置いてしまうと、犬も不安になってしまうのは当たり前です。

もしも成犬になっても飼い主さんが外出する際に吠え続けているようであれば、分離不安症の疑いがあります。もしかすると普段から構い過ぎてしまい、飼い主さんとひとときでも離れる事がストレスとなっているのかもしれません。

分離不安症を治すための方法を探し、なるべく早い内から実践して、ストレスを緩和させてあげることが大切です。

A粗相をしてしまう

粗相をして怒られる犬

犬が粗相をしてしまう原因として、トイレをしっかりと覚えていない、お留守番の時間が長いことがストレスになっている、前の粗相を匂いが床に染みついているという原因が挙げられます。

まだ子犬でトイレの場所を覚えていないのであれば、まずは飼い主が犬のトイレをしたい時の仕草を覚えておく必要があります。「いつもより落ち着きが無い」「くるくる回り始めた」「床の匂いを執拗に嗅いでいる」とこの3つが犬がトイレをする時の合図です。

この合図が出たら、飼い主さんは誘導や抱っこでトイレの場所まで案内してあげましょう。そしてトイレでちゃんとおしっこやうんちができたら、大げさに撫でて褒めてあげましょう。

お留守番が長い場合には、とにかく家を出る前と帰った直後は、「行ってきます」「ただいま」と大げさに声をかけたり触れ合ったりしないようにしましょう。声をかけてしまうことで「これから飼い主さんがいなくなる」と犬も大げさに捉えてしまい、ストレスに繋がります。

これからお留守番させるという時には、知らん振りのまま家を出、帰ってきたら自分の用事を済ませた後に触れ合うようにしましょう。

何度も以前、粗相をした場所におしっこをしてしまうという場合には、2つの方法があります。1つはその場所にトイレを置いてしまい、そこをトイレとして定着させることです。2つ目は犬が嫌いな匂いのスプレーが市販されていますので、その場所にスプレーを吹きかけ、そこをトイレとして定着させない方法です。

これらはすぐに試すことができますので、今日からチャレンジしてみましょう!

Bゴミ箱をイタズラする

散らかす犬

犬にとってゴミ箱というのは色々な匂いがするため、好奇心をそそる宝の山のような物です。やってはいけないと思いつつも、やってしまった時の快感を覚えてしまうと、その後何度もイタズラしてしまう恐れがあります。

ゴミ箱の中には犬が食べると毒となる食べ物や、その包み紙、他にも危険な物がたくさん入っていますので、非常に危険です。

ゴミ箱をイタズラする犬への対処法は、ゴミ箱自体を蓋付きの物に変えてしまう方法や、先ほども活躍した犬が嫌いな匂いのスプレーをゴミ箱に吹きかけることです。

またゴミ箱に近付くと怖いことが起きると覚えさせることで、ゴミ箱に近付かないようにさせる方法も有効です。例えば、ゴミ箱をいたずらし始めたら、缶を地面に落としてビックリさせるなど、音に関する方法が効果的でしょう。

C家具をかじってしまう

ソファをボロボロにした犬

そして先ほどから活躍している犬が嫌いな匂いのスプレーが最も役立つ問題行動と言えば、家具をかじってしまうという問題行動です。

犬を飼っており、愛犬が幼い頃に家具をかじってしまって困っていたという人の中には、かじってしまう家具や壁にスプレーを使用し、どうにか対処することが出来という人も多いのではないでしょうか。

今までかじっていた場所に自分の嫌いな匂いが強く付着していれば、犬も違和感に気付き、その場所を再度かじろうとはしません。

それでも意地でかじることを止めようとしない場合もあります。基本的に破壊行為というのは運動不足によるストレスから来ることが多いです。したがって、野生本能を刺激するような遊びを一緒に行うと良いでしょう。

この場合は、飼い主さんと引っ張り合うことで遊ぶことのできるおもちゃや、ボールを使って狩猟本能を刺激させる遊びなど、工夫次第では多くの遊びを用意することができますよ!

D散歩を自分主導で行おうと引っ張る

飼い主を引っ張る犬

小型犬の場合は違和感を感じないという人もいるかもしれませんが、中型犬、大型犬になると困ってしまうのが散歩の際に犬がリードを引っ張ってしまうという行為です。

最初の内は犬が飼い主を引っ張って散歩をしてしまうという事はよくある話です。しかし、これをそのまま放置してしまうと、後々ではしつけがしにくくなってしまったり、大型犬の場合は飼い主が引っ張られ、コントロールできずに転んでしまうという自体も招きかねません。

小型犬であっても主従関係に影響が出てしまい、他の面でも言うことを聞かなくなってしまうなど、問題行動を併発させる恐れがあります。

この問題行動を直すには、飼い主さんと犬との根比べだと考えてください。方法として、リードを短く持つことが大前提です。長く持ってしまうと犬の引っ張り放題な状態を作り出してしまいます。

引っ張り出したら、飼い主さんは強くこちら側にリードをたぐり寄せ、一度歩みを止めます。犬がしっかり歩くのを止めた時点で、大げさに褒めてあげてください。これを毎回繰り返すのです。

とても大変で地道な作業ですので、中には諦めてしまう飼い主さんもいますが、後々後悔することになってしまいますので、しっかりとしつけておきましょう。

まとめ

クッションを破壊する犬

いかがでしたでしょうか。既に愛犬が大きくなったという方も、幼い時は「こんな行動してた!」という問題行動が1つはあったのではないでしょうか。しかし、これらの問題行動は小さい頃からしっかりしつけることで解消されますので、飼い主さんが根気強く指導していきましょう。

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2017年10月16日

犬の死期はどう迎えたらいい?心の整理のつけ方を投稿者と専門家が回答

産経ニュース


みなさん、犬は飼ったことはあるだろうか。犬を始め、ペットを飼うと心癒されるものだが、命あるものは必ず終わりがある−−。動物を飼う前に、よくそれを理解できていればいいのだが、やはり亡くなる直前は辛くなってしまうものだ。「教えて!goo」でも「犬の死期について……」と、まだ飼ってもいないながら犬の死期を思い、死期が近づいてきたら気持ちの整理がつくのかどうか尋ねる質問者を見つけた。果たして動物の死期はどう迎えたらいいのか。実際に苦しい経験をした人たちから、温かい回答が多数寄せられたのでご紹介したい。

心の整理をつける時間があるかどうか

まず寄せられた投稿のなかで、筆者が目についたのは「愛犬の死期が寿命なのか、病気なのか、事故なのかによって、気持ちの整理のつけ方が違う」という意見である。

「寿命を全うするその時が老衰なのか病気なのか事故なのか、それによって気持ちも違うと思います。私は何度か自分の犬や、友人の犬など看取って来ましたが、一緒に暮らした日々に後悔がなければ、最初は泣き続けるかもしれませんが、きっと優しい気持ちでいられると思います。」(samoyedさん)

特に寿命や病気の場合は、心の整理をつける時間があるのは大きいかもしれない。わかったときは辛いかもしれないが、少しずつでも愛犬との別れを覚悟できるからだろう。

ペットも愛する家族の元で亡くなりたい

ほかにも筆者の目がいったのは、実際に愛犬を亡くした体験を寄せる声である。

「安楽死は考えたことないです。苦しそうにしていても、それが自然なことだと思うんで、ずっと見てるだけです。なでてなでて、『今まで幸せだった?』とか、『ありがとうね』とか、最後のいい時間を過ごせるように、犬のために、めいいっぱい一緒にいます。(中略)愛情をかけたわんこは、必ず飼い主の目の前でなくなると思います」(nnoname#32115さん)

大好きな飼い主のもとで亡くなりたいというのが、おそらく犬にもわかるのだろう。看取りは辛いが、最後まで愛犬と一緒にいられるのは、両者にとって貴重な時間となるのではないか。

専門家の回答は……?

専門家の回答はいかがだろうか。ペットケアアドバイザーの橘和子さんが意見を寄せてくれているので、合わせて取り上げてみたい。

「『この子、もうやばい』と思ってから数日間はその子はあなたに与えてくれるはず。あなたに心の整理をする時間を与えてくれます。そしてその子の一生に向き合えば向き合うほど、最期の瞬間をあなたと過ごせるように待っていてくれます。その時になれば、わかります。怖がらずに前に進んでみてください」(橘和子さん)

別れの悲しみ以上に、温かさと優しさで胸が満たされるため、恐れることはないということだろう。また、ペットロスの辛さは誰にでも起こること。アメリカなどでは相談窓口もたくさんあるが、日本では支援体制ができていないことも、飼い主の心情に多かれ少なかれ影響があるかもしれない。

愛するペットが亡くなって心の整理のつけ方に悩んでしまったら、ぜひ各投稿者、専門家の意見を参考にしてみてほしい。


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飼育放棄犬に新しい飼い主を 伊賀・橋本さんが団体

中日新聞


ペットの飼育放棄ゼロを目標に掲げ、伊賀市服部町の橋本優さん(45)と慶志子(よしこ)さん(17)母子は「動物保護団体わんらぶ」を設立し、保健所などから犬を自宅に預かり、引き取り手を探す活動に励んでいる。

 保護にはえさや、医療などでお金も必要だ。資金は寄付や手づくりグッズの販売収益、アルバイト代をあてる。活動を続けるのは「何もしないのはだめだと思うから」。

 活動の中で、高齢者の飼育放棄が多いとわかった。二〇一六年に直接関わった飼育放棄の犬猫は三十一匹。うち六十五歳以上の高齢者によるのは二十七匹。電話や訪問での「犬猫が飼えなくなる」という相談二十六件のうち二十三件を占めた。

 犬の寿命は約十五年で、高齢者が犬を飼い始めても、最後まで飼うのが難しい。飼い主が入院したり、亡くなったりして動物の行き場がなくなるケースが多いという。

 「高齢者は犬を飼うな、というのではないです。でも家庭の状況も考えて、飼える犬を選んでほしい」と慶志子さんは訴える。

 知り合いの犬が保健所で殺処分されたことがきっかけで、中学生から保護活動を続ける優さん。「思い出すのもつらいほどショックだった」と一匹でも命を救おうと個人で犬を預かるようになった。

 慶志子さんは十五歳のとき、京都の保護施設を訪れた。部屋に数え切れない猫が劣悪な状態にいたことに衝撃を受けた。「私も動物を助けたい」。一五年、優さんとわんらぶをつくった。

 二人は、保護団体の発表会で報告したり、ブログで啓発や引き取りの情報を発信したりしている。ペットショップとは違って施設などで預けられていることから「保護犬というと、遠い存在に感じるかもしれない」と優さん。「本当はすごく身近な存在。それを多くの人に知ってほしい」と力を込める。

 伊賀保健所によると、県内では昨年、六百三十八匹の犬が捕獲され、八十一匹が殺処分されている。伊賀市内では四十五匹捕獲、九匹が殺処分された。

 (日暮大輔)


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2017年10月15日

犬の社会化不足と問題行動 2/3:第一社会化期

ネタりか


犬の社会化の概念

じゃれ合っている犬たち

前回の記事では、社会化が犬に及ぼす影響について触れてきました。今回は、社会化の実践編というスタンスで、社会化について考えていきます。

まず、社会化には2つの期間があります。一方を「第一社会化期」と呼び、もう一方を「第二社会化期」と呼びます。ここでは、犬の社会化の中でもっとも短く、重要な「第一社会化期」について触れていきます。

第一社会化期(4週齢〜13週齢ごろ)

可愛らしい子犬

社会化の時期については研究者によっても異なります。一般には、新生子期(生後0日齢〜2週齢)、移行期(2週齢〜3週齢)があり、その後の4週齢〜13週齢ごろ(生後3ヶ月+1週)が第一社会化期です。

子犬は、鼻、目、耳などの感覚器官が動き出し、自分で動き回れるほどに成長した頃から社会化期が始まると言われています。この頃の子犬は、母親の保護の元、親から行動を制限されながら、兄弟との遊びの中でコミュニケーション能力を発達させます。

この時期の子犬は、脳の扁桃体が未発達なために警戒心が薄く、好奇心が旺盛です。したがって、自分の興味のあることには積極的に行動に出ます。相手に近寄りたいと思えば、積極的に近寄ります。遊びたいと思えば、積極的に相手に絡んでいきます。こうした行動の中で、相手が不快と感じたり、遊びの中で噛む力を間違えて強く噛んだりすると、相手に逃げられたり、叱られたりします。

このようなやりとりの中で、相手とうまくやるために自分がどう振る舞うべきかを学習します。遊びに誘うサインや、噛む力加減などを身につけていきます。また、相手が人や動物ではなく、物でも同じように学びます。色々な物に好奇心を示し、積極的に近寄ったり、触ったりします。こうして、それぞれの物が、安全なものなのか、それとも危険な物なのかを学んでいます。

この時期には、恐怖心や警戒心が低いので、多少の怖い思いにも柔軟に対応し、慣れることができます。

感受性の高い時期(感受期)

子犬たち

この第一社会化期の中の6週齢〜9週齢を「感受期」と呼びます(学説によっては臨界期とも呼ぶ)。感受期は、第一社会化期の中でもっとも重要な時期です。

“超“がつくほどに好奇心が旺盛なので、色々なことにトライできる時期です。この時期での経験は永続化するとも言われます。この時期に、他の生物への愛着、自分が犬であることの自覚、生活環境への慣れが進みます。こうした慣れが安定するこの時期までは、親元で兄弟と共に暮らす必要があります。

反対にこの時期よりも前に親犬や兄弟から引き離されると、愛着や自覚、慣れが阻害され、脳の健全な発育ができず情緒が不安定になりがちです。

第一恐怖期

手を怖がっている犬

この感受期の近くに、もう一つの大切な期間があります。これは「恐怖期」と言われ、生後8週齢〜10週齢の間の一週間だと言われています。

この時期に強烈に怖い経験を積むと、恐怖を感じた事柄に一種のトラウマを持ち、その効果は一生続きます。この期間、子犬には恐怖や苦痛を与えないように気をつける必要があります。

通常の刺激であれば心配は要りませんが、階段から転落することや、他の犬に本気で襲われる、叩いたり蹴ったり痛みを感じるようなことは避けるようにするべきです。もし、ここで失敗をすると、恐怖や苦痛を感じた対象に強烈な嫌悪感を抱き、怖がる行動や、攻撃性を見せることもあります。

第一社会化期の実践と注意点

寝ている子犬

ここまで見てきたように、第一社会化期は、子犬の体や心が急速に発達している時期です。家庭に引き取られる犬にとっては、生活環境の中にある刺激(騒音、他者など)に慣れる必要があります。もし慣れなければ、あらゆる事柄に恐怖を示すようになってしまいます。

我々飼い主として、この時期をどうやって乗り越えるかが子犬との生活の最初の関門となります。ここまで見てきたことを前提に、実践方法を見ていきましょう。

✔第一社会化期の中の8週〜9週齢で飼い主へ渡す
✔第一恐怖期の8週〜10週齢は家の中で触れ合いながら怖い思いをさせない
✔第一社会化期が終わる13週齢までに多くの犬や人と楽しい経験を積む

子犬が親と兄弟から引き離される時期は"8週〜9週齢"が最も新しい環境になじみやすいと言われています。また、この時期までは、親と兄弟の中で揉まれながら、他者への愛着、自分が犬だということの自覚を身につける必要があります。

第一恐怖期に当たる8週〜10週齢は、新しい飼い主の元、優しく触れられたり、話しかけられたりしながら、怖い思いをさせないようにします。子犬も活発に動くので十分な管理監督が必要ではありますが、構いすぎもよくありません。しっかりと安全を管理しながら様子を見ます。子犬が寂しがったら側で寄り添うなどをして安心させます。

第一社会化期の最後のイベントが最も重要です。12週齢〜13週齢までに2回目のワクチンを終わらせ、外界にデビューします。ワクチンが完全に終わっていないので菌が多く生息する、山、川、海などの大自然は避けて、街や公園に出かけます。そこで、沢山の人に可愛がってもらい、多くの犬と遊ばせます。

もし、近所に犬が多く集まる公園などがあればうってつけです。公園にいる飼い主さんに子犬であることを告げ、相手がワクチン摂取を済ませているかを確認し、遊んでもらえる相手を見つけます。ここでは決して、犬に対して攻撃的な犬とは合わせないようにします。大概、子犬には独特の匂いがあり、成犬の警戒心は低いものです。しかし、注意は怠らないようにしましょう。

こうした環境がない場合や、ワクチンの事が気になる場合は、犬の幼稚園などを利用して多くの人と犬に合わせるようにします。こうした社会化は、15分程度のセッションを週に最低1〜2回もつようにします。

多くの動物行動学者や、心理学者は、第一社会化期の最後のプロセスをこう表現します。

「生後3ヶ月が終わるまでに100人、100頭とポジティブな経験をさせること」

これが達成できれば、色々なタイプの人や犬を仲間だと認識することができます。ここまで慣らすことができれば、外で他の犬を怖がって吠えるや、攻撃するなどの行動はかなりの確率で抑えられます。また、外の車やバイクにもこの時期までに慣らすことができれば、外でパニックになることもないでしょう。

注意すべきは、感染症のリスクを下げるため、適切な環境で慣らすことです。これは飼い主の責任で行わなければなりません。

まとめ

歩いている犬

第一社会化期は子犬の発育にとってとても重要な時期です。この時期は、犬のその後の一生を左右するほどの影響を持ちます。

日本の獣医療では、こうした行動心理面の影響を無視し「ワクチンが終わる14週までは外に出すな」と言われます。一方の欧米の獣医療では「社会化は心のワクチン」として、2回目のワクチンが済めば散歩デビューをするというのが主流になってきています。

これは、動物行動学や心理学の研究を元にしており、社会化期に家に閉じ込めておくと、外のあらゆるものを怖がるようになり、不安行動や攻撃性などの問題行動につながるという認識があるためです。しかし、この時期はワクチンが完全に終わっていません。これを行動学者や心理学者は「社会化とワクチンのジレンマ」と呼んでいます。

ワクチンとのジレンマを持つこの時期での経験で失敗をすると、次に待つ第二社会化期がより困難になってしまいます。社会化とワクチンのジレンマは現在の日本の獣医療では解決できない状況です。これは飼い主の責任でしっかりと考慮されるべき問題と言えるでしょう。

次回は、社会化の最終段階である第二社会化期について取り上げます。

《参考》
DR. JEN'S DOG BLOG,”THE DARK SIDE OF SOCIALIZATION:FEAR PERIODS AND SINGLE EVENT LEARNING”.

Helen Vaterlaws-Whiteside,Amandine Hartmann(2017).Improving puppy behavior using a new standardized socialization program,Applied Animal Behaviour Science.

Lara Batt BAgSc(Hons),Marjolyn Batt RN,DMU,JohnBaguley BVSc(Hons)MACVScMBA,Paul McGreevyBVSc,PhD,MRCVS,Cert(AS)CABC,Grad Cert H.Ed,MACVSc(Animal Welfare)(2008).The effects of structured sessions for juvenile training and socialization on guide dog success and puppy-raiser participation,Journal of Veterinary Behavior: Clinical Applications and Research,Volume 3, Issue 5, September–October 2008, Pages 199-206.

(ドッグトレーナー提供:ドッグビヘイビアリスト 田中雅織)


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2017年10月14日

盲導犬を蹴る動画に関連団体が「看過できない」と声明 輩出団体は「厳重に対処する」※追記あり

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盲導犬ユーザーが盲導犬を蹴る様子を撮影した動画がSNSで拡散し、話題になっていましたが、12日(木)に全国盲導犬施設連合会と加盟する8団体が連名で「盲導犬を足で蹴っている動画について」と題した声明文を発表しました。声明文によると、既に盲導犬ユーザーは特定されており、盲導犬を輩出した団体は、「緊急に該当者と面談をおこない、状況を本人の言葉で確かめたうえで注意はもちろんのこと厳重に対処することになります」と同連合会に報告しています。

動画は10月8日(日)午後8時頃に和光市駅(埼玉県)の副都心線上りホームで撮影されたもの。撮影者によると、盲導犬ユーザーがホーム上で盲導犬を殴ったり、前足が宙に浮くほどの力で何度もリードを上に引っ張ったりして犬が苦しそうにしていたことから撮影を始めたそうです。動画では盲導犬ユーザーが右足で左に寄り添う盲導犬を蹴り、無理やり方向を変えて歩いていく様子が確認できます。

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盲導犬ユーザーが盲導犬を蹴る瞬間(※撮影者提供の動画より)
声明文によると全国には独立した運営を行う11の盲導犬育成団体があり、11日(水)にそのうちの1団体から「当会卒業生であることが判明した」と報告があったそうです。全国盲導犬施設連合会は、「身体障害者補助犬法、動物愛護法、盲導犬育成事業者が守らなければならない盲導犬訓練基準に照らして、看過できない重要事項と受け止めています」とコメントしています。

追記(13日14時半):盲導犬は保護されました。

当初より撮影者の動画をもとに事実確認を行っていた動物保護団体「RJAV被災動物ネットワーク」は、盲導犬の輩出団体から「盲導犬は虐待していたユーザーから引き揚げた。今後も当施設では提供しない」と連絡を受けたことを同団体のFacebookページ上で報告しました。


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