動物 しっぽニュース
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2020年03月10日

ペットの防災対策コンテンツ。日本気象協会と日本動物愛護協会


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日本気象協会は日本動物愛護協会の協力のもと、「トクする!防災」において、ペットの飼い主に向けた愛犬や愛猫のための防災対策コンテンツを公開した。

【この記事に関する別の画像を見る】

同コンテンツでは、ペットを守るための備えをまとめた「備蓄の心得」と、ペットと避難するための備えをまとめた「避難の心得」を紹介。

備蓄の心得では、ペットを守るために日頃からできることの参考として、「ケージ・キャリーバッグ等には飼い主の連絡先も忘れずに」などのポイントを交えたチェックシートを掲載している。

避難の心得では、ペットと飼い主が避難経路に慣れておくために日常から取り入れられる防災アクションや、「同行避難」について解説している。

また、ペットと安全に避難するためには飼い主自身の安全が重要であるとし、ペットのための備えとともに、、飼い主自身のために常に一定量の食料を家に備蓄しておく「ローリングストック」の実践を推奨している。

日本気象協会はトクする!防災にて、防災アクションに対してちょっとしたおトク感や気軽さをプラスする取り組みを行ない、防災対策への興味・関心を高め、自分や家族の身を守る備えをしながら、安心につなげていくことを目指す。

Impress Watch,加藤綾


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2020年03月09日

ペット探偵がみた「奇跡」のウラ側 愛犬の誘拐犯はすぐそばに

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迷子になったペットを探す動物専門の探偵がいる。1997年に『ペットレスキュー』(神奈川県藤沢市)を設立した藤原博史さんは、これまで3000件以上の依頼を受け、日本全国の現場に赴き、7割以上のペットを発見してきた(ネコだけに絞ると8割の成功率)。

【写真】飲酒運転の車に追突され、無残な姿になった車

藤原さんが上梓した『210日ぶりに帰ってきた奇跡の猫』(新潮社)は、引越しの翌日に消えた兄妹ネコや、空き巣事件の被害にあった家の割れた窓から逃げ出したネコなど、さまざまなきっかけでいなくなったペットとの再会までが記されているが、なかには、顔見知りの人間による「誘拐」によって、ペットが姿を消すこともあるという。(ライター・高橋ユキ)

●隣人が「ペット誘拐」した事情

――完全室内飼いの猫と暮らしていたとき、洗濯物を干すために窓を開けた途端に、部屋から飛び出してしまったことがありました。ペットの失踪は突然起こるものなのですね。

「心の準備ができないまま、ある日、突然に訪れるのがペットの失踪です。室内飼いのネコでも急に部屋から飛び出して行ったり、散歩中のイヌが大きな音に驚いて駆け出して行ったりするものです。

こうした習性や実態を知っていると、飼い主さんに過失があると責めることはとてもできません」

――ご著書(『210日ぶりに帰ってきた奇跡の猫』)で特に印象に残ったのが「ペット誘拐」のケースでした。飼い主さんが買い物から家に戻ると、ペットのヨークシャーテリアがいなくなっていた。藤原さんが捜索を続けた結果、最初は「知らない」と言っていたお隣さんが誘拐していたことが分かった、という事例です

「数は多くないですが、ひょっとしたらと誘拐が疑われるケースは時々、あります。全くの他人が連れ去る、ということもありますが、近しい方が、ということもあります。

過去には、男女間のトラブルから、相手のペットを連れ去ってしまったケースもありました。もっと自分のほうを見て欲しいという動機から、女性の飼っているペットを勝手に自宅に連れ帰り、自分が捜索をして見つけたことにしようとしていた……というケースもあります。

強烈だったのは『パートナーが飼っていたウサギを連れて突然出て行ってしまった。そのうさぎの動向を調べて欲しい』という依頼です。最初はそれを信じて捜索を続けていましたが、結果的に、依頼者の男性は女性につきまとうストーカーだったということが分かり、仕事をお断りしました。

その女性をパートナーと偽って私に依頼をしてきて、女性の周辺を監視させようとしていたのです。人間相手の探偵に依頼すると費用が高額になるので、ペット探偵の私に依頼をしてきたのだろうと思われます。私の場合は1日働いても報酬は2万円ですから」

●「人間のストレス発散は弱いものに向かう」

――誘拐やウサギの事例のように、ペットの失踪に身近な方が関わっていることもあるんでしょうか?

「人間のストレス発散は弱いものに向かいます。連れ子への虐待なども問題になっていますが、おそらくペットに対する暴力は、表に出ないだけで、相当数あると思います。付き合っている男性がそのペットに体罰を与えたり、捨てたりということが起こっている。

ただ、薄々そうだと感じていても、こちらも立ち入ることができないのがもどかしいです。パートナーが処分したな、とか、捨てたなと、感じることがあるんですが。会ったばかりの私の言葉を、依頼者の女性も信じることはないだろうし、一緒にいるパートナーのことを信じるでしょう。ただ、断る理由もないので、多分だめだろうな、と思いつつも、捜索にベストを尽くすしかないですね」

――どういった点から、これは失踪ではないなと感じるのでしょうか。

「いなくなる要素が明らかに不自然なんです。例えば、ネコがいなくなったと女性から依頼を受けたのですが、いなくなった部屋に、セミの羽が散乱していた。どういう状況ですかと詳しく聞くと、すごく綺麗な、人がちぎったような羽が落ちていたと言うんです。

猫は獲物を絶対に弄ぶので、そんなちぎり方はまずできないんですね。依頼者の女性は心配なので、何日か探して欲しいとおっしゃるのですが、同居人の男性(*パートナーだと前の話と重なりそうなので)は『そんなものは絶対見つかるわけがないから反対だ』と言う。

さらに男性からは『占いで見てもらったら絶対に戻ってこないと言われたので、これ以上ご依頼は意味がないからお断りします』と連絡がありました。

それで依頼者に確認したら『あの人は占いなんか絶対信じない』と言う。そのように、ちょっと不自然だなというような要素がいくつか重なる場合があります。不審な点と経験から、これは違うな、怪しいな、と思いながらも仕事を終えることもあります。根拠がないのにこちらも強く言えないので」

●ワンルームに「狼犬3頭、猫30頭」

――多頭飼育崩壊の事例などもありましたか?

「ワンルームで僕の背丈より大きな狼犬を3頭、そして猫を30頭飼われていた女性からの依頼がありました。その狼犬が逃げたという依頼です。

隅田川のほとりで捜索をして、そこに住まわれているホームレスの方々にタバコやビールを渡しながら聞き込みをしたら『夜になると狼が現れる』と噂になっていたんです。そのように情報収集していて、ある程度ルートがつかめて最終的に探していた狼犬に出会えたんですけど、最終的にコーナーに追い込んだ時に、パッと僕の上を飛び越え、ぐるぐると走り出しました。

それですぐに飼い主さんに連絡して、他の2頭を一緒に連れてきてもらったんですね。それを離して、挟み撃ちにしてつかまえました。

狼犬は非常に警戒心の強い動物です。だから無駄な攻撃とかはしてこないですし、非常に臆病です。確か散歩中に何かの音にパニックになって走り出してしまった。なかなか目撃情報が出ないだろうと思っていたんです、ホームレスの方々にお話を聞くなどして、3キロぐらいの地点で見つかりましたね。

ただ最近では、犬はほとんど家に帰れないんですよ。帰巣本能があるといわれていたのは昔の話ではないかと思います。依頼者の皆さんは『犬だから帰ってくるだろう』と待ってしまうんですがほぼ帰れません。昔と環境が違いますし、ハチ公物語の時代とは違っていて、放し飼いもできませんから、帰巣能力が鍛えられないのかもしれませんね」

●依頼はあらゆる動物「クワガタが飛んで行った」

――捜索の様子を拝見していると、記者の取材に似ているなと感じました。取材もスマホの普及とともに変化がありましたが、ペット捜索も、時代とともに変わってきましたか?

「大きく変わりました。昔はポケットベルを持って探していましたし、コンビニもそう多くなかったので、地図をコピーするにしても、なかなか大変でした。いまは現地に行かなくても、スマホでペットのプロファイルなどをうかがって、グーグルで地図をすぐに確認することができます。

地図で地形を見ながら電話でアドバイスができる。電話のアドバイスだけでものすごく見つかるようになりました。地方は出張費もかかるので、電話で見つかるに越したことはありません。電話だけだと無料でお受けしています。それで見つかれば、それは私も一番嬉しいことですから」

――犬猫だけではなく、他の動物も捜索されるのでしょうか。

「依頼はあらゆる動物についていただきますし、虫を探して欲しいという依頼もあります。小学生の子どもさんから、泣きながら『クワガタが飛んで行った』と電話があったこともあります。自然界にはない蜜の作り方を教えて、これを裏の雑木林に塗れば帰ってくる可能性があるとか、アドバイスさせてもらっています。それももちろん無料です。

ペットが行方不明になった人にとっては、見つかるか見つからないかは、人生を左右する話です。見つけられなくて、20年、30年経っても後悔したり、苦しんだりしている飼い主さんにもお会いします。だからこそ、『いなくなりました』という電話のなかでお伝えする内容が大事だと思いながら、一本ずつ真剣に通話ボタンを押しています」

【取材協力】藤原博史さん 1969年兵庫県生まれ。迷子になったペットを探す動物専門の探偵。97年にペットレスキュー(神奈川県藤沢市)を設立、受けた依頼は3000件以上。ドキュメンタリードラマ『猫探偵の事件簿』(NHK-BS)のモデルでもある。 http://www.rescue-pet.com/

【プロフィール】高橋ユキ(ライター):1974年生まれ。プログラマーを経て、ライターに。中でも裁判傍聴が専門。2005年から傍聴仲間と「霞っ子クラブ」を結成(現在は解散)。主な著書に「木嶋佳苗 危険な愛の奥義」(徳間書店)「つけびの村 噂が5人を殺したのか?」(晶文社)など。好きな食べ物は氷。

弁護士ドットコムニュース編集部
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2020年03月07日

新型コロナ、ペットにうつる?専門家の見解は

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香港政府が、新型コロナウイルス感染者の飼い犬から低レベルの感染を確認したと発表した。「飼い主から感染した可能性がある」としているが、ペットの犬や猫にうつる可能性はあるのだろうか。

【動画】手作りガーゼマスク10分で完成

 「人間からペットにうつるリスクは非常に低い」。マウスや豚、鶏のコロナウイルスを研究している宮崎大農学部獣医学科の山口良二教授(獣医病理学)は、香港政府の発表に懐疑的だ。従来のコロナウイルスは動物も感染するが、もともと種特異性が強いものが多く、人に感染するものが種の壁を超えて他の動物にうつる可能性は低いという。

 世界保健機関(WHO)も「現段階でペットなどが新型コロナウイルスに感染するという科学的根拠はない」とする。ただ、コロナウイルスは変異を起こしやすい。山口教授は「可能性は低いが、世界的に『ペットにも感染して症状が出た』という報告が増えてきたら注意が必要になる。まだ分からないことも多いため、気を付けて情報収集してほしい」と話す。

 飼い主に発熱など新型コロナウイルス感染が疑われる症状がある場合、どうすればいいのか。山口教授は「うつさないためにペットと離れて暮らす必要はない」。その上で「普段から動物を触る前後は手をよく洗い、顔をなめられたら洗うなど当たり前の注意事項を守ってほしい。犬や猫は口でいろいろな物に接触するので、特に室内飼いの場合、人間の手指を消毒するように、口の周りや顔をウエットティッシュなどで拭いてあげて」としている。 (井上真由美)
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2020年03月06日

新型コロナウイルスに関してペットの飼い主さんが知っておきたい3つのポイント

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取材・文/柿川鮎子

楽しみにしていたさまざまなイベントが休止や延期になり、職場でも新型コロナウイルス対策で出張や会議、入社式の取りやめなど、さまざまな影響が出ています。心配なのは、新型コロナウイルスの発生が野生動物からの感染ではないかと考えられている点で、ペットを飼育している私達も、他人事ではありません。

ペットの飼い主が知っておきたい新型コロナウイルスに関する3つのポイントを、ひびき動物病院院長の岡田響先生にうかがいました。そもそも、犬や猫からうつることはあるのでしょうか?

■ポイントその1:ペットから人へはうつらない
岡田先生「現時点での厚生労働省やWHOの情報から考えると、新型コロナウイルスは、ペットからは感染しません。国立感染症研究所の情報によれば、コロナウイルスの種特異性は高く、種の壁を越えて他の動物に感染することは殆どない、とされています。

ペットとヒトの間で関係する他の感染症や、細菌感染を防ぐ点からも、『普段から動物に接触した後は、手洗いなどを行うようにしてください』と呼びかけています」と教えてくれました。

世界小動物獣医師会(WSAVA:World Small Animal Veterinary Association)では、新型コロナウイルスと伴侶動物についてのガイドラインを出しています。それによると“現時点では飼い犬や飼い猫、産業動物から新型コロナウイルスに感染する可能性や伴侶動物がひとや他の動物に感染を媒介することは非常に考えづらく、エビデンスがない。しかし、事態は急速に進展しており、最新情報に注意が必要”と書かれていました。

新型コロナウイルスに関してペットの飼い主さんが知っておきたい3つのポイント
子猫にとっては命の危険もあるFIP
■ポイントその2:ペットのコロナウイルスとは別もの
わが家の犬は8種混合ワクチンの予防接種をしていますが、病院からもらった予防する病気の一覧は「犬ジステンパー、犬アデノウイルス2型感染症、犬伝染性肝炎、犬パラインフルエンザウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症、犬レプトスピラ病(2種)」でした。犬もコロナウイルスに感染するのですね?

岡田先生「この犬のコロナウイルスはイコール新型コロナウイルスでありません。前述の通りコロナウイルスの種特異性は高く、種の壁を越えて他の動物に感染することはほとんどない、とされています。

犬のコロナウイルス感染症は犬パルボウイルス感染症などに併発してみられることがあり、腸炎などの症状が一般的です。ヒトのかぜ様症状のような呼吸器症状のコロナウイルスに関する詳細は未だ不明です。

一方で猫のコロナウイルスではFIP(猫伝染性腹膜炎)という難病になるケースもあります。腹膜という、胃などの臓器の表面と臓器がおさまっている腹腔を包んでいる膜に、炎症が起こる病気です。同じ病気は犬にはありません」と教えてくれました。

■ポイント3:不安な時は獣医さんに相談してみて
最後に岡田先生から、「例外はたくさんありますが、基本的にコロナウイルスは種を超えて感染することは少ないので、まずは普段の予防注射など、飼い主さんができる範囲で、ペットもしっかり守ってほしい」とアドバイスしています。

前述したWSAVAでは、 飼い主さんに勧めらることとして以下の点を紹介しています。

・十分に衛生状態を保てる限りは飼っている伴侶動物と一緒にいる
・猫は屋内にとどめておく
・もし家族や友人で入院しているものがいる場合は動物を預けに出す
・不安がある場合は速やかに獣医師に相談する

ほかに、不安から動物の遺棄や処分はしないでほしいということが記載されていました。

WHOでは、コロナウイルスの予防と、他の細菌病などの予防の観点からも、ペットを触った後の手洗いをしっかりやろう、というポスターを作成しています。石けんと流水による手洗いやうがいは引き続き、有効な予防対策のひとつです。

■獣医師会のサイトも参考に
東京都獣医師会では、飼い主さんに向けて「新型コロナウイルスQ&A」というサイトを開設しています。ペットを飼育している人がコロナウイルスに感染した場合の対応策について、

・あなたが病院等、隔離された場所に行かなければならない場合には、安心してペットのお世話を頼める人に預けましょう。
・あなたとペットが室内で一緒に生活していたのであれば、患者であるあなたが暮らしていた部屋にペットを残し、お世話に通ってもらう方法は、感染対策上お勧めできません。
・ペットを預ける場合、念のために、被毛を洗浄するか、またはペットと接する際にはマスクやグローブをつけてもらい、お世話をした後は、丁寧な手洗いを励行するようにお伝えください

とアドバイスしています。また、飼い主のみなさまへ【香港でのPCR検査で、低いレベルの新型コロナウイルスが犬から検出された報道について】というお知らせも掲載されているのでご参照ください。

ペットを飼育している人が感染し、接触したペットの毛の汚れが気になった時、アルコール消毒が有効です。しかし、毛の多いペットを完全に消毒するのは難しく、特に現在のように、消毒液が不足している中では、大量に購入するのは不可能でしょう。そうした場合は、ペットを洗うのも有効な手段のひとつとして、考えられています。

非常事態ではありますが、学校の休校などで子どもたちも室内で過ごす時間が増え、ペットとたっぷり遊べるようになるかもしれません。思いがけずに得た貴重な時間を大切にしながら、流行の早い終結を願っています。

取材協力/岡田響さん(ひびき動物病院院長)
神奈川県横浜市磯子区洋光台6丁目2−17 南洋光ビル1F
電話:045-832-0390

文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。
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2020年03月05日

新型コロナウイルスの影響でペットシーツも品薄? 飼い主の心得と衛生管理の基本


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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マスクが店頭から姿を消しました。薬局店員に「マスクはいつ入荷するんだ!」とキレる人たちがいるとか。ニュースで○○がないと聞くと、不安にひきずられてパニックになってしまう人がいます。何か買いだめをしないと、ということで「トイレットペーパー」に加え、「ペットシーツ」まで品薄になってしまうのでしょうか。こういう非常時に、大切にしたい飼い主の心得とペットの排泄物の衛生管理について考えましょう。

ペットシーツが品薄のとき
空っぽの棚の写真をネットニュースやSNSで見ると、人は不安を感じる場合もあります。トイレットペーパーが品薄になっているので、次は、ペットシーツかもと買い占めてしまう心理があるのでしょうか。私の病院で「ペットシーツが品薄になっている」という飼い主もいます。

ペットシーツは、外でウンチやオシッコができる子だと、ほとんどいらないのですね。室内飼いの犬でも散歩に連れていくと、排泄をしてくる子が大半です。そのようにすれば、完全室内飼いの子もそれほどペットシーツは消費しませんね。

いまの時期 犬の散歩中の排泄のさせ方

・短時間でもいいから、散歩に連れて行く(もちろん、ウンチは取り、オシッコは水を持参して流す)。

・人混みは避けて、人があまりいないところへ。

・ドックランなどは避ける。

・散歩から帰宅したら、目や口など入らないように注意して被毛を消毒してください(アルコールをテッシュなどにつける拭く。直接、被毛にアルコールをかけないでくださいね。被毛が乾燥するまてじばらく様子を見ておく。アルコールを舐めさせないように。火気厳禁)。

・飼い主は、帰宅したらよく手を洗う。

ペットシーツ代わりになるもの
そうは言っても飼い主が仕事で留守しているときは、犬は室内にいます。その時は、ペットシーツの上で排泄をするので、ペットシーツがないと困りますね。他のもので代用することをおすすめします。

(代用品)

・使い古したタオルやバスタオル。大きな場合はペットシーツの大きさに切る。

・着古したTシャツなどを切って、ペットシーツの大きさに切る。

・新聞

・キッチンペーパー

などです。家の中で吸収性のあるものを探して代用しましょう。

犬や猫の排泄処理による衛生管理
ペットシーツが品薄だと聞くと、やはり不安になります。そしてシーツを再利用したくなりますが、それは絶対にしないでくださいね。

ウンチは、大腸菌などのばい菌が多くあるものなのでやはり速やかに処置をすることが重要です。

・ウンチは見つけたらすぐに処置する(使い捨て手ぶくろがあれば、それを使う)。

 以前からある犬や猫のコロナウイルスは、ウンチに排泄される。

・ウンチをトレイに流すときは、蓋を閉めてから流す。

・ペットシーツや上記のようにシーツに代用していたものは、速やかに廃棄する(布製品は洗って再利用しない)。

・ペットシーツなどを取り除いた後は、トレイは洗剤で洗って、よく拭いてアルコールで消毒(火気厳禁)。

・ペットシーツ以外のもので代用した場合は、オシッコの吸収が悪いので、近くにビニール袋を置いて手早く処置。

・トイレの周りを拭いたものは、洗ったりせずすぐに廃棄する。

・排泄物の処置をするときは、換気をよくしてする。

飼い主の心得
品薄状態と聞くと、買い占める癖がある人は、あなたの大好きな犬のことを何度も何度も考えてくださいね。ひとりでたくさん買ってしまうと、ペットシーツを必要としている犬に回らなくなります。飼い主が不安にならないためには、みんなが思いやりや慈悲の心を持って行動することですね。愛犬家の人は、犬に思いを馳せることができる人なので、他の人のことも考えられると信じています。

まとめ
日本は台風や地震などの災害の多い国です。

そんなときに備えて、どのようにすれば犬や猫などのペットを守れるかを考えておくことは大切です。ペットシーツなどの衛生用品は、どのように使うと、ペットも飼い主も病気にならないかを知っておくことも必要です。新型コロナウイルスは、アルコールと石鹸に弱いという性質があります。そのような科学的知識を持って、犬や猫の排泄物を処理しましょう。ウイルスや細菌は目に見えない小さなものなので、衛生管理を知らないと健康被害に合う場合もあります。

デマに惑わされることなく、冷静な判断で行動をしましょうね。やはりペットの排泄物を触ったときは、しっかり手洗いするのは、基本です。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:57 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月04日

香港で犬から新型コロナウイルスが検出? 飼い主が取るべき心得と行動を獣医師が解説

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香港で、新型コロナウイルスに感染した飼い主の犬から新型コロナウイルスの弱い陽性反応が出たという発表がありました。

愛犬家のみなさんの心には、「日本の獣医師は新型コロナウイルスは犬や猫に感染しないというけれど、本当なの?」という不安が広がっています。

新型コロナウイルスについてもう一度、明らかになっている情報をもとに冷静に考えてみましょう。もし、人の新型コロナウイルスが犬に感染するとしたら、どんなことをすべきか、仮説も設定しました(本当のことは、まだわかっていません。時間の経過と共に、解明されます)。

【瀋陽=東慶一郎】中国で、犬や猫なども新型コロナウイルスに感染するとの見方が広がり、過剰反応した飼い主らのペット忌避につながる懸念が出ている。

 香港政府は28日、新型コロナウイルスに感染した住民の飼い犬1匹を検査したところ、口と鼻の検体から弱い陽性反応が出たと発表した。症状は出ていない。

出典:「犬や猫も感染」中国の飼い主ら、殺処分や捨てる例も
犬や猫は、満員電車に乗ったり、人混みに一頭では行ったりすることがありません。飼い主が、正しい知識を持っていると、犬や猫に新型コロナウイルスに感染させることはないのです。香港の漁農自然護理局では、以下のように発表しています。

 香港のAFCD(漁農自然護理局)によれば、陽性反応は、犬の鼻と口から検出された。ただ、犬に目立った症状はなく、「ペットが新型コロナウイルスに感染したり、人への感染源になったりする証拠はまだない」としている。

出典:香港で犬から新型コロナウイルス検出、獣医師の反応は?
つまり、いまの段階では、香港で新型コロナウイルスに感染した飼い主の犬が、1頭、陽性が出たけれど、まだ、本当に新型コロナウイルスに感染しているといえるのか、よくわかっていません。飼い主の飛沫が、被毛について舐めたのがそのまま検査に引っかかった可能性もあります。再度、重要なポイントを整理しましょう。

飼い主が「新型コロナウイルス」に感染しないよう気をつける
外に出る飼い主が、新型コロナウイルスを自宅に持って帰ってくる可能性があります。とにかく、飼い主が、新型コロナウイルスにかからないことです。手洗いをしっかりして、免疫力を高めるため、栄養のあるものを食べて、睡眠を取ることです。

飼い主が「新型コロナウイルス」に感染したら
もし、飼い主が新型コロナウイルスに感染したら、犬や猫に触るときは、マスクや手袋を着用することです。そして、ペットと一緒に食事をしない。1日に数回は、被毛をアルコールで消毒する。もし新型コロナウイルスにかかったら愛犬どうする? 獣医師がQ&Aで解説にも書いています。

犬を人混みに連れていかない
新型コロナウイルスの感染経路

・飛沫感染

・接触感染

です。それを考えると、新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触しないことですね。

・人が多いところで散歩しない。

・いまの時期は、ドッグランなどは、避ける。

・ドックショーなどのイベントは避ける。

などをしてもらうと、感染のリスクはかなりなくなりますね。

猫の場合
完全に室内飼いにして、外に出さない。家にいれば、飼い主が新型コロナウイルスにかかっていないと、猫が感染することは、ほぼないです。

いまの時期の犬や猫の世話
・犬の散歩も最低限にする。

・いまの時期、犬や猫を連れての外出は避ける。

・犬の場合は、散歩から帰ったら、被毛をアルコールで消毒する。犬や猫は、毛づくろいをするため、被毛にウイルスがつくと舐めて、体に入るので、このようにしてくださいね。

・排泄物のすみやかな処理(以前からあるコロナウイルスは、主な症状は下痢なので)

・犬や猫の服や敷物などの洗濯は、普段より清潔にして、コロナウイルスは、熱に弱いので乾燥機をかける。

・窓を開けるなどして、部屋の換気に気をつける。

飼い主の心得
新型コロナウイルスのペットへの影響について、詳細はまだ、わかっていません。時間がたつと、詳細は解明されると思います。仮に人から新型コロナウイルスにうつるとしても、感染経路を科学的に考えると、飼い主の取るべき行動が明確になりますね。

デマやネットの情報に惑わされることなく、冷静に考えましょう。中国では、感染拡大以降、犬や猫が飼い主に捨てられたり、殺処分されたりしたケースもあるそうですが、そんなことが起きませんように。

まとめ
飼い主にしてみれば、愛犬、愛猫が、新型コロナウイルスにかかったらと不安かもしれません。以前からあるコロナウイルスの治療法を獣医師は持っていますが、新型コロナウイルスについては、よくわかっていません。感染経路さえ遮断すれば、飼い犬、飼い猫がかかる確率は、低くなります。彼らは、学校や職場に行かなくてもいいので、その点は、新型コロナウイルスの感染を防ぐことには、よい点ですね。科学的な思考を持てば、どのように行動すればいいか、明白ですね。

参考のサイト

香港でのPCR検査で、低いレベルの新型コロナウイルスが犬から検出された報道について(東京都獣医師会)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:40 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月03日

災害の度に議論「ペット同行避難」、国の呼びかけが自治体に届かないのはなぜ?


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ここ数年、全国で地震や水害など自然災害が頻発する中、地方自治体のペット避難対策が遅れている。環境省はペットといっしょに避難する「同行避難」を原則とするガイドラインを作成し、市区町村にペット受け入れの避難所運営マニュアルを作成するよう呼びかけているが、反応は鈍い。九州保健福祉大社会福祉学部の加藤謙介准教授(社会心理学)は「1995年の阪神・淡路大震災以降、ペットの避難をめぐってさまざまな問題が指摘されてきたが、各自治体で十分な対策が講じられているとはいい難い。行政と市民がより連携して災害への備えを進める必要がある」と指摘する。

【詳細な図や写真】岡山県総社市がペット同伴避難所を設けた総社市役所西庁舎。水害があった倉敷市真備町から多くの住民が避難した(写真:筆者撮影)

●総社市が西日本豪雨の際、自治体主導で初のペット避難所

 2018年7月の西日本豪雨から約1カ月後、51人の死者を出した岡山県倉敷市真備町は民家の前に大量のがれきが積み上げられ、1階部分に泥水に沈んだ跡がくっきりと残っていた。堤防の決壊で市街地の大半が浸水したため、住民の姿はほとんど見えない。まだ避難所生活を強いられていたからだ。

 住民は倉敷市だけでなく、高梁川を挟んで対岸の岡山県総社市にも多数避難した。そんな中、総社市中央の総社市役所西庁舎では自治体主導としては全国初のペット同伴避難所が開設された。


 最大で20世帯以上、20数頭の犬猫が飼い主とともに避難生活を送ったが、水害でわが家を追われた真備町の住民が大半を占めた。真備町から避難した女性によると、そばに飼い主がいて安心したのか、犬や猫がほえたり騒いだりすることがなく、避難生活はスムーズに進んだという。

 しかし、真備町では自宅に取り残され、厳しい暑さで衰弱した犬の姿も見られた。この女性は「私は愛犬といっしょに避難できたが、同行避難をあきらめざるを得なかった飼い主を思うとつらい」と涙をにじませていた。

 総社市では当初、総社市三輪の市スポーツセンターでペットも受け入れていた。しかし、スポットクーラーの使用でブレーカーが落ちるトラブルが相次ぎ、片岡聡一市長の判断で同伴避難所を設置した。ペットは家族という飼い主の思いを受け止め、ペットをケージに入れて飼い主のそばに置くことにしたわけだ。

 総社市危機管理室は「猛暑の中、ペットを外に置くのは好ましくなかった。スムーズに避難所を運営できたのは良かった」と振り返る。

 総社市が真備町の住民を受け入れているのを受け、倉敷市も7月下旬になって倉敷市玉島陶の穂井田小学校に同伴避難所を設けた。倉敷市防災危機管理室は「ペットと車中泊している住民もいた。体力の限界を迎える前に受け入れたかった」と説明するが、飼い主らから相次いで不満の声が寄せられていた。


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●ペット受け入れのマニュアル作成、自治体の反応鈍く

 環境省によると、2011年の東日本大震災では福島県で約2500頭、岩手県で約600頭の犬が死んだと報告されている。福島原発事故の避難区域に置き去りにされて野生化したペットの姿に悲しみ、ペットの受け入れを拒む避難所のあり方を問題視する声が上がった。

 これを受け、環境省は2013年、ペット同行避難のガイドラインを作成するとともに、全国を8つのブロックに分けて同行避難の図上訓練を実施してきた。さらに、市区町村には避難所でのペット受け入れ方法を定めたマニュアルを作成するよう呼びかけている。

 しかし、市町村で検討作業はそれほど進んでいない。西日本豪雨の被災地である岡山県でペット同行避難のマニュアルを作成したのは総社市だけ。27市町村中、ざっと半分は防災計画の中にもペット避難の記述がない。岡山県生活衛生課は「環境省や県のマニュアルを参考に市町村に続いてほしいのだが、動きが鈍い」と首をかしげる。

 最近、大きな災害が発生していない富山県では、同行避難のマニュアルを策定した市町村はない。富山県生活衛生課は「検討を始めた市町村はあるようだが、まだ形になっていない。やらなければならないという気持ちはあるはずなのだが……」と話した。

 市区町村の対応が遅れている原因としては、動物やペットに関する知識を持つ職員が少なく、人命優先でペットの避難まで手が回らないことが挙げられる。動物を扱う部署と災害に対応する部署の連携も不十分なままだ。

 環境省動物愛護管理室は「市区町村の対応は遅れている。平素から対応を考えておかないと、災害時にスムーズな避難所運営は難しいことを理解してほしい」と呼びかけている。

●阪神大震災以来の教訓、次の災害に生かされず

 ペット避難の問題は阪神・淡路大震災のころから上がっていた。しかし、その教訓はその後の中越地震、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨、東日本豪雨と災害が相次ぐ中、生かされることなく、同じ課題が再浮上している。

 2019年秋の東日本豪雨では、さいたま市広報課が公式ツイッターでペット同行避難を呼びかけ、飼い主らから称賛された一方、浸水した自宅の2階に取り残された埼玉県川越市の中学1年生男子が消防隊に救助された際「猫を飼っているので、避難できなかった」と述べたことが報道され、全国的な話題を集めた。

 SNS上には「家族で避難所へ行ったが、ペットの受け入れを断られた」「近くに受け入れてくれる避難所がない」などと不満の声が上がっていた。

 ペットの受け入れ方を決めるのは、最終的に避難所の判断になる。人命を守ることで手いっぱいになり、ペットのことまで手が回らない混乱ぶりがうかがえた。

 岐阜県岐阜市のNPO法人「人と動物の共生センター」で理事長を務める奥田順之獣医師は「災害時の対応は自助、共助が基本で、何もかも自治体頼みにしてはいけない。飼い主は普段からいざというときの避難先を複数視野に入れるなど、ペットを連れて避難する準備をしておくべきだ」とアドバイスする。

●事前に地域で議論することが必要

 ペットフード協会によると、全国で飼育されている犬猫の数は2019年で犬約880万頭、猫約980万頭と推計されている。犬の数は2008年の約1310万頭をピークに減少しているが、猫はここ数年増加傾向を続けている。


 しかし、市区町村や地域の自主防災組織で事前にどれだけの数の犬猫が避難所へやってくるかを把握しているところは少ない。その結果、災害が発生し、対応に走り回る中でペットの受け入れについて大慌てで判断を下している。

 加藤准教授は「災害時の避難所には、動物嫌いだけでなく、高齢者や障害者らさまざまな事情で動物といっしょに暮らせない人も身を寄せる。しかし、いたずらにペットを排除すると、飼い主がペットとともにいるためにリスクの高い避難行動を取る危険性がある。みんなが助かるためにどうすればいいのか、地域で考えてほしい」と提言する。

 阪神・淡路大震災から25年。これだけの歳月が過ぎても同じ問題が場所を変えて浮上する現状は、決してほめられたものではない。市区町村が先導し、地域での議論を至急進める必要がありそうだ。

政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)

posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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