動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月14日

本来は速やかに殺処分…外来種のカメ40匹を数か月“たらい”に放置し死骸も 名古屋市の施設


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名古屋市の施設で外来種のカメを不適切な方法で扱っていたことがわかり、市は管理体制を改善することにしています。

 名古屋市によりますと、生物の生態の調査などを行う天白区の「なごや生物多様性センター」で、本来は、捕獲後、速やかに殺処分するはずの外来種「ミシシッピアカミミガメ」およそ40匹が数か月にわたって“たらい”に放置され、死骸もあったということです。

 3月下旬に市民から「外来種のカメが劣悪な環境で飼育されている。動物愛護法違反だ」と市に通報があり、発覚しました。

 カメの管理は専門の職員が一人で行っていましたが、去年の冬はアライグマの捕獲などが相次いだためカメの殺処分に手がまわらず、冬眠させていたということです。

 東海テレビの取材に対し、市の担当者は「組織的にほったらかしていたわけではないが、ベストではなかった。体制を改めてベストな管理を目指したい」と話しています。

 市は今後複数人をカメの管理にあたらせるほか、速やかに殺処分することで飼育期間を短くするとしています。

※画像は名古屋市提供 市が捕獲したミシシッピアカミミガメ

東海テレビ
posted by しっぽ@にゅうす at 01:43 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月13日

ライオン100頭以上ネグレクト 南アフリカ施設

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責任ある飼育下繁殖を支持する組織のメンバーがライオンを病気のまま放置。なぜ?
 南アフリカで、ショッキングな飼育放棄(ネグレクト)事例が発覚した。ライオン100頭以上とそのほかの動物が北西州の繁殖施設「ピエニカ・ファーム」にすし詰めにされ、その多くが病気になった状態で放置されていたのだ。

ギャラリー:アフリカの野生ライオンの「私生活」 写真20点

 事実が明るみに出たのは、ジャーナリストへの匿名の情報提供だった。このジャーナリストが、南アフリカの動物福祉関連法の施行状況を監視する動物虐待防止協会(NSPCA)に報告して、飼育の実態が明らかになった。

2頭分のスペースに30頭以上
 NSPCAがピエニカ・ファームを調査した結果、27頭のライオンがダニの寄生を原因とする皮膚疾患にかかっており、ほぼ全身が脱毛するほど深刻な状態だったという。調査員の報告によれば、本来2頭分のスペースに30頭以上が詰め込まれ、囲いの中は不潔極まりなかった。髄膜脳炎を患ったために歩行困難になったライオンの子も3頭いたが、うちの1頭は回復の見込みがないため、すでに施設の獣医師が安楽死させていた。

 調査を担当したNSPCA野生生物保護部門のマネジャー、ダグラス・ウォルター氏は「状況は筆舌に尽くしがたいほどひどいもので、むなしくなりました。百獣の王が劣悪な環境に置かれているのですから」と語る。「心を打ち砕かれました」

 南アフリカのライオン飼育業界に関する報告書を読むと、環境に問題がある状態で暮らしているライオンがいることがわかる。

 今回、ネグレクトが明らかになった施設ピエニカ・ファームの所有者はジャン・スタインマン氏だ。スタインマン氏は南アフリカ捕食動物協会(SAPA)の理事としてウェブサイトに名前が掲載されている。SAPAは飼育下繁殖を支持。狩猟は「合法的で、動物保護につながる」とし、会員に対しては「高い倫理基準を守る」よう求めている。NSPCAは1962年制定の南アフリカ動物保護法71条に違反した疑いでスタインマン氏を告発。有罪判決を受けた場合、約2700ドル以下の罰金または1年以下の懲役に処される。

 私たちは、スタインマン氏にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

 SAPAでCEOを務めるデオン・スワート氏は、スタインマン氏が理事ではなく「会員の一人だ」と話している。

 SAPAは2019年5月8日付でプレスリリースを発表。それによれば今後「徹底的に調査」し、「スタインマン氏に対しては直ちに処分する」と述べている。

 SAPAのウェブサイトには、「いかなる動物も不当な」空腹、喉の渇き、不快感、病気、痛みに「苦しんではならない」といった動物福祉規範が列挙されている。保護団体「ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナル」アフリカ支部の野生生物ディレクター、オードリー・デルシンク氏は「不当な」には抜け穴があると指摘する。「『不当な』という言葉はあいまいです。あいまいな表現はやめ、明確にすべき問題です。動物の健康や安全に関しては、グレーゾーンなど存在してはいけません」

 2015年のドキュメンタリー映画「Blood Lions」は、南アフリカで飼育下繁殖されている捕食動物の数を6000〜8000頭と推測していた。その大部分がライオンだ。その数は現在、約1万頭まで増加していると、映画の主人公で、ナレーターも務めたイアン・ミックラー氏は考えている。氏は25年以上にわたり、サファリ運営者、ジャーナリスト、自然保護活動家として活動している。

 飼育下繁殖施設を訪れる旅行者は、料金を支払って、ライオンの子供をなでたり、哺乳瓶でミルクを飲ませたり、一緒に写真を撮ったりする。おとなのライオンと並んで歩くこともある。また、ミックラー氏によれば、多くのライオンがトロフィーハンター(戦利品を持ち帰りたいハンター)に射殺され、その一生を終えるという。ハンターの多くが米国人だ。

 ハンティングでは、フェンスで囲まれた場所にライオンを閉じ込める「缶詰」ハンティングという方法がとられる。トロフィーハンターたちが毛皮や頭部を持ち帰った後、骨をはじめとする残りの部位はアジアに輸出され、伝統薬の材料になる。南アフリカは年間の割当量を設定し、その範囲でのライオンの骨の輸出を合法としている。


骨を売るために飼育されていた?
 ピエニカ・ファームのライオンたちは骨取引のために飼育下繁殖されていた可能性が高いと、ミックラー氏は考えている。アジアでは、ライオンの骨がトラの骨の代用品として伝統薬に使用される。ミックラー氏によれば、観光やトロフィーハンティングのライオンは健康的な外見を保たなければならないが、骨取引用のライオンはネグレクトされるのが普通だという。「骨取引用のライオンを繁殖する場合、ライオンの外見を気にすることはありません」とミックラー氏は話す。「最終的には、骨だけが袋に詰められ、アジアに運ばれるのですから」

 ミックラー氏は、今回の出来事が南アフリカで飼育下繁殖されている捕食動物たちに大きな変化をもたらすことはないと考えている。スタインマン氏が腕の良い弁護士を雇い、訴訟を長引かせ、結局、軽い処罰で済むというのがミックラー氏の見立てだ。

「しゃべることができれば、ライオンは大声で裁判所に『ライオンにも公正な先進国レベルの動物福祉が必要だ』と訴えるでしょう」とミックラー氏は話すが、「現在の飼育下繁殖や骨取引を終わらせるような判決が下されるとは思えません」と付け加えた。

 ピエニカ・ファームのライオンたちは今もそのまま飼育されている。ライオンたちの運命は、調査とその後の裁判によって決まる。ヒューメイン・ソサエティーのデルシンク氏は「とても不確かな」状況だと語る。もしライオンたちが無事に生き延びても、施設で生まれ育ったため、野生に放つことはできない。しかも、南アフリカの信頼できる保護区だけでは、これだけの数のライオンを引き取れないからだ。

「ライオンたちの未来に希望はありません。選択肢があまりないのです」

文=RACHEL FOBAR/訳=米井香織
posted by しっぽ@にゅうす at 08:17 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月08日

「ペットショップでは香水NG」投稿話題に、におい製品は動物に有害? 獣医師に聞く

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「動物園やペットショップに来るときは、香水をつけないでほしい」。このような注意喚起が先日、ネット上で話題になりました。普段、何気なく使っている香水やアロマ、布製品用の消臭スプレーは動物や鳥類にとって有害で、何らかの不調を来す危険性があるようです。

 ネット上では、「知らなかった」「何が原因?」「ペットがいるけど、消臭スプレー使ってしまってる」「どんなことに気を付けたらよいの」など、さまざまな声が上がっています。アロマなど「香りを楽しむ製品」が動物に与える影響について、獣医師の増田国充さんに聞きました。

化学物質過敏症の恐れあり
Q.鳥類を含む動物にとって、香水やアロマ、布製品の消臭スプレー、柔軟剤など「人間が香りを楽しむ製品」は有害なのでしょうか。

増田さん「有害なものもあります。この問題は昨今、ヒトで『化学物質過敏症』と言われ、問題になっていますが、獣医学系の雑誌でも『香害』と題して紹介されました。

においは、化学物質が揮発したものを鼻の奥にある嗅細胞(きゅうさいぼう)が検知することで認識します。化学物質には、天然のものもあれば、合成的に作られたものもあります。化学物質の中には、薬と同じような作用を持つものもあり、それらが良くも悪くも、ヒトや動物に影響を与えることがあります。体がこれらの物質に対して頻繁に、あるいは高濃度で触れるような場合、生体反応の一部として過敏反応が出るものと考えられています。

『どの商品に含まれるどの成分が、どのような作用を動物に与えるのか』はまだ解明されていない点があります。とはいえ、芳香剤や柔軟剤を替えてから不調が生じた場合、化学物質過敏症の可能性があるかもしれません」

Q.アロマなどの有害性について、個体差や「慣れ」の影響はありますか。

増田さん「個体差は存在すると考えられます。ただ、嗅覚は比較的慣れが生じやすいのですが、化学物質に触れていることには変わりないので、においに慣れている、あるいは慣れてきたからといって、安全ということではありません。むしろ、人間もにおいに慣れて、感覚が鈍くなっていることが多く、知らず知らずのうちに使用量が増えていることもあるので、注意が必要です」

Q.アロマなどの有害性について、特に注意すべき動物はいますか。

増田さん「同じ化学物質であっても、動物の種類によって感受性が異なる場合があります。ヒトでは問題がなくても動物には適さないこともありますし、先述のように個体差もあると思います。

『猫にアロマ精油は使ってはいけない』といわれますが、すべてNGというわけではありません。ただし、『ケトン』という成分が高濃度に含まれる精油は、使用を控えた方がよいでしょう。一部のアロマオイルは成分分析表が同梱されているので、それらをよくご確認いただくと参考になります。

アロマで使用されている精油には、非常に多くの種類があります。同じ精油であっても、原材料や抽出方法によって、体への影響が異なる場合があります。比較的安価な精油の場合、天然の精油に似せて作られたものも存在します。『アロマ全体が悪影響を及ぼす』ということではなく、成分がきちんと科学的に分析されている精油の方が安心でしょう」

Q.ペットと暮らす家庭において、特に注意すべき製品や使用例があれば教えてください。

増田さん「人間が『強いにおい』と感じるものは、動物の場合でも、同様か、それ以上に感じられるケースがあります。そのため、消臭剤や芳香剤などを必要以上に使用しないのは、対策の一つとなりうるでしょう。

これらの製品を直接動物にスプレーすると、健康被害につながる恐れがあるため、動物に対して安全性が確立されているものを選んで使用しましょう。また、同じ化学物質に長期間触れていると、ある時、急に過敏反応が出るケースもあります。基本的には、できるだけにおいに頼らない快適な空間を作ることをお勧めします」

Q.もし動物(ペット)の近くでアロマ・香水などを使用してしまった場合、どのような対処が必要ですか。

増田さん「ペットが不調を来している場合、かかりつけの獣医師にご相談ください。不調の原因がにおいによるものか判断できないケースがありますが、普段生活している環境や食事内容とあわせて、使用している芳香剤や香水、柔軟剤など、においに関するものについてもチェックしておくとよいでしょう。

化学物質過敏症については不明点も多いのですが、不調の原因となりうるものを環境中から取り除くことが原則なので、使用中のにおいに関する製品の見直しを行ったり、使用を中止したりすることで、不調が改善することがあります。いずれにしても“様子を見過ぎない”ように注意してください」

Q.「香水NG」などの注意喚起をする動物園やペットショップもあるようですが、まだまだアロマの危険性は知られていないようです。

増田さん「『アロマがすべて悪』というわけではありませんが、アロマテラピーに関して相応の知識を持ち、使い方や量を検討しなければいけません。一例として、動物に関するアロマテラピーについて勉強できる団体もあります。いずれにせよ、『におい物質=化学物質』でもあるため、人間と同様に、過剰な接触や体質によって動物にも体調不良が出るリスクがあることを知っていただければと思います」

オトナンサー編集部
posted by しっぽ@にゅうす at 07:26 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月05日

ペットロス症候群の症状と克服する7つの方法

ネタりか


ペットロスとは
犬の足形の雲

ペットロスとは、ペットを失ったことによって心身に大きなダメージを受けてしまうことを指す言葉です。ペットとの別れや死に対する悲しみから、体の不調や精神疾患に繋がり生活に支障をきたす場合を総称して「ペットロス症候群」といいます。

ペットロス症候群は、ペットといっしょに暮らしている飼い主ならば誰でも起こり得ることなのです。

ペットロスの症状
泣く人

✔抑うつ
✔混乱
✔喪失感
✔無気力
✔体調不良

ペットロスの症状として、愛犬を失ったショックから無気力になり仕事に集中できない、何をするにもやる気が出ないといったことが起こります。深い悲しみによって眠れない日や、食欲が出ない日が続き、頭痛やめまいといった体調不良に繋がる場合もあります。

急死や事故死などペットが前兆なく死を迎えたとき、現実を受け入れられずいつまでも実感が沸かないという人もいます。他にも「何かできることがあったかもしれない」と罪悪感を感じて、うつ病の症状が出る場合もあるようです。

ペットロスを克服する方法7つ
犬とハグする人

1.自分の気持ちに向き合う
大切な愛犬を失って悲しむのは自然なことです。自分自身が大きく傷ついている状態だと認めることは、ペットロス症候群を克服する第一歩になります。泣きたいときには我慢せず泣き、悲しい気持ちを無理に抑え込まないようにしましょう。

2.休養の時間を作る
ペットロスの症状があるときは心と体を休ませることが大切です。食事での栄養補給や、意識的に横になるなど、自分自身のケアをしましょう。また、ゆっくりお風呂に浸かる、マッサージに行くなど、癒やしの時間を持つことで気分も少しずつ上向きになります。

3.信頼できる人に話を聞いてもらう
1人で克服しようとせず、信頼できる人に気持ちを打ち明けることも乗り越え方のひとつです。誰かに聞いてもらうだけでも気持ちが整理されることもあるでしょう。あまりにつらすぎるときは、心療内科でカウンセリングを受けたり、ペットロス専門のカウンセラーに相談したりすることも1つの方法です。

4.体を動かす
1日の過ごし方を変えてみることも、ペットロス症候群の乗り越える方法になります。無理のない範囲で軽めの運動を取り入れるのもおすすめです。家でじっとしていると思い悩んでしまうという場合は、外の空気を吸いに行ったり定期的に体を動かしたりすることで気分転換ができるでしょう。

5.好きなことをする
カラオケで思い切り歌ったり、趣味の陶芸を再開したりと自身の好きなことを通じて前向きな気持ちを取り戻していく人もいます。日常生活の中に自身が喜びを感じる時間を増やすことで、徐々にペットロス症候群から回復に向かっていけるでしょう。

6.ペットを弔う
花やお線香を持ってお墓参りに行くことで、ペットの死と向き合い現実を受け入れるきっかけになったという人もいます。また、自宅に祭壇を作って毎日お水やご飯を供えるなど、ペットの供養をすることもペットロスの克服に繋がるでしょう。生前のように愛犬との時間を作れば、会いたい気持ちを癒すことができます。

7.思い出を残す
ペットロスの克服方法としてアルバムや本など、ペットのメモリアルアイテム作る人もいます。形見として持っておくことで気持ちの拠り所になってくれるかもしれません。他にも、お骨や犬の毛を使って作れるキーホルダーや、そっくりのぬいぐるみを作ってくれるサービスもあります。

ペットロスになりやすい人の特徴
落ちこむ人

ペット中心の生活をしていた人
自分の時間よりも犬との時間を優先していた人は、ペットがいなくなったあとに何をすればよいのか悩み、喪失感を募らせていく場合があります。また、ペットのみに癒しを求めて子どものように溺愛している人も、失ったときのショックが大きくペットロス症候群になる傾向が強いようです。

ひとり暮らしの人
ひとり暮らしをしている場合、ペットが話し相手になっている人が多いのではないでしょうか。ペットを失ったとき、そばに家族がいない人は孤独感をより感じてペットロス症候群になりやすい傾向があります。

ペットを失った悲しみを共感してもらえないと、自分の気持ちを抑え込み、周囲に対しては平静を装うようになります。それがペットロス症候群を悪化させ回復を妨げる可能性があります。

自分を責めがちな人
子犬の頃に亡くなった場合や、老犬であっても急死により最期に立ち会えなかった場合など、愛犬の死に対して必要以上に自分を責めてしまうことがあります。真面目で責任感が強い性格の人に多く見られ、自分のせいで死なせてしまったと後悔ばかりしてしまうためペットロスになりやすいのです。

また、真面目な人は誰かに聞いてもらうこと対しても過度に気を遣うため、1人で抱え込んだまま重症化してしまうケースもあります。

ペットロス診断で現状を把握しよう
天使の犬

自身の状態を知るために、以下のチェックリストを使って診断してみましょう。

✔ 体の疲労感が抜けない
✔ 胃腸の調子が悪い
✔ 頭痛がする
✔ 孤独感や不安感が強い
✔ 食欲がない、又は過食になる
✔ 未だにペットがいるような気がする
✔ 突然涙が溢れてくる
✔ 何をしても楽しくない
✔ 周りのことに無関心になる
✔ 集中力が保てない

3つ以上当てはまる人は、ペットロス症候群の可能性が考えられます。該当する項目が少ないからといって、ペットロスの心配がないわけではありません。過度の心配も不要ですが、気になるときは周囲に相談してみることから始めましょう。

ペットロスになる期間は人により異なる
落ちこむ人

ペットロスから立ち直るまでには、1カ月から2カ月ほどかかると言われています。自然に回復する場合もあれば1年以上続いたという人もおり、ペットロスの期間がいつまで続くかは人によって異なります。

そのため、周りと比べて焦って乗り越えようとする必要はありません。気分が上向きになってきたと感じたら、少しずつ日常に好きなことを取り入れるなど、1歩1歩段階を踏みながら回復を目指していきましょう。

ペットロスの人にかける言葉や対応
ハグする人

相手の価値観に合わせる
ペットロス状態の飼い主が「こんなにつらい思いをするならば、新しい犬はもう飼わない」と考えている場合もあるかもしれません。何かを強制したり安易に次の子を勧めたりするのでなく、相手の価値観を汲み取ることを大切にしましょう。

また、ペットロスに関する周囲とのギャップを感じさせることなく、ありのまま悲しむことができる環境を作ってあげることも心の支えになります。

死後の手続きをサポートする
ペットロスの人は愛犬の死を受け入れられず、身動きが取れないような状態になっている場合もあります。相手が求めるのであれば、亡くなった後の供養を手助けしてもよいでしょう。祭壇に花を手向けてお線香をあげるなど、飼い主の心に寄り添った行動はきっと支えになるはずです。

ペットロスに陥った動物愛好家の間で有名な「虹の橋」という詩があります。天国に続く虹の橋のたもとでペットが飼い主を待っているという内容で、この詩を読んで心が癒やされたという人も多いとされています。タイミングを見て伝えてあげるのもよいかもしれません。

ペットロスが怖い…対策は?
犬に寄り添う少女

人間より寿命が短いことを理解する
犬の平均寿命は10年から13年と言われているため、人間よりも先に亡くなる場合がほとんどです。これは悲しいことではなく、ペットの最期を見送ることが飼い主の大切な役目であるとも考えられます。

生きているうちに健康管理や不慮の事故などに気をつけ、愛犬との日々を大切に過ごすことが結果としてペットロス対策に繋がるかもしれません。

愛犬家の友人を作る
愛犬家の友人を作っておくことも、ペットロスの予防法に繋がります。自分と同じようにペットを大切にしている人には、素直な心境を打ち明けることができるので悲しみも緩和されやすいでしょう。ペットロスの経験を持つ人と話すことや、愛犬を失った体愛犬家の友人を作る験談を記したブログを読むことで、有益なアドバイスを得られる場合もあります。

さいごに
虹の橋と犬型の雲

大切な愛犬を失って苦しい気持ちになるのは自然なことです。そして寂しいと感じるのは、それまで愛犬からたくさんの幸せを受け取ってきたということでもあります。ペットロスは決して1人で克服しようとせず、徐々に気持ちに区切りをつけながら回復を目指していきましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 05:00 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

<ペットブームの陰で>(下) 地域猫の取り組み、野良猫を減らす鍵に

中日新聞



 午後九時、暗闇に包まれた名古屋市内の公園。街灯がほのかに照らすベンチ近くで、男性(75)が餌の皿を並べると、猫たちが次々と姿を現した。約一時間、猫が餌を食べ終わるのを見守り、皿を片付け、去って行く。いわゆる「餌やりさん」。かつて飼い犬の散歩中に一度餌をあげたら、次から餌を求めて寄ってきた。二十年以上、一日も休むことなく続けている。

 春秋の繁殖期。段ボール箱に入れられた子猫が公園に捨てられ、繁殖する。車にひかれたり、別の縄張りに移動したり。すみ着いているのは十〜二十匹。男性によると、猫が嫌いで、ネズミ捕りで子猫を捕獲しようとした人もいたという。

 昨年、名古屋市北区の市営住宅で多頭飼育崩壊を起こした女性は、この公園から猫を連れ帰ったのがきっかけとなった。

 夜に通うのは人目を避けるため。昼間に餌をやっていたら、公園の利用者に「餌なんかやるな」と怒鳴られた。経済的にも体力的にも負担は大きいが、「捨て猫がかわいそうで、やめられない」と話す。

 環境省は、地域トラブルに留意しながら、猫の自然減につながる「地域猫活動」を推奨する。名古屋市にも、地域猫の避妊・去勢手術に補助金を出す「なごやかキャット」制度がある。

 ただ、十分に機能しているとは言い切れない。昨年、同市西区の動物愛護団体「花ノ木シェルター」が、男性が餌やりをする公園で制度を活用しようと市に相談。しかし、公園を拠点とすることがネックとなり、結局、十五匹分の手術費を支援者の協力で賄った。

 「餌やりさん」の中には、餌をあげっぱなしで片付けない人もいる。野良猫の繁殖や、ふん尿被害の原因になるという批判は根強い。名古屋市の場合も、所管課の担当者は前向きだったが、公園を管理する市の担当者が「公園は公共の場。ほかの利用者からの理解が得られない限り認められない」と否定的だったという。

 シェルター代表の阪田泰志さん(35)は「最終的に猫を減らし、周辺からの苦情をなくす活動なのに…」。

 大阪市は管理する公園での地域猫を認める制度を二〇一一年度に開始。ボランティアは避妊・去勢手術、餌の管理、排泄(はいせつ)物の清掃を条件に、公園で猫の世話ができる。現在、四十二の公園で、二百九人がサポーターとして活動する。

 愛知県も公園を拠点とした地域猫活動を認めている。県営あいち健康の森公園(大府市)では動物愛護団体「おおぶ地域ねこの会」が中心となり、〇八年から地域猫活動を開始。四十匹以上いたすべての猫に手術を施し、餌やりさんに餌やりの時間や、後片付けなどのルールを徹底。公園の猫は十二匹にまで自然減した。

 県営公園ではほかにも三つの公園で地域猫活動が続けられ、いずれも自然減がみられる。同公園事務所の大瀧(おおたき)邦裕所長は「きちんと管理することで猫の数は減り、公園もきれいになった。ボランティアから話があれば、ほかの公園でも取り組んでほしい」と話す。おおぶ地域ねこの会代表の植木祐子さん(58)は「地域猫活動は野良猫を減らす鍵。本来は行政が主体となるべきで、ボランティアや餌やりさんの善意に頼るばかりでは、問題は解決しない」と訴える。

 <地域猫活動> 飼い主のいない猫を捕獲し、避妊・去勢手術を施して元の場所に戻し、地域全体で一代限りの世話をする活動。「Trap」(トラップ)、「Neuter」(ニューター、避妊・去勢手術)、「Return」(リターン)の頭文字から「TNR」活動とも言われる。全国の多くの自治体が補助制度を設け、大阪市では手術費の補助や、猫の捕獲を手伝う制度がある。名古屋市には、活動拠点を申請すれば手術費用の助成が受けられる「なごやかキャット」制度がある。2017年度末で、ボランティア883人が自宅の庭など個人や団体が所有する敷地内を拠点に活動。約1500匹に手術を施した。
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2019年05月03日

犬は自己中心的? オオカミのほうが仲間思いとの研究

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【AFP=時事】愛犬のかわいさを自慢するときに、「自己中心的」という言葉がまず頭に浮かぶ人はいないだろう。だが、犬は思いやりのある動物だとの評判は、1日に米科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に発表された研究論文によれば、全くの幻想かもしれない。少なくとも犬同士ではそうだという。

【特集】「人間の最良の友」ワンちゃん大集合

 オーストリア・ウィーンにあるオオカミ科学センター(Wolf Science Center)では、タッチスクリーンを使った実験を重ねた結果、同じように群れの中で育った場合、犬よりもオオカミのほうが群れの仲間に献身的になることを発見した。

 まず研究チームは、オオカミと犬をそれぞれ訓練し、鼻先でタッチスクリーン上のアイコンを押せるようにした。「贈り物」を示すアイコンを押すと、隣接したケージに餌が届けられる仕組みだった。実験は、アイコンを押す動物と同じ動物が隣のケージ内に1匹いる場合と、いない場合で複数回行った。

 すると、オオカミは自分に一切見返りがなくても、同じ群れの仲間には餌を与える選択をした。ただし、隣のケージにいるのが見知らぬオオカミの場合は、関心を示さなかった。

 一方の犬は、自分に見返りがない場合、隣のケージにいるのが群れの仲間か否かにかかわらず、餌を与えようとする傾向は特に見られなかった。

 研究チームはこの実験結果について、飼い犬の協調的な性質は、従来言われているように人間との接触を通じて育まれたのではなく、祖先のオオカミから受け継いだものだと示唆する発見だと述べている。

「この研究は、犬が必ずしも家畜化によってより向社会的になったわけではないことを示している」と、論文の主執筆者レイチェル・デール(Rachel Dale)氏は指摘。「むしろ、オオカミに見られるように、群れの仲間に対する寛容さと気前の良さが高度な協調性をもたらしていると考えられる」と語った。

 先行研究では飼い犬に向社会的な傾向があることが確認されているが、研究チームはこの点について、訓練や励ましの結果である可能性を指摘。群れの中で育つ犬とペットの犬の違いに関しては、さらなる研究が必要だとしている。【翻訳編集】 AFPBB News
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2019年04月28日

【私のイチオシ】川崎市獣医師会・竹原秀行会長 動物の命 初めての悲しさ、将来決める

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飼っていた動物が死んでも、それまで「悲しい」という感情を抱くことはほとんどありませんでした。もともと家が動物病院で、動物の死には小さな頃からたびたび直面していたからかもしれません。ただ、それが高校2年のとき、飼っていた犬が死に、突然ものすごく悲しい気持ちに襲われたのです。その犬だけに強い思い入れがあったというわけではなく、理由はよく分かりません。

 自分自身が成長して、物事を深く考えるようになっていたからかもしれません。ただ、その出来事が獣医師を目指す直接的なきっかけとなりました。「こんなに悲しいことなんだ」「多くの動物を救ってあげたい」と強く思うようになったのです。いま、社会が高齢化するなかでペットの役割が見直されています。

 一方で、飼い主が施設に入るなどして飼えなくなるという事例も増えています。動物愛護センターは「飼えなくなった」という単純な理由では引き取れません。次に飼ってくれる人を探す、動物の命をつなぐという行政の考えに、獣医師会も同調しています。社会における動物の地位向上が、結果的に人間社会も豊かにすると考えています。

 【メモ】昭和26年生まれの67歳。東京都出身、4歳から川崎市川崎区で過ごす。日大農獣医学部卒。渡米などを経て、53年に父の竹原獣医科を継ぐ。平成23年から川崎市獣医師会会長。「ペットとともに避難する取り組みに力を入れている。東日本大震災ではペットを探すために命を落とした事例があり、後から探しに行くのも大変な労力だ。ペットと一緒に逃げることが人のためにもなる」
posted by しっぽ@にゅうす at 08:59 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする