動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年02月13日

目指せ犬猫殺処分ゼロ 徳島県内で1日2匹超 「不妊・去勢手術徹底を」

徳島新聞



「小さい時から私は猫に助けられている。そんな猫が多く殺されているのを知り、殺処分がなくなってほしいと訴えたかった」。東みよし町の小学生が犬と猫の「殺処分ゼロ」を求める手紙を、徳島新聞に寄せた。徳島県内の殺処分数は以前に比べ大幅に減少しているものの、2017年度は873匹に上り、1日に2匹以上が命を失っている数字だ。望まない繁殖や飼い主の放棄などが背景にあり、県や動物愛護団体は、不妊・去勢手術や最期まで面倒を見る「終生飼養」の徹底を求めている。

 投稿したのは三庄小学校6年の高橋美優さん(12)。家で猫を飼っており、「気持ちが落ち込んだり、疲れたりした時に猫と触れ合うと、元気が出る。随分助けられている」と言う。

 テレビ番組で殺処分されている現状を見て、手紙を書いた。クラスメート30人に意見を聞き、28人が殺処分の中止を求めていたことを紹介。対策として里親が増え、地域で管理する「地域猫活動」が広がればいいと提言した。

 徳島県内の犬猫の殺処分数は07年度には6017匹だったが、不妊・去勢手術の推進や愛護意識の高まりなどで、年々減少している。しかし近年は減少幅が小さく、県動物愛護管理推進計画(14〜18年度)の目標数値を4年連続で上回っている。17年度の目標は600匹だった。

 17年度に県動物愛護管理センター(神山町)に収容されたのは、犬は捕獲が517匹、引き取りが465匹などだった。飼い主に戻ったのは171匹、愛護団体や里親に譲渡されたのが259匹で、617匹が殺処分された。猫の殺処分は256匹だった。

 収容された犬は約半数が子犬、猫は約7割が子猫で、望まない繁殖によって捨てられたり、持ち込まれたりするケースが目立つという。

 このため、センターでは「殺処分を減らすには、不妊・去勢手術の徹底が不可欠」としている。ただ、センターや徳島県内の愛護団体によると、「かわいそう」「費用がかかる」などの理由で、手術をしていない飼い主も多いようだ。

 飼い主から「引っ越さなければならなくなった」「入院する」といった理由で引き取りを求めてくる場合も多い。センターは「最期まで責任を持ってほしい。飼えなくなった時に面倒を見てくれる人を確保してから飼ってほしい」と呼び掛ける。

 迷い犬の返還率を高めるため、飼い主に対してペットの身元を証明する「マイクロチップ」の装着を推進しているものの、まだまだ浸透していない。

 地域猫活動は、飼い主がいない猫を捕獲し、不妊・去勢手術をした上で地域に戻して住民が管理する。県内ではこれまで117カ所で活動が行われており、県は今後も増やしていきたい考えだ。

 県動物愛護管理センター 毎月2回 譲渡会開催

 犬猫の殺処分の減少に向けて官民で力を入れているのが、里親への譲渡だ。県動物愛護管理センターでは毎月2回、「飼い主をさがす会」を開いているほか、動物愛護団体などに譲り渡している。

 8月26日にあった「さがす会」には、9組約20人が参加した。講習会を受けた後、用意された犬猫と触れ合い、希望を決める。この日は4組が犬を1匹ずつ持ち帰った。失われるはずだった命が救われた。

 2006年に設立された徳島市内のNPO法人HEART(ハート)は、行き場を失った犬と猫を保護している。インターネットや譲渡会を通じて、これまで1400匹を里親に引き渡した。

 飼い主の責任を明確化させるため、無計画に繁殖させた場合の引き取りはせず、アンケートや電話でのやりとりを通して任せられると判断した人にだけ譲り渡す。軽い気持ちの人も多く、希望者の半数以上は断っているという。現在は約200匹の犬と猫を保護している。

 スーザン・マーサー理事長は「ここに持ってくれば命を助けてもらえると気軽に来る人も多い。不妊・去勢手術を必ずするなど責任を持って飼ってほしい」と話している。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:35 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(50)鳥取県「アミティエ」

高知新聞



犬猫福祉へ信念貫く
 所変われば事情も変わるで日本の動物愛護センターは多様だ。しかし、行政だけが愛護のトリデではないし、むしろ、民間が先を行く。その中で出会った先駆者3人を紹介する。

 まず、鳥取県倉吉市の動物愛護施設「人と動物の未来センター アミティエ」(仏語で友情)。運営母体は倉吉市の公益財団法人「動物臨床医学研究所」。2013年9月、山根義久理事長(75)がシェルターを整備し犬猫の保護、譲渡を始めた。きっかけは県が動けなかったからだ。

 「私はね、造ってほしいって何度もお願いしてきたんだけど『予算がない』と。それならと私が金を出すことにしたんです」。最初に受け入れたのは東日本大震災の被災犬猫計10匹だった。

 経歴がすごい。東京農工大の名誉教授で、日本獣医師会の会長を05年から8年間務めた。その始まりは49年前、故郷・倉吉での動物病院開業。研究熱心で勉強会を始め、1991年に財団法人設立、2011年には公益財団法人に。毎年、大阪で学会を開き、獣医師が1600人も参加。市民参加の公開セミナーも含めて5千人規模だという。

 アミティエの場所は父親から相続した牧場跡。牛舎を数千万円かけて改修し、スタッフ4人を雇い、ボランティアの協力を得て年中無休で運営する。収容動物の医療ケアは、同研究所長の高島一昭さん(50)が総院長をする倉吉動物医療センター(3病院で獣医師計12人)が引き受けた。

 「活動を始めるとすぐ、県の担当者が来て『「いやー、こういう施設を造ってもらって恐縮です』ってね」と山根さん。県は翌年度から年間約2400万円を委託料として予算化。県内3カ所の保健所に収容した犬猫のうち約70匹を毎年、引き受けることになった。そして施設には「鳥取県動物愛護センター」の肩書も付いた。

 県にすれば、建設費数億円が浮き、運営は財団任せ。年間経費は2千万円どころでないが、山根さんは「鳥取方式です」と太っ腹。他県がうらやむ官民連携愛護センターとなった。

 高島さんの病院はCTなどを備えた高度医療対応で、保護犬猫でもしっかり診る。病気やけがを徹底治療し、不妊去勢手術を施し、マイクロチップを装着してアミティエへ移し、譲渡先を探すのだ。

 それだけに譲渡条件も厳しい。書類審査を通ると3時間の講習会。トライアルを経て正式譲渡の後も年1回、近況報告を求められる。そんなわけで譲渡第1号まで半年もかかったが、その後は順調。今年1月末までで犬140匹、猫194匹を送り出した。県内にはシェルターを持つ愛護団体がないため、拠点誕生の波及効果は大きいようだ。ここ3年間、保健所での犬の殺処分が激減=表参照=したので、アミティエは今後、猫に力を入れる方針だ。

 そして、もう一つアミティエが素晴らしいのは、高齢の譲渡希望者への理解だ。通常、愛護センターは高齢者へ譲渡しない。もし、入院などすると犬猫が路頭に迷い、再び不幸になりかねないからだ。だが、アミティエは、譲渡した犬猫がそういう事態になれば、引き取って次の飼い主を探すこともしている。

 「若い家族にもらわれても、共働きなら犬猫が独りぼっちにされる時間が長いかも。それならむしろ、在宅時間が長いシニアと一緒に暮らす方が、お互いに幸せでは。一概に年齢で条件を区切るのが正しいとは思いません。高齢者が安心して飼うことのできる態勢をつくればいいんですよ」

 聞くほどに進んでいた。(編集委員・掛水雅彦)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:31 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月08日

大分県のおおいた動物愛護センターが開所イベント 「新拠点に親しんで」

Yahoo! JAPAN


おおいた動物愛護センター(大分市廻栖野、TEL 097-588-1122)は開所日の2月17日、一般を対象としたオープニングイベントを開催する。猫関連のコーナーを設けるほか、犬のしつけやアジリティー実演などを行い、新しい拠点施設に親しんでもらう。(大分経済新聞)

オープニングイベントを行う「おおいた動物愛護センター」

 午前中に関係者約60人を招いて式典を開く。10時のテープカット後、広瀬勝貞大分県知事、佐藤樹一郎大分市長らがあいさつ。同センターのロゴマークとキャッチフレーズを発表し、大分市野津原小と横瀬小の児童が施設への期待の言葉を述べる。

 一般への開放は12時から。施設の一部を使ったイベントを実施する。管理棟では図書資料室で「いきなりニャンコ展」として絵本の読み聞かせ会、猫写真コンテスト、写真展、猫雑貨展などを開く。大会議室では13時からドッグランと譲渡会の説明を2回ずつ行う。

 動物保護棟ではふれあいホールでペット食事相談会がある。飼育モデル室内の猫の生活、トリミング室でのグルーミング作業、屋外広場での犬のしつけ実演を見学できる。施設で引き取って譲渡用に飼育している犬や猫に触れることはできない。

 みどりの広場とドッグランは10時から開放。みどりの広場では12時30分と13時30分から犬の障害物競走競技「アジリティー」を実演する。ドッグランの利用は事前登録が必要。

 このほか施設内を巡るスタンプラリー参加者やメール会員登録者には犬猫の関連グッズを進呈する予定で、同センターの佐伯久所長は「犬や猫を飼っている人もそうでない人も学んで楽しめるイベントを用意した。来所して新しい施設について知ってほしい」と呼び掛ける。

 大分県と大分市が共同設置・運営。敷地面積は約1万9500平方メートルで、管理棟、動物保護棟、ドッグラン、多目的広場などを備える。動物との共生を推進する施設として、犬や猫の引き取り・収容・返還、苦情や相談の受け付け、飼い主指導、避妊去勢手術、譲渡会や講習会の開催などを行う。一般向けの展示情報コーナー、ふれあいホールのほか、業務エリアに引き取り時の状態を確認するトリアージ室、処置室、隔離室、観察室、手術室、譲渡用飼養室などがある。利用時間は9時〜16時(月曜・年末年始休業)、多目的広場は17時まで(年末年始休業)。犬の登録・相談業務は月曜〜金曜の8時30分〜17時15分。

みんなの経済新聞ネットワーク

posted by しっぽ@にゅうす at 09:14 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月07日

人と犬が共生できる社会をめざして 東京都動物愛護相談センターの活動

Yahoo! JAPAN


人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指している「東京都動物愛護相談センター」(以後センター)では、民間の動物愛護団体と協力しながら、官民一体となって犬たちの幸せへの道筋をつくっています。犬や猫の殺処分ゼロを目指す、センターの“今”をお伝えします。

※保護犬、飼い主さん、お話を伺った方々の情報は2017年5月10日現在の情報です

人と犬が共生できる社会をめざして 東京都動物愛護相談センターの活動
撮影/尾アたまき
センターと協力し、譲渡会を行う「ミグノン」
「東京都動物愛護相談センター」(以後センター)の登録団体のひとつに「一般社団法人ランコントレ・ミグノン」(以後ミグノン)があります。ミグノンによって引き出された(センターに収容された動物を、救出・治療・譲渡などを目的として一時的に預かること)犬たちは、ミグノンが運営する複合施設「ミグノンプラン」内のシェルターで一時預かりされます。おしゃれな内装のこの施設にはトリミングサロンに動物病院も併設。定期開催される譲渡会やイベントは、保護動物たちの新しい縁との出会いの場になっています。

この日も、ミグノン代表の友森玲子さんは、ミックスの中型犬をセンターから引き出しました。とてもフレンドリーで職員さんにも甘えっぱなしのこの犬は3カ月もセンターにいたとのこのと。ミグノンプランに到着すると、1階のトリミングサロンで爪切りやシャンプーを施してもらい、ますますかわいくなりました。ほかの犬との関係も良好で、きっといい出会いがあるはずだとスタッフのみんなが思っていた矢先、次の譲渡会ですぐにトライアルが決まりました。

人と犬が共生できる社会をめざして 東京都動物愛護相談センターの活動
撮影/尾アたまき
安心して暮らせる場所を見つけたララちゃん
センターからミグノンに引き出されたあと、わずか4日目の譲渡会で藤居幸さん家族と出会ったミックスの中型犬は、ララちゃんと名づけられました。

「初めは別の犬目当てで足を運んだのですが、譲渡会で真っ先に目が合ったのがこのコだったんです。きれいな瞳が印象的で」と藤居さん。息子のレオンさんになでられながら、ララちゃんは藤居さんのお宅にすっかりなじんだ様子です。

「保護猫を飼っている友達のすすめもあり、いっしょに暮らすなら保護犬にしようと決めていました。まだトイレを失敗したり、吠え続けたりしますが、当初よりずいぶん落ち着きました。頭がいいコなのでこれからわが家にゆっくり慣れていってくれたらと思っています」と話す幸さん。みんなの愛情を受けて、幸せいっぱいの表情を見せてくれたララちゃんでした。


殺処分がゼロになる日は
27年度、東京都では488頭の犬の収容がありました。そのうち、飼い主さんのもとに戻された犬が236頭、譲渡された犬は、愛護団体などの協力もあって234頭。そして、殺処分数は24頭でした(前年度からの繰り入れ、翌年度への繰り越しを含む)。

『いぬのきもち』で「犬のために何ができるのだろうか」の連載がスタートした2002年、「東京都動物愛護相談センター」での殺処分数は1634頭(平成12年度実績)。比べるとその数がずいぶん減ってきていることがわかります。

飼い主さんがみな最後まで愛情をもって育てる終生飼育ができたなら、犬たちがセンターに収容されることも殺処分もなくなる日がくるかもしれません。この連載で、引き続き、犬たちのために私たちができることを考え、お伝えしていきたいと思います

出典/『いぬのきもち』2017年6月号
取材・撮影・文/尾アたまき

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:09 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(45)シェルター・メディシン

高知新聞


科学的に犬猫を救う
 神奈川県川崎市から新潟県動物愛護センターへ向かった。当初、新潟は未知の世界だったが、ネットで調べていると、「シェルター・メディシン」(保護施設内の獣医療=SM)という言葉に行き当たった。

 初耳だが、読むと、なるほどだった。例えば、シェルターに収容した動物は、少しぐらい体調が悪くても安全であれば譲渡すべき、とある。健康になるのを待っていたら、逆に動物がストレスで体調を崩し、譲渡のチャンスを失うという。

 施設内での安楽死も「治療の一環」と見る。「殺処分ゼロ」はスローガンとしてはいいが、数値目標にすべきではないという。こだわりすぎると、人も動物も疲弊する。収容数を減らして過密を防ぐことで、動物をしっかりケアでき、結果的に多くの動物を救える―とあった。

 こうした合理的思考の背景にあるのは「群管理」の事情だ。家庭で数匹飼うのと、施設内で群れを管理するのは別物。いかに感染症を防ぎ、収容動物の健康を維持し、新しい家族に送り出すかを優先する。行政シェルターは「動物の命」とともに「公衆衛生」と「地域の安全」を守ることも役目。高い攻撃性や、重度の感染症がある場合は譲渡すべきではないという。

 一方で、米国では譲渡促進のために猫をライオンカットしたり、犬にはTシャツを着せたりもするという。雰囲気を明るくし、来場者も職員も満足度が上がれば、動物のハッピーにつながるという狙いだ。

 その科学的裏付けとして、統計や疫学を重視。データを解析し、1匹当たりの飼育面積やケージの使い方、感染症予防のための世話の手順を数値化、客観化し、学問にしていた。2000年ごろにカリフォルニア大学デイビス校で取り組みが始まり、全米の獣医科大に広がっているという。

 新潟県がSMを取り入れたことで殺処分数が減り、譲渡数が増え、うれしい成果が出ている―とあった。

 それを見るために新潟へ行くのだが、その前に、東京・東五反田の公益社団法人・日本動物福祉協会に寄った。実はSMを日本に持ち込んだデイビス校疫学研究員で、日本獣医生命科学大(東京)博士研究員の田中亜紀さんが帰国していたのだ。高知の状況を伝えると彼女は言った。

 「センターを造るベースは、いかに科学的にやるかです。それと、その土地に合ったシェルターでないと。極端に言えば、獣医師はいた方がいいんだけど、いないんだったら、それはそれで対応を考えればいい。地元の獣医師会と連携をしっかり構築すればいいんです。手術室も要らないかも。結構、お金かかります。よそにあるからといって、本当に高知に必要なのか。それより、高知の問題点が何で、どう解決したいのか。税金を有効に使いたいなら、慎重に検討すべきです。慌てて3年後に造る必要ないですよ」

 中学生まで英国育ち。日本獣医生命科学大を出て、米国へ留学。3人の子育てをしながら、日米を往復。ここ4、5年は国内の施設で引っ張りだこだ。「何なら高知へ行きますよ」。臨機応変で話の早い人だった。(編集委員・掛水雅彦)
posted by しっぽ@にゅうす at 04:27 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫の殺処分減少へ 県と大分市 動物愛護センター17日開所 保護棟やドッグラン完備 [大分県]

西日本新聞


年2千頭近い県内の犬や猫の殺処分を減らすため、県と大分市が共同で整備した「おおいた動物愛護センター」(同市廻栖野)が17日にオープンする。1日に内覧会があり、施設が報道陣に公開された。保護した犬猫の長期間の収容が可能になることから、センターは3月から譲渡会を定期的に開く。

 九州乳業「みどりマザーランド」内の土地約1万9500平方メートルに、犬56匹、猫100匹を収容できる動物保護棟(平屋、約990平方メートル)やドッグラン(約2400平方メートル)などを整備した。総事業費は約10億円で県と市が折半。運営は県、市のほか、民間業者などにも業務を委託する。

 メインの動物保護棟には、収容した犬猫の様子を見る観察室や飼養室▽感染症の有無を確認する検査室▽去勢や避妊をするための手術室−などを完備。犬や猫の飼い方を学ぶ展示室やモデル室も設けた。

 これまで、飼育放棄されたり、保護されたりした犬や猫は県の各保健所に収容後、約1週間内に引き取り手が見つからなければ県動物管理所(同市小野鶴)で殺処分されてきた。センターによると、2017年度に引き取られた犬は702頭、猫は1967頭。うち犬240頭、猫1764頭が殺処分となった。大分市は独自施設がなかった。センター完成により犬猫を長期的に収容し、譲渡会で新たな飼い主を見つける。

 県は23年度までに犬猫の引き取り数を計1500頭に減らす目標を掲げる。センターの佐伯久所長は「動物との正しい関わり方や命の尊さを情報発信して、飼育放棄される犬猫を減らしたい」と語った。

=2019/02/05付 西日本新聞朝刊=
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2019年02月06日

動物愛護センター設置へ豊橋市

東日新聞



豊橋市/市議会で方針打ち出す/殺処分減 譲渡率押し上げ図る

豊橋市は5日の市議会福祉教育委員会で、動物の愛護や管理の拠点として「動物愛護センター」を設置する方針を打ち出した。犬猫の収容スペースを確保し、譲渡率の向上を目指す。

 動物愛護管理推進計画(仮称)の基本的な考え方を説明する中で、動物愛護の啓発や犬猫の譲渡事業、大規模災害時に被災動物を保護する拠点として「動物愛護センター」を計画していると明らかにした。設置の時期や場所、規模などは未定だという。

 豊橋市では2017年度、野良犬など97頭を収容した。このうち57頭が飼い主のもとに戻り、39頭は事前登録した希望者に譲渡された。野良猫などの収容数は、飼い主が分からない子猫を中心に145頭で、うち106頭に新しい飼い主が見つかった。譲渡率は犬97・5%、猫73・1%で、殺処分をできるだけ減らすためにも市はこの数字を押し上げたい考えだ。

 現在、市主催の譲渡登録会は年3、4回のペースで開かれている。ただし犬猫の保管場所の保健所・保健センター(中野町)で一度に収容できるのは犬5頭、猫10頭に限られるうえ、ガレージの一角にケージを置いているのが現状だ。施設が整備された9年前は「いまほど譲渡が盛んに行われていなかった」(担当者)ためだという。

 譲渡率の向上には収容スペースの確保が必要だとして、市は今年9月に策定予定の動物愛護管理推進計画(仮称)に、動物愛護センターの設置計画を盛り込む方針を示した。

 県内の自治体の動物収容施設は県が運営する4カ所のほか、名古屋、豊田、岡崎市がセンターを設置している。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:10 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする