動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年04月27日

動物病院でペットたちが感じているストレスの正体

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病院に行くのが好きだという人は、いったいどのくらいいるものなのだろう。状況にもよるだろうが、たいていの人は病院に行くこと、そして待合室で診察の順番を待っている間、少なからずストレスを感じるものなのではないだろうか。

それは犬や猫とて同じこと。みなさんの愛犬や愛猫は、動物病院ではどんな様子だろう? 早くも行く前にその雰囲気を察知し、抵抗を試みるコもいるのでは?

■飼い主は犬のストレスサインを十分には読みきれていない

昨年、イタリアのPisa大学の研究者グループによって、45頭の犬と飼い主を対象に動物病院の待合室でのストレスに着目した調査が行われた。待合室で3分間ほど待つ間、飼い主はアンケートに答え、犬の様子はビデオで撮影される。飼い主および動物の行動をよく知る専門家が、それぞれ犬のストレスレベルを低・中・高の3段階で評価する。

飼い主による評価では、ストレスが低レベルの犬は44%、中レベルが27%、高レベルは29%であったのに対し、専門家の評価では低レベルが42%、中レベルが29%、高レベルの犬は29%となり、比率的には似かよった数値となったものの、犬が発するストレスサインの見極めポイントには、飼い主と専門家とではずれがあったという。

専門家はストレスサインが見られた回数や時間の長さも評価ポイントとしてとらえる。一方、飼い主はそうしたものにはさほど気づかず、「隠れる」「逃げようとする」といった明らかにわかるサインは判断できるが、「シッポが下がっている」「耳が倒れている、下がっている」「体が固まる、動こうとしない」というようなサインは見逃しがちであると。

つまりは、飼い主は犬が発するストレスサインを十分には知っておらず、理解できていないことが多いということになるのだろう。

そうした中で、専門家が高レベルのストレスサインを示すと評価した犬は、待合室から診察室に移る際、より体を固めて、動くことを拒否する傾向にあるとしている。

また、調査対象となった3分の2以上の犬が少なくとも1つのストレスサインを示し、53.3%が4つ、もしくはそれ以上のストレスサインを示したそうだ。全体的にもっとも共通しているサインは、「鼻を舐める」「パンティング(ハァハァと荒い呼吸)」「耳が倒れる、下がる」「体を舐める」「あくびをする」「鳴く」の6つ。

■犬を叱ることと、動物病院でのストレスおよび獣医師への攻撃的態度とは関連性が

実は、これは予備調査であり、その後906組の犬とその飼い主を対象とした大々的な調査が行われ、その結果が今年の夏に発表されている。2回目の調査では、飼い主や獣医師の態度が犬に与える影響についても調べられている点は興味深い。

動物病院に行く際、早い段階でストレスを示す犬は、その後の段階でもよりストレスを感じる傾向にあるという。ちなみに、7.4%の飼い主は自宅を出る時にはすでに犬が動物病院に行くことに気づいていると答え、39.7%の飼い主は車の中にいる時から気づいていると答えている。そして、動物病院に到着するとすぐにストレスサインを示す犬は52.9%、4分の3以上の犬が待合室に入るとストレスサインを示す。このうち、16%の犬は動くことを拒否し、運ばれて移動することになる。

獣医師に体を触らせ、十分に診察ができる、もしくは、診察されることを我慢していると思われる犬は全体の3分の1程度で、中には飼い主を咬む(6.4%)、唸る・素早く歯をあてて咬む(11.2%)という犬もいる。

なぜそうなってしまうのか?という原因を考える時、「性格」「しつけ」「経験」といった要因があるが、以前に入院や手術をしたことがある、痛みを伴う状態で動物病院に行ったことがあるという経験は影響するであろうし、さらには飼い主や獣医師の行動、接し方も犬のストレス度に影響を与えることがある。

飼い主の行動として、普段のケアの仕方をポイントに見てみると、耳そうじや爪切りなど、自宅で愛犬のあらゆるケアが自分でできると答えた飼い主は47%、少なくともいくつかのケアはできるという人は50.6%だった。しかし、時々ケアをするのが難しいこともあると答えた飼い主は3分の2にのぼるそうだ。

また、ケアをする際に犬が嫌がった場合、叱らないという飼い主は14%であるのに対して、犬を叱り、とにかくケアはするという飼い主は72.4%。嫌がる犬を叱るということと、獣医師に対する攻撃的態度とは関連性が認められたという点は注目に値するだろう。

獣医師の立場からは、患者である犬に「話しかける」が53%、「犬の名前を呼ぶ」が40%、「犬を撫でる」は53%だった。その他、「おやつを与える」というケースもあるが、37%の犬はそれを口にしない。他人から食べ物をもらわないようにしつけられている、お腹がすいていない、好みの食べ物ではないという場合は除き、それだけストレスが強いと考えることができる。

このような“なだめすかし”を使っても、まったく効果のない犬も中にはいるわけだが、少なくとも、“なだめすかし”をする獣医師としない獣医師とでは、後者のほうがより犬がストレスを受けやすい傾向にあるということなので、しないよりはしたほうが望ましいということになる。

■よりストレスが少なければ、診察もスムーズにでき、治療結果にも影響

これらの調査は単に動物病院に行くことが犬にとってストレスになっているかどうかというようなことを調べているわけではなく、動物病院における犬(ペット)の“よりよい状態(ウェルフェア)”を考えることに主眼を置いている。

たとえば、犬が強いストレスを感じているならば、当然、診療にも非協力的になり、スムーズに診察ができずに治療結果に影響する場合もあり得るだろう。また、そうしたストレスを放置し続ければ、別のシチュエーションでもストレスを感じるようになり、場合と状況によっては不安症状が高まって新たな問題につながるリスクも考えられる。

飼い主としては、犬にストレスを与えることより、病気やケガを少しでも改善でき、より犬が健康でいることが望みのはずである。

さらには、動物病院の運営という視点からいうと、患者であるペットや飼い主の信頼があってこそ成り立つもの。実際、この調査では、3分の1にあたる飼い主が以前に動物病院を替えており、その理由は、「獣医師が十分に有能だとは思えない」(24.5%)、「犬に対する獣医師の態度」(18%)が上位を占めたそうだ。

人間の医療であっても、患者と医師・医療スタッフとの信頼関係と協力体制は診療における重要ポイントだと思う。犬の場合は、そこに飼い主がいる。よりストレスが少なく、ウェルフェアに満たされた動物病院での診察。それを考えることは、犬(ペット)・飼い主・動物病院、三者の“利益”にとって理想的であると言えるのではないだろうか。

そのために私たちができることは?

「動物病院でのペットのストレスを軽減する方法」の記事へ続く。

文/犬塚 凛


posted by しっぽ@にゅうす at 07:20 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月26日

【備える】ペット12万匹どこに避難 居場所確保に課題

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 南海トラフ地震などの大規模災害が発生した場合、課題となるのがペットを連れた「同行避難」の問題だ。南海トラフ地震が発生した場合、県では最大約12万匹の犬や猫が避難所に避難すると想定しており、3月に避難所でのペット飼育のルールを示したガイドラインを作成。今月から避難所の運営に当たる県内の各自主防災組織に配布を始めた。

 ◆「訓練しないと…」

 3月12日に住民約120人が参加して行われた富士市依田橋町地区の津波避難訓練。同地区に住む70代の女性は飼い犬の雄のプードル「りょう」君を抱っこして避難先に指定された左富士神社に駆け込んだ。

 同地区でペット同伴の避難訓練が行われたのは初めて。女性によると、りょう君はとてもマイペースな性格で、耳が遠いこともあり、女性が手ぶりで指示を出しても動かず、結局抱きかかえながら避難先に向かうことになった。

 「訓練しないとそう簡単に連れて行くことができないと分かった」と女性。ペットの同行避難訓練などのボランティアを行っているどうぶつ共生防災ネットワークの長谷山鈴江さん(68)は「地震が発生した際はペットも飼い主も恐怖心を持っており、犬の場合は小さい音でほえることもある。だからこそ、ペットを避難所に連れて行くのはものすごく大変」と繰り返しペットとの同行訓練を行う必要性を指摘する。

 避難所の場所やどのようにペットを預けられるのかを事前にきちんと把握し、避難所までの道を散歩などで確認しておくことが重要で、長谷山さんは「地震発生後最低1週間は自分たちで何とかできるように事前に水やペットフードを用意しておく必要がある」と警鐘を鳴らす。

 ◆受け入れ可は24%

 南海トラフ地震が発生した場合、県内では最大約12万匹の犬や猫が避難所に避難すると想定されている。東日本大震災では、ペットの鳴き声やにおいをめぐり避難所で他の避難者とトラブルになるケースが続出。県ではこうした事態を避けるため、平成27年に「災害時における愛玩動物対策行動指針」を策定し、避難所でペット用の場所を事前に決めておくことを各市町に求めた。

 しかし、県衛生課が今年3月末に実施したアンケートによると、県内35市町のうち、全てもしくは一部の避難所でペット受け入れ態勢を「整備済み」とした自治体は19市町にとどまっており、浜松市や湖西市など16市町は全避難所で「未整備」と回答。避難所ベースでみても、県内1323避難所のうち、ペットの受け入れ態勢が整っているのは約24%に当たる314避難所にとどまっている。

 同課によると、避難所でペットを受け入れるかどうかを決める権限は自主防災組織が持っており、ペットを飼っている人が幹部に少ない組織では受け入れに向けた検討が進みにくい環境にある。ペットの受け入れを決めている避難所でもサッカーゴールにペットのひもをつなぎ、ブルーシートで覆ったものをペットスペースとしているところが少なくなく、ペットにとっての環境は快適とはいえないのが実情だ。

 ◆取り残され野生化

 それでも飼い主と一緒に避難所に避難できるペットはまだ幸せかもしれない。厚生労働省の27年度の統計で県内の飼い犬の登録数は22万4060匹。県が南海トラフ地震の際に避難所に避難すると想定している犬の数は最大約7万匹で、残る約15万匹の中には飼い主と生き別れになる犬も出てくる可能性がある。実際、東日本大震災では多くの犬が自宅に取り残されて野生化するなどしたとされる。

 県では大地震で飼い主と離ればなれになったペットについて、西部は県動物管理指導センター、中部は静岡市動物指導センター、東部は各保健所で保護する方針。その後、県動物協会に登録しているボランティア団体を通じて新しい飼い主に引き渡す段取りを描いている。

 しかし、東日本大震災ではペットに関する知識が全くない人が引き取って動物を衰弱させてしまったり、ボランティアで散歩に連れていくと偽ってそのまま連れ去ってしまうケースが続発。県ではこのような事態を防ごうと、避難所でペットに関するトラブルの解決に当たる「ボランティアリーダー」の育成を27年から始めた。

 県では全避難所にボランティアリーダーを配置するために1千人以上の育成を目指しているが、現在登録しているのは29人で、目標にははるかに及ばない状態にある。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:04 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫2匹踏みつけ死なせた疑い 男を書類送検「競馬で負けて」

NHK


名古屋市の路上で飼い主のいない猫2匹を踏みつけて死なせたとして、39歳の会社員が、動物愛護法違反の疑いで書類送検されました。警察によりますと「競馬で負けた憂さ晴らしだった」と話しているということです。
書類送検されたのは名古屋市南区に住む39歳の男の会社員です。
警察によりますと、今月5日の午前2時半ごろ、名古屋市熱田区神宮の路上で猫2匹を踏みつけて死なせたとして、動物愛護法違反の疑いが持たれています。

2匹に飼い主はおらず、近くで店を経営する52歳の男性が、餌をあげるなどかわいがっていました。男性は2匹が路地で死んでいるのを見つけたため、店の防犯カメラの映像を確認したところ、踏みつけられる様子が映っていたということです。

警察によりますと、会社員は調べに対して容疑を認め「競馬で負けた憂さ晴らしだった」と話しているということです。

男性はNHKの取材に対し「動物に危害を加える行為は犯罪の前兆とも言われるし、かわいがっていた猫を死なせたことは許せない」と話していました。

posted by しっぽ@にゅうす at 08:03 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ペット最後まで世話を」 捨て犬猫保護、40年里親探し活動

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 ■吉佐美の幸田さん

【写真特集】伊豆で見つけたかわいい動物、大集合!

 下田市吉佐美の幸田鏡子さん(69)=一般社団法人猫ちゃんパーク代表=は、自宅で捨てられた犬猫を無償で保護し、里親を探す活動を40年以上続けている。これまで300匹以上の面倒を見てきて、200匹以上の縁組みを実現した。現在も約30匹を保護している。2009年から「動物孤児院」と称して保健所の犬猫も引き取っている。「命の重さは人も動物も同じ。ペットを飼うと決めたら最後まで愛情と責任を持って世話をしてほしい」と訴える。

 兵庫県西宮市生まれで、幼い頃から動物が大好きだった。20代後半の時、吉佐美大浜海岸の近くに移住。当時は、浜辺に置いて行かれたり、大賀茂川に流されたりして捨てられる犬猫が多く、ふびんに思い家に連れて帰ったのが活動のきっかけだったという。

 自宅の敷地内に動物用の小屋を建て、家の中にも柵を設置。餌を与え掃除をするほか、散歩や病院に連れて行くなど一日中世話をしている。月20万円以上の費用が掛かるが、家賃収入や寄付、ボランティアの助けを借りながら、何とか動物たちの面倒を見続けている。手伝いをしている近所の女性は「簡単にできることではない。素晴らしい活動」と話した。

 県賀茂保健所では、1年間に15匹前後の犬と100匹以上の猫を保護したり、引き取ったりしている。猫は数が多くやむを得ず殺処分することもあるという。同保健所の職員は「幸田さんのようなボランティアの協力があって大切な命が失われずに済んでいる。感謝しなければならない」と語った。

 【写説】世話をしている猫と戯れる幸田さん=下田市吉佐美


posted by しっぽ@にゅうす at 07:45 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「7才からシニア犬」延び続ける愛犬の平均寿命! 後悔しない介護とは

週間女性

老化のサインを見逃さずに、後悔のない介護を!

 愛犬のゴールデンレトリバー“てん”を亡くしたことがきっかけで、犬の介護に関心を持つようになったという、高垣育さん。著書『犬の介護に役立つ本』(山と渓谷社刊)には、介護に必要な知識や実際に役立つ数々のノウハウが獣医師の監修のもとに、収められている。


ワンちゃんの平均寿命が伸び、老犬の介護が問題に
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「“てん”を看取った後、大きな後悔に襲われたことが、本を書くきっかけでした。

 当時は介護の知識があまりなくて、十分なケアができなかったんです。そのとき、“てん”は13歳だったのですが、ゼイゼイしながら歩いていても、もうおじいちゃんだからしかたがないと思っていました。でも、定期健診に行ったときに肺がんがわかり、“余命は1か月くらいなので覚悟をしてください”と言われて、頭の中が真っ白に。家族全員、突然、介護生活に放り込まれたわけです。そして、改善の余地もないまま、あっという間に“てん”は旅立ってしまいました」

 だが、その後、同じような思いを抱えている飼い主さんがたくさんいることを知った高垣さんは、動物の医療について調べ始めた。

「介護でいちばん、大変だったのが排泄の問題でした。“てん”は小柄な女性ほどの大きさだったので、排泄の苦労を痛感したのです。

 調べていくうちに、専用のオムツがあることや、弱った足を支えるカバーのこと、食事の食べさせ方や、そのためのツールがあることなどを知りました」

愛犬の”シニア教室”で情報交換を

 取材により介護の実際を学んだ高垣さん。愛犬が高齢になったら、やっておいたほうがいいことがあるという。


『犬の介護に役立つ本』の著者・高垣育さん
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「ワンちゃんは年のとり方が人間より早いですよね。病気の進行も早いので、老犬になったら半年に1度など、短いスパンで検診を受けることをオススメします。そして、老化のサインを見逃さず、気づいたらすぐにケアをする。獣医さんとのコミュニケーションも大切です。

 また、最近は動物病院やペット関連の施設などでシニア教室を開いているところが増えてきたので、そういう場に参加するのもいいと思います。同じくらいの年齢のワンちゃんの飼い主さんがたくさんいるので、情報を共有したり、介護のつらさを分かち合うことができます」

 次は、絶対に後悔したくないと語る、高垣さん。

「取材で実感したのは、飼い始めたときに介護のことまで考えておいたほうがいいということ。愛犬と過ごせる時間は、残念ですが、限られています。ある日、急速に老化を実感することがあるかもしれません。だからこそ、空気のような存在と思わず、ある程度の覚悟をもって、ワンちゃんとの毎日を楽しく過ごしてほしいですね」

 うちのワンちゃんは、まだまだ元気。そう思っていても、老化は必ずやってくる。サインを見逃さず、たくさんの思い出を作って、後悔のない最期を迎えさせてあげたい。

<プロフィール>
高垣育さん◎1978年、福岡県生まれ。薬剤師、ライター。医療分野をメインに取材・執筆活動を行っている。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

認知症を患う老犬の介護生活がインスタで話題「発作に痙攣とハードな毎日」

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介護生活を送る飼い主さんにインタビュー
 認知症を発症している16歳の豆柴しのと、しのに寄り添うネコのくぅ。“ほっこりする”と、話題になっている2匹を含めたネコたちの写真をインスタグラムに投稿しているのが、ひだまり日和さん(@hinatabocco.3)。

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 しのと、ひだまり日和さんの出会いは5年ほど前。

「迷い犬だったんです。保護したときに里親を探したんですが、見つからなくて。首から胸、お尻まで真っ赤にただれていて、皮膚病がひどかったのと、後ろ足が小刻みに震えて長い距離の散歩ができないような状態だったので」

 当時、獣医師に11歳と推定されたしのは、先輩ネコ4匹のいるひだまり日和さんの家族となったことで、すっかり元気を取り戻していった。

 1年後に保護され、同じく家族の仲間入りをしたネコのくぅとともに引っ越しを経験した3年ほど前から認知症の症状が出始める。

「壁に頭をぶつけて動けなくなったり、狭いところに入っていくけれど、自分では抜け出せなかったり、後ろに下がれなくなった姿を見て、“あれっ”と思いました。獣医さんに診てもらったら“認知症”と言われて。そのあとすぐに、ひどい痙攣(けいれん)を起こして倒れたんです」

 突然のことに驚きながら再び獣医を訪ねると、老化した脳が萎縮して異常が起きているのだろう、効果的な治療法はなく、進行を抑えるサプリを飲むしかないと伝えられた。

初めて経験した発作と痙攣
「初めての発作のときは、ベロが真っ青になり、うんちもおしっこも垂れ流しの状態で死んでしまうんじゃないかと思いました。2〜3分で痙攣がおさまって立ち上がろうとするんですが、それができなくて鳴くんです。体を支えてあげると、起き上がって、そのまま部屋をグルグルと歩き続けました」

 なぜか、早朝や朝日を見たときに痙攣を起こすことが多いと言う。

「最近は、前足が弱ってきたこともあって家の中でおしっこやうんちをしてくれるようになりました。以前は、トイレに行きたくなると早朝でも真夜中でも外に出たがったんです。日があるときは、目を手でおおったり、日陰を歩かせたりして気をつけていたんですが、それでも何度か倒れてしまって。犬用のサングラスを見つけてからは、それをかけさせてから散歩するようになりました」

1日8回食事をさせ、夜中でも1時間に1度トイレに
 食事に関しても、3年前は平気だった固形のフードをいまは食べなくなったそう。

「皮膚病の療養食と総合栄養食を混ぜたウエットフードをあげていますが、ちょっとでも固形物があると上手に出すんです(笑)。最初は、床に置いたエサ入れから固形のフードを食べていたのが、白内障になったこともあって台の上に置いたエサを見つけられなくなって。いまは、スプーンでひと口ずつあげています」

 ウエットフードは水分を含んでいるぶん、固形のものと違い、量に対しての栄養量が低い。体重を維持するためには、1日8回ほど食事をさせないといけない。また、水分が含まれているため、おしっこの回数も多くなる。生活が昼夜逆転してしまったいまは、真夜中でも1時間に1回はトイレで起こされている。

「実は、初めて飼った犬がしの。ほかを知りませんから試行錯誤です。とにかく、痛みも苦労もなく、ずっと元気で幸せでいてほしい。気をつけているのは、鳴かさないことですね。なにかつらいことがあるから鳴くと思うので」

 食事に排泄、室内に作った円形のサークルを自力で歩行できるまで2〜4時間、体を支えてあげながら歩かせ、歩き疲れたら眠るというしのを見守る生活が続く。さらに、信頼のおける獣医師に診てもらうために片道1時間、車を走らせる。あまりのハードな生活に、体調を崩してしまったことも。そんなときに支えてくれたのが家族と、気分転換に始めたインスタグラムだった。

「投稿しないと、心配してくださった方からメッセージが届くんです。海外からも。

 ネコたちの中でくぅだけが介護を手伝ってくれます。しのが困っていると教えてくれる。それに、くぅがそばにいると、しのはぐっすり眠るんです。私もすごく疲れたときは、くぅやほかのネコたちのお腹に顔をうずめて癒されています(笑)。そうすると、また頑張れるんです」

posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

あなたは出来てますか?愛犬と生活する上で「守るべきマナー」

ネタりか


変わりゆく犬の飼い方と求められるマナー

お手する犬

ここ10年の間で、犬の飼い方や考え方、しつけの方法など大きく変わってきました。もし30年前と人が現代のペット事情を知ったら、とても驚くことでしょう。そして現代の犬達は、人間とは全く別の動物であるにも関わらず、人間の社会に適応し、生きていかなければなりません。

特に問題になるのが、人間の社会の「礼儀やマナー」そして「暗黙のルール」。当然犬たちはそんな事を理解する事が出来ません。そこは飼い主である私たちが注意してあげなければなりません。

他の人に不快な思いをさせない為に、私たち犬の飼い主はどんなことに注意するべきなのか、どんな行動をするべきなのか。今回は、今まで動物関係の仕事に携わってきた筆者が、犬の飼い主さんたちが当たり前に行っている気配りや行動を、「守るべきマナー」と題して紹介していきたいと思います。

散歩の時に守るべきマナー

散歩に行きたい犬

ウンチは持ち帰る

散歩中にしたウンチは昔は放置するか、スコップを持っていって土に埋めていたりしましたが、今では持ち帰り処分することがマナーになってます。コンビニやお店に捨てて帰るのもNGです。

オシッコは民家や塀にさせない

散歩中にマーキングとしてブロック塀にオシッコをかけたがるオス犬もいますが、人のお宅にオシッコをかけてはいけません。今では野外でオシッコをしてしまった場所に水を持参し流すことがマナーになってきています。
都会では、散歩中に犬がトイレをする場所がなく自宅でトイレを済ませてから散歩している飼い主さんが多いそうです。

必ずリードをつける

「うちの子は逃げないから」とノーリードで散歩している方がいますが、これはNG。
ノーリードの犬が事件や事故を起こすことも多いです。
ちなみに、犬の監察は必ず首輪につけておく義務があるのは知っていましたか?

散歩中に出会った犬といきなり接触させない

散歩中に他の犬と出会って「ほら、お友達だよ!」といきなり接触させることは犬という動物においてはNG。犬は人間の子供と同じではありません。相手の飼い主さんに声をかけてから接触するようにして下さい。
散歩中、他の犬とすれ違う時はリードを短く持つことも暗黙のマナーになっています。

田舎の畑や林では農薬に気をつける。

農薬を散布している場所では、犬が農薬を舐めてしまったり、農薬のかかった草花を食べてしまったりすることがあります。犬は草を食べたがる本能がありますから注意が必要です。

予防ワクチン、寄生虫駆除は行っておく

混合ワクチン・狂犬病ワクチンや外部寄生虫(ノミ、マダニなど)・内部寄生虫(回虫、条虫など)の駆虫を行っていないと散歩中に病原を撒き散らすことがあります。予防は自分の犬を守るだけでなく、ご近所の犬も守ることになります。
混合ワクチンで防げる、パルボやジステンパーなどは発生した場所があるとその地域で連続して感染した犬が動物病院へ来院する為、どこで流行しているかすぐわかります。自分の犬が病原を撒き散らす感染源にならないようにしたいところです。

咬傷事故の対応を知っておく

自分の犬が何かのひょうしに誰かを噛んでしまったら、相手が「大丈夫」と言っても連絡先を渡し警察へ連絡します。犬に噛まれて感染症を起こす人もいますし、帰宅後患部が重傷化するケースもあります。また警察は噛んだ犬が狂犬病予防を行っているか確認しなければなりません。自分の犬が加害者の場合は、状況に応じて被害者が医療機関に費やしたものは負担します。

ドッグカフェやドッグランで守るべきマナー

ドッグカフェ

店内で過ごせるトレーニングしておく

室内施設ではおとなしく過ごせるように教えた又はトレーニングした犬が前提となります。
ずっと吠えてしまったりたくさん粗相をしてしまう犬は残念ながら来店を控える暗黙のルールがあります。

衛生上のマナーは必ず守る

衛生上のトラブルを避けるためにも、人間の食器には犬を近づけないようにしましょう。

他の犬との共有を考える

ドッグランにおいては、予防関係を行っていて他の犬と友好的に過ごせる犬が前提になります。
喧嘩をしたり接触事故が起こることも視野に入れ、犬の様子を見ながら遊ばせます。

犬を放置しない

犬をドッグランに入れて、飼い主の自分はそこから離れる行動はNGです。もし、愛犬が他のわんちゃんとトラブルを起こした場合、直ぐに対処する事が出来ません。ドッグランを使用する場合は必ず愛犬の傍に居るようにしましょう。

子供に犬を任せない

あなたのお子さんに犬の様子を見させているからといって、あなたがその場から離れるのはNGです。
子供の力では、愛犬が興奮して走り出してしまった時や暴れてしまった時、対処ができません。必ず愛犬をコントロールできる飼い主(あなた)が傍にいるようにしましょう。

ドッグラン内での排泄は自分で処理する

愛犬がうんちをしてしまった場合に、それを放置するのもマナー違反になります。散歩の時のようにトイレをしたら飼い主である自分が責任を持って処理をしましょう。また、処分方法はそのドッグランの規定に従いましょう。

咬傷事故対策を行っておく

咬傷事故を防ぐためにも、普段から噛み癖のしつけを徹底しておきましょう。
また、遊びに夢中になり、普段良い子でも人や犬を咬んでしまうこともあるので、
「ウチの子は良い子だから・・・」と思わず、咬傷事故が起きた時の対処を考えておきましょう。
※咬傷事故の対応は、本記事の「散歩の時に守るべきマナー」の項をご確認下さい

マウンティングやヒート期間に注意する

成犬は特に注意が必要です。遊んでいる中で興奮した時など、他のわんちゃんとトラブルになる場合があります。特に、不妊手術をしていない犬は気を付ける必要がありますので、配慮するよう心がけましょう。また、ヒートの期間中は、心身ともに不安定になりがちな時期ですので、ドッグランの利用は避ける方が無難でしょう。

動物病院で守るべきマナー

病院

待ち合い室で迷惑にならないように配慮する

動物病院は本来動物が集まる場所なので待ち合い室で吠えたり騒いだりしても仕方のないことです。しかし、現代の暗黙のルールでは、重症患者の動物や神経質な猫もいたりするので吠えたり騒いだりする犬は車の中で待たせ、順番が来たら診察室に連れていく飼い主さんが多いです。
(※ただし夏場の車内は熱中症等の恐れがあり、非常に危険なため注意が必要)

また狭い待ち合い室の場合、スペースをとる大型犬も同様です。猫やウサギの飼い主さんでは犬が嫌いな人もいるのです。

院内での粗相したら直ぐにスタッフに知らせる

もし愛犬が院内で粗相をしてしまったら、スタッフに声をかけましょう。排泄物は病気の感染源になることもあるのでスタッフが適切な処理、消毒をしたいからです。病院によっては処理アイテムや消毒剤がおいてあり、自分で行うセルフ式のところもあります。

リードやキャリーケースに入れて連れていく

院内で犬をノーリードで歩かせてはいけません。長いリードもNGです。院内ではリードを短く持つかキャリーケースに入ってもらい、犬の行動をコントロールします。ノーリードだとドアの開閉があった場合、脱走してしまう可能性がありますし、攻撃的な犬が来院した瞬間、喧嘩がはじまってしまう可能性があります。

診察の受付時間は守る

動物病院では受付時間を過ぎると、すぐに手術の準備が行われます。麻酔の導入をはじめてしまったら獣医師はそこから離れることができません。電話も受付時間内に問い合わせましょう。

本文1

トリミングサロンで守るべきマナー

トリミングサロン

トイレは事前に行かせる

トリミングの日はサロンに連れていく前にウンチやオシッコを済ませてから連れていきましょう。お預かり中の粗相はよくある事なので特に問題ではないのですが、トリミング中ずっとトイレを我慢しているのも可哀想ですし、仕上がり後に体を汚してしまうことがあります。

お店の規定の予防接種等を行っておく

お店では混合・狂犬病ワクチンやノミ・ダニ予防をお願いしていてもいつしか忘れてしまっている飼い主さんがいます。愛犬を守る為、お店を共有する他の犬を守る為にも予防接種は必ず行ようにしましょう。

トリミング中はガラス越しに愛犬に手を振らない

一見、和やかな光景に思われますが、トリミング中の犬を興奮させてしまうと事故の元になります。騒いでしまいトリミング続行不可能となってしまう犬もいます。トリミング中はなるべく愛犬を刺激しないようにしましょう。

犬を預けた時はすぐに電話を取れるようにしておく

サロンに犬を預けたきり自分の用事に夢中で連絡が取れなくなってしまう飼い主さんがいます。
トリマー側からすると非常に困ることがあります。

キャンセルや遅刻連絡は必ずおこなう

当日キャンセル、遅刻の場合必ずトリミングサロンに連絡をしましょう。お店に迷惑がかる事はもちろん、予約制のお店がの場合遅刻をするとスケジュールの都合でその日トリミングして貰えない場合があります。

暮らしの中で守るべきマナー

散歩する犬

騒音や悪臭を出さないようにつとめる

犬が吠えることや認知症で吠え続けたりすることは仕方のないことですが、近所の方からすれば騒音になってしまいます。騒音を出さないようにするように努力することも大切です。適切に排泄物の処理をして悪臭を出さないように工夫します。

咬傷事故のないように管理する

来客があった場合(特に郵便配達、宅配業者等)、咬傷事故のないように犬を管理しなければなりません。特に配達員の行動は普段おとなしい犬でも番犬の本能を刺激します。家の柵から顔を出し、通行人を噛んでしまう犬もいます。どんな形の事故であれ、責任は「噛む可能性のある犬を所持する飼い主」であることを忘れてはいけません。

最後に

芝生を歩く犬

犬という動物は、吠えることが当たり前であり、マーキングをすることも当たり前であり、本来は自由に行動する動物ですが、これを人間同様に「静かにしろ」「トイレで排泄しろ」「私から逃げるな」と限られた生き方を強いられる動物です。

このような見方をすれば可哀想な動物です。しかし同時に学習力の高い動物で、改良に改良を重ねられてきた動物でもある為、上手く教えていけば人間社会でもストレス少なく生活できる動物でもあります。

犬が人間社会に受け入れられる為にも飼い主である人間がマナーを守っていく必要があると思います。
犬に対する考え方は様々だと思いますが、みなさんはどう思いますか?


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