動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年03月23日

シェルター犬を “ 相棒 ” に選ぶ映画スターやセレブたち

Yahoo! JAPAN


スポットライトを浴び、常にパパラッチに追い回される映画スターやセレブたち。そんな彼らは安らぎを求めてでしょうか…、人間のパートナーとは別に最高の相棒がいるようです。

【 ワンコ写真集 】映画スターやセレブが愛する相棒 “ 犬 ” たち

 イヌと人間のつながりの歴史は、いまから約1万年以上も前の時代に始まるといわれています。日本では、縄文時代に人間とともにイヌが埋葬されていたり、丁寧に埋葬されていた形跡が見つかっており、縄文人も犬を飼っていた!? との研究発表もされています。人間とイヌはなぜ、緊密な信頼関係・絆を築き上げることができるのでしょうか。
 
 イヌには人間に慣れる能力があり、飼い主の手や顔、耳を舐めたりと愛情の表現力があります。そして、人間の意思を理解する能力がある…という研究結果も発表されています。近年では、アニマル・セラピー (動物介在療法) が医療プログラムとしても認知されてきて、生理的・心理的に治療活動として効果を上げているのも事実。
 
 実際、皆さんも実感しているはずです。イヌによって癒された瞬間を…。そんなホッとする時間を我々以上に欲してるのが、セレブの皆さまではないでしょうか。仕事はもちろん私生活の時間まで、常にヒトの目に晒されています。なので、よき相棒・よき家族として自宅ではワンちゃんとイチャイチャしたいわけです。そして、その姿をSNSで拡散して、多くの人に共感してほしいのです。理解できますよね?

 そんなSNSで、ワンちゃんたちと楽しく過ごす映画スターやセレブたち。彼らのなかには、シェルター犬、いわゆる、殺傷処分にされようとしているイヌや、虐待によって傷ついたイヌを引き取るセレブたちも少なくないのです。
 
 そんなハートフルな彼らから、私たちが学ばなければならないことも多そうですね…。

シェルター犬を “ 相棒 ” に選ぶ映画スターやセレブたち

チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワン
とにかく愛犬家の俳優チャニング・テイタムと女優ジェナ・ディーワン夫妻。写真は2014年11月に放映さえた、FOXの『Cause For Paws』という番組(シェルター犬の里親探しや、動物保護団体の活動紹介などなど)出演したときのもの。


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2017年03月22日

「原発20km圏内」に残されたペット&家畜たちの今

週刊SPA


原発事故から6年が過ぎた。原発20km圏内は3月31日に一部地域が避難指示を解除されるが、まだまだ放射線量の高い地域は多く、復興への道は険しい。そんな人の住まなくなった地域で、動物を飼い続けている人々がいる。彼らは何のために世話をし続けるのか?

[原発20km圏内]に残された動物たち
誰かに飼われていたのか、食べ物を求めて、無人の民家の前にヤギが立っていた
ペットを連れては避難できなかった

 ’11年の原発事故から6年間、警戒区域内に取り残された動物たちを撮り続けている写真家がいる。太田康介さん(58歳)だ。事故後、人間たちは辛うじて避難することができたが、自力で避難することのできないペットや家畜は原発周辺に置き去りにされ、その多くは餓死していった。

 そんな中、浪江町の赤間徹さんは、たった一人で猫80匹、犬20匹の世話をしている。現在は避難先の郡山市から通いながら、一時預かりで保護した猫や犬の里親探しを行っている。すでに猫約600匹、犬200匹を保護したという。

[原発20km圏内]に残された動物たち
浪江町の元自宅で、保護した猫の世話をする赤間さん
[原発20km圏内]に残された動物たち
猫たちは安心しきっている
「原発事故後、浪江町の住民は津島という地域にいったん避難しました。そこからさらにバスに乗って避難するというとき『ペットは一緒に乗せられない』と言われたんです。そこで、多くの人は泣く泣く連れてきたペットを放しました。無事に家までたどり着いてくれることを祈って。多くのペットたちが、家に向かって道路を歩いていくのを見ました。その光景が忘れられないんです。だからまず、浪江町の動物たちだけでも保護しようと」(赤間さん)

 猫のほか、20km圏内でよく見られるのは牛の姿だ。浪江町の牧場主・山本幸二さんは国からの殺処分要請を拒否。元自宅近くの牧場で50頭の“出荷できない”牛を育てている。現在は避難先の二本松市から毎日通う。山本さんは太田さんの活動にも協力、納屋には猫の餌を置いている。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1303195

[原発20km圏内]に残された動物たち
「復活の牧場」で牛の世話をする山本さん。まだ線量が高いため、3月31日の避難指示解除地区には含まれていない
「『汚染された』といっても、それは人間の都合によるもの。牛たちには何の責任もない。食肉にもならないのに無益な殺生はできません。だから牛に『除草』という役目を持たせて、生きる意味を与えているのです」

 山本さんはこの牧場を「復活の牧場」と名付けた。牛たちが死ぬまで世話をするつもりだという。

東京のための電力が福島を苦しめている

[原発20km圏内]に残された動物たち
「希望の牧場」周辺では除染作業が始まり、汚染土を詰めたフレコンバッグが積み上がっている。その向こうには福島から東京に電気を送る送電線が見える
 同じく浪江町で「希望の牧場」を運営する吉澤正巳さんも、家畜の殺処分に抵抗して牛を飼い続けている畜産農家の一人だ。現在は300頭以上の牛を飼っている。商品価値のない牛たちを飼い続けることは、吉澤さんの“牛飼い”としての意地だという。

「ここの牛は家畜でもペットでもない。でも俺には殺せない。原発事故後、多くの牛が牛舎に繋がれたまま水も餌もなく餓死してしまった。人間のために、無駄に死なせたという申し訳なさがあります。生き残った牛にも、斑点や脱毛など被曝の影響ではないかと思われる症状が出ている。牛たちは原発の最大の被害者であり、事故を生き抜いてきた貴重な資料でもある。それを、何事もなかったかのように殺してはいけないという思いもあります」

 さらに、この場所で牛を飼うということは「エネルギーの未来を考えることにも繋がる」と吉澤さんは語る。

「福島原発がつくっていた電力は、福島の人々は使っていませんでした。東京の人たちのためにつくっていた電力が、福島を今も苦しめている。その証拠がこの牛たちなんです。それなのに、日本は原発再稼働や原発輸出を進めようとしている。福島の現実を知ってもらうためにも、今後も飼い続けるつもりです」

[原発20km圏内]に残された動物たち
[原発20km圏内]に残された動物たち
吉澤さんは牛の模型を積んだ自作の街宣車で全国各地を回り、原発の被害を訴えている

2017.03.21 雑学
人間以外の動物はみんな被害者

 原発から12kmの富岡町内で暮らし、犬や猫、牛や馬を保護している松村直登さんは、震災直後に街をさまよっていた動物たちを路上で捕まえて保護してきた。一時は近くのダチョウ園から逃げ出したダチョウも飼っていた。

[原発20km圏内]に残された動物たち
路上をさまよっていたダチョウを犬や猫の餌でおびき寄せ、「素手」で捕まえたという松村さん
「警戒区域に残った家畜は殺処分するって国が言うから、我慢できなかったんだな。俺が助けてやっからなと。ペットも餌やらねえと自分では生きていけねえっぺ。人間以外の動物みんな被害者よ。人間が作るものに完璧なものはねえ。原子力が“夢のエネルギー”なんて嘘だったんだ」(松村さん)

 松村さんは事故後いったん避難したが、すぐに警戒区域の自宅に戻ってきた。水道もガスも電気もない土地で一人、動物とともに暮らす松村さんの姿はドキュメンタリー映画(『ナオトひとりっきり』)にもなって注目を浴び、募金も集まるようになった。

「動物たちが命をまっとうしていなくなるのと、募金が一緒になくなるのが理想。でないと卑怯だべ。詐欺になっちまう。俺はあいつらみてえになりたくねえ」

 「あいつら」というのは、「動物愛護」を掲げて多額の募金を集めたまま、会計報告もしない、活動実態もわからない団体のことだ。太田さんはこう語る。

「『ペットと子供の支援は募金が集まる』と言われます。ホームページなどではかわいい動物の写真を載せて宣伝していますが、実体にそぐわない団体もあるんです。ある団体などは、『風船で餌を飛ばして原発周辺の動物たちに届ける』と言って多額の寄付を集めましたが、その風船を見た人は誰もいません」

 今回紹介した人たちに共通しているのは、自費で活動をしているか、募金をもらっていたとしてもきちんと報告をして大切に使っているということだ。被災地で6年間、人間のために被害を受けた動物たちの世話を続けている人たちがいるということを忘れてはならない。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1303209


[原発20km圏内]に残された動物たち
雨上がりの路上に横たわる、餓死した猫の遺体。ひからびてミイラになっていた
[原発20km圏内]に残された動物たち
飼い続けることも出荷することもできず、殺処分された豚たち

[原発20km圏内]に残された動物たち
水を求めて沼にやってきた牛たちは、沼から這い出る体力を残していなかった
[原発20km圏内]に残された動物たち
餓死しないよう誰かが逃がしたのか、無人の電器店の前に牛がたむろしていた
[原発20km圏内]に残された動物たち
生き残った馬が、先に力尽きた仲間を気遣うような仕草を見せていた

[原発20km圏内]に残された動物たち
かわいがられていたことがよくわかる立派な犬小屋の中で、飼い犬が餓死していた
[原発20km圏内]に残された動物たち


取材・文/北村土龍 写真/太田康介
― [原発20km圏内]に残された動物たち ―
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保護猫シェルター付きゲストハウス博多に誕生 寄付に頼らず事業収益で運営

Yahoo! JAPAN


保護猫シェルターを併せ持ったゲストハウス「ホステルねこ蔵(くら)」が3月23日、福岡市博多区千代にオープンする。動物愛護センターから殺処分が決まった猫を救出。シェルターで一時的に保護し、飼い主を探す。エサ代などの運営費用は宿や飲食スペースの売り上げから捻出するというユニークな試みだ。福岡での注目度は高く、17日のレセプションパーティーでは、地元テレビ局が現地中継したほど。事業を手がける「DM都市開発」(本社・福岡市)のマネジャー・森信子さん(50)は「保護猫活動を継続的に行っていくための一つのモデルケースになれば」と意気込んでいる。

 ゲストハウス「ホステルねこ蔵」は、福岡藩祖・黒田官兵衛など黒田家の墓所がある崇福寺のすぐ近くにあり、新築の木造2階建て。1階は保護猫シェルターと、ランチや日本酒、和食が楽しめる飲食店(全14席)、2階はドミトリータイプの客室(最大18人収容)となっている。宿泊料は1泊2900円〜。

 福岡は外国人観光客やバックパッカーも多く、「国内外の猫好きに集まっていただいて、出会いや交流、情報交換の場になれば」と森さんは期待する。

 20代のころから、「不幸な猫を1匹でも減らしたい」と自宅周辺の野良猫の里親募集やTNRに取り組んできた。TNRとは「Trap(捕獲し)、Neuter(不妊去勢手術を行い)、Return(元の場所に戻す)」ということ。森さん自身、交通事故にあった野良猫を助けて病院に運び、数十万円の借金を背負ったこともある。

 同社では、もっと猫との暮らしを楽しんでほしいと「猫と暮らせるマンション」や、「猫と暮らせるシェアハウス」を手がけている。そうした事業をするなかで、森さんは福岡市内で保護猫活動をしているボランティア団体「福ねこハウス」代表の井上惠津子さん(55)らボランティアの人たちと出会う。井上さんは愛護センターから殺処分される猫を自宅で引き取り、飼い主を探す活動を5年前から手弁当で続けてきた。

 一昨年7月、井上さんから森さんに電話がかかってきた。「殺処分される予定の猫がいる。でも、私のところを含めどのボランティアも引き受ける余裕がなくて…このままだとこの子は…」。それを聞いた森さんは、その猫を自分で引き取って飼うことを決断する。

 「もし私が引き取らなければ、この子はすぐにも処分されてしまう。そんな待ったなしの決断を突きつけられ、ハッと気づいたんです。それまでは自分が目にする範囲の猫だけしか見えていなかったけど、この子のように実はたくさんの猫たちの命の灯が、一部のボランティアさんの他には誰にも顧みられることなく消えているんだって」

 「殺処分される猫を一匹でも多く救い出したい」。森さんのなかで、「保護猫シェルターを作りたい」との思いは深まった。若いころからシェルターをいつか作れたらと思ってはいた。だが、そのためにはまとまった資金が必要な上、維持していく費用をどうするかなど、実現の方法はずっとわからなかった。森さんは井上さんらボランティアの人たちと議論を重ねた。そして、「宿や飲食スペースとシェルターを組み合わせ、その売り上げの一部を運営費用にあてればいいのでは」とのアイデアを思いついた。

 同社にとっては前例のない試みのため、事業化には施工や運営面などでさまざまなハードルがあったという。例えばシェルター内では、猫が病気になったときに隔離するパーティションや、猫たちが少しでも快適に過ごせる設備が必要だが、予算が足りない。そこで、クラウドファンディングで資金を募ると、目標の110万円を上回る133万円が寄せられた。多くの人たちに支えられ、課題を一つずつ乗り越えて、この春、無事オープンにこぎつけた。シェルターにはいま11匹が収容されている。どの猫も井上さんたちが救い出さなければ、いまこの世にはいない子たちだ。

 飲食店は誰でも利用でき、席からはシェルター内を元気に走り回る猫たちをガラス越しに眺めることができる。宿の清掃や猫の世話など現場の業務全般は「福ねこハウス」に委託し、井上さんらが管理する。井上さんは「猫を飼いたくても飼えない人、いずれ飼いたいと思っている人、ボランティアをしてみたいと思っているけどなかなか踏み出せない人など、関心がある方は、気軽に遊びにきてください」と優しくほほえむ。

 「ここでは宿泊や飲食をしていただくこと自体が、イコール保護猫たちの支援になります。ボランティアさんの持ち出しや寄付に頼るのではなく、事業収益を出して継続的に保護猫活動を行なっていけるしくみを作ることが大切だと思っています。事業が軌道にのってうまくいけば、同様の施設をもっと増やしていきたいです」と森さん。人も猫も幸せに暮らせる社会を目指して、夢を膨らませている。福岡を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみては。(デイリースポーツ特約記者 西松宏)


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犬にも反抗期? 何歳ぐらいに起きる? トレーナーに質問

Yahoo! JAPAN


Q:本当に、犬にも反抗期はあるのですか?

A:正式な研究結果は出されていませんが、犬の専門家の間では、人間の反抗期に似たような態度を取る時期が「ある」といわれています。

【写真特集】仲良し柴犬2匹、湖畔をパトロール

Q:反抗期にはどのような態度になるのですか?

A:基本的には「今まで従っていたことに従わなくなる」状態です。わかりやすいのは、できていたコマンドに反応しなくなる態度でしょう。オイデ、オフ、フセなどに始まり、オスワリに反応しなくなったら、いよいよ佳境です。また、自分の嫌なこと、苦手なことをされて怒る態度もよく見られます。

Q:反抗期は何歳頃に起こりやすいですか?

A:よくいわれるのが、柴犬を含む小型犬は4〜6ヶ月頃もしくは10ヶ月頃に1回目。2〜5歳頃の幅広い年代で2回目がくるとされています。1回目が人間の子供の2〜3歳のイヤイヤ期、2回目が中学生の思春期に相当すると考えるとわかりやすいでしょう。

Q:そもそも、どうして反抗期は起こる?

A:自我とチャレンジ精神の芽生えによると思われます。「なんでこんなことしてるんだろう」「なんで言うことを聞かなくちゃいけない?」と疑問に思うのでしょう。精神的な成長が早い犬ほど自我の芽生えも早くなり、反抗期が始まるのも早い傾向があります。柴犬は比較的精神的な成長が早いため、反抗が起こりやすい犬種といえます。

Q:どんな犬でも反抗期は起こりますか?

A:起こらない犬と起こる犬がいて、個体差があります。反抗期が起こらないからといって、犬の情緒に問題があるわけではありません。

Q:柴犬は反抗期が起こりやすいですか?

A:先にも述べたように、柴犬は精神的な成長が早い傾向があるので、比較的反抗期になりやすい犬種といえます。また柴犬の場合、反抗的な態度がダイナミックで目立つため、飼い主に、反抗しています?という気持ちが伝わりやすい面もあると思います。反抗していても態度や容姿に迫力がなく、気づいてもらえない小型犬もいるでしょう。

(辰巳出版「Shi−Ba」から/中村太監修)

sippo(朝日新聞社)


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ペットフード、ペット用品の販売で知っておくべき規制と法律

ネットショップ担当者フォーラム


今やペットは大切な家族の一員。ペット用の商品はいわゆるペットフードにとどまらず、洋服、小物、おもちゃ、お手入れ用の商品等、多岐にわたり販売されています。人間以上に高待遇のワンちゃんやネコちゃんも珍しくないご時世ですが、このペット関連商品の広告においても、薬機法は無視できません。

「薬機法の世界に入り込む」と薬機法違反
ペットフードやペット用雑貨というものは、動物用のものとして薬機法で規定されている「医薬品」「医薬部外品」「医療機器」ではありません。よって、

医薬品や医療機器のような効能を標ぼうする
医薬品専用成分を配合する
等、いわゆる“薬機法の世界に入り込むこと(効果効能の標ぼうなど)”をすると薬機法違反になると考えられます。

ペットフードも動物用雑貨も、人間の健康食品や雑貨と同様、直接薬機法の規制は受けず、医薬品もしくは医療機器的効能効果を標ぼうする等、無許可で医薬品あるいは医療機器であるかのように振る舞うことそのものが禁止となります。

ペットフードは「食品」ではない
薬機法で規定されるペット用の商品には「医薬品」「医薬部外品」「医療機器」はあっても、「化粧品」はありません。

例えば、ペット用シャンプーという商品がありますが、人間のような「化粧品」というカテゴリはありませんので、おのずと「雑貨」か「医薬部外品」「医薬品」になるということになります。

一般品(動物用雑貨のこと)…… 清潔にすることだけを目的にした通常の成分で構成されたもの。
医薬部外品や医薬……ノミ取りを効果として謳ったり、湿疹の治療や外部寄生虫の駆除等、薬効のある成分が入っていたりするもの。
ここは人間のものと大きく違うポイントです。そしてもう1つ異なる点は、同じ薬機法でも人間の場合は「厚生労働省」が管轄ですが、動物の場合は「農林水産省」となります。

またもうひとつの特徴として、ペットフードはいわゆる「食品」ではありません。人間の食品関連の法令(食品衛生法、JAS法、食品表示法、健康増進法等)による規制は原則、受けないとされています(ただし食品衛生法の中の「食品、添加物等の規格基準」は適用)。

栄養に関するものは「ペットフード安全法」の対象
2008年6月18日に「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)が、環境省及び農林水産省が共管する法律として制定され、2009年6月1日から施行(義務化は2010年12月)されています。

「愛がん動物」とは犬または猫のことで、「愛がん動物用飼料」とは愛がん動物の栄養に供することを目的として使用される物を指します。

栄養に供することを目的として使用される場合は、ミネラルウォーター、生肉、スナック、ガム、サプリメント等も、この法律の対象となる「愛がん用動物飼料」に含まれます。

一方で、愛がん動物が口にする可能性があっても、おもちゃや食器などは、栄養に供するものではないことから、この法律の対象となりません。また、犬・猫以外の動物の飼料もこの法律の対象外ということになります。

例えば、猫用にマタタビ製品がありますが、

マタタビの他にビタミン、ミネラルなどの微量栄養成分を配合し、これらの微量成分を摂取することを目的としたもの →ペットフード安全法の対象内
香り付けや遊具として使用することを目的としたもの →ペットフード安全法の対象外
という考え方になります。

この省令により、ドッグフードやキャットフードは、パッケージに「名称」「賞味期限」「原材料名」「原産国名」「製造業者、輸入業者または販売業者の名称と住所」を表示することが義務付けられました。

ペットフード安全法に基づく表示…@名称 A賞味期限 B原材料名 C原産国名 D事業者名・住所 ペットフード安全法以外の表示…用途、与え方、内容量、成分。用途、与え方、内容量、成分の項目も「ペットフードの表示に関する公正競争規約」により表示されています。
ペットフード安全法で義務付けられている5項目以外にも、ペットフード公正取引協議会の会員社は、目的・用途、給与方法、内容量、成分を表示することになっている。
※画像は環境省自然環境局より編集部がキャプチャ
そして、もちろんペットフードや動物用雑貨の表示においても、商品の品質や規格などが実際のものよりも著しく優良であると消費者が誤認するような表示等は不当表示として「景品表示法」で禁止されます。

また、ネット通販やカタログ通販の場合は、通信販売等の広告規制等が含まれる「特定商取引法」の対象となります。この部分は人間のものと同様です。

広告表現でNGになる6つのポイント
人間の食品と同様、ペットフードと医薬品を判別するポイントは、成分本質、形状、用法用量、効能効果の4つのファクターによります。

ペットフードである以上、この4つのファクターについて医薬品と区別を付けていないと、無承認無許可医薬品であると見なされ、薬機法違反と判断されてしまう可能性が生じます。

特に問題とされるのがペットフードによる「医薬品的効能効果」です。医薬品的な効能効果と判断されるポイントを、例と共に6つにまとめます。

@

「○○病の治療に」

「○○病の改善に」

「○○病に」

「症状に応じて、使用してください」

→主に動物の疾病の治療に使用されることが目的と判断される表示と言えるため、使用できません。

A

「病気・老化予防に」

「疾病予防に効果があるといわれている○○が豊富に含まれています」

→主に動物の疾病の予防に使用されることが目的と判断される表示と言えるため、使用できません。

B

「その著しい効果は、動物の関節強化、保護に、十分に発揮されます」

→主に動物の身体の構造に影響を及ぼすことが目的と判断される表示と言えるため、使用できません。

C

「歯・歯周の消臭に効果のあるサプリメントです」

「犬独特の体臭が和らぎます」

「胃腸が丈夫になります」

→主に動物の身体の機能に影響を及ぼすことが目的と判断される表示と言えるため、使用できません。

D

「○○の漢方薬剤をベースに開発されました」

「動物医療用」

→医薬品であることを暗示させる表示と言えるため、使用できません。

E

飼育者の経験談:
「○○を与えたところ、体調も良くなり今も元気です」

→新聞、雑誌等の記事、獣医師、学者等の談話、学説、経験談等を引用または掲載することにより、医薬品であることを暗示させる表示は使用できません。

医薬品的効能効果とそれ以外の表現を区別するポイントとは?
これらを踏まえ、ペットフードにおける医薬品的効能効果とそれ以外の表現を区別する注意点を、ジャンルに分けてそれぞれ解説していきます。

@栄養補給
特定部位への「栄養補給」は標ぼう可能!

「○○(特定部位名)の健康維持のために○○(成分名)を配合」等、特定部位の改善、増強等を標ぼうしない場合には、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

人間が食する健康食品の場合、特定部位への栄養補給を標ぼうすることは、医薬品的効能効果と解釈され、不可となりますので混同しないようにしましょう。

A療法食
ペットフードと認識される物は疾病名が使える場合がある!

栄養成分の量や比率などを調節することによって、特定の疾病等に対し、いわゆる食事療法として使用されることを意図して作られたものについては、栄養成分の量や比率などがどのように調節されているのかを具体的に明示した上で、疾病名や動物の身体の構造または機能について表示することは、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

ただし、当該製品が一般に犬用・猫用のペットフードとして認識されるものであることが明確な場合に限ります。

例えば「ペット用サプリメント」と呼ばれるもののように、錠剤や粉末状など、その製品自体がフードとして認識されがたい形態・使用方法のものについては、医薬品との誤認を招く可能性があることから不可とされています。

「減量・ダイエットを必要とする犬、猫のために、カロリーを低く抑えて調整した療法食です」という表現であれば、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

B糞や尿の臭い
着香や臭いの吸着等、フードや腸内容物への作用の場合は標ぼう可能!

口臭または体臭の防止や殺菌作用を持つ成分を含有するものによる消臭効果は、医薬部外品の効能効果と解釈されますが、「配合されている○○(成分名)が糞の臭いを軽減します」といった、着香や臭いの吸着等の、フードや腸内容物への作用によるもの等の場合は、医薬品的な効能効果とは判断されません。

C免疫
健康維持の範囲内で本来備わっている「免疫」は標ぼう可能!

「健康を維持することにより動物が本来持っている免疫力を保ちます」等、全体的な健康維持の範囲内で本来備わっている「免疫」「抵抗力」または「体力」を維持する範囲の表現については、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

しかし、「抵抗力のある身体を作る」といった表現を用いる事により、それらを増強・改善するものは医薬品的な効能効果と判断されます。

D毛玉
食物繊維由来で、物理的に毛玉の形成を抑えたり除去したりする場合は可能!

「毛玉の除去」については医薬部外品として承認されている製品があるため、医薬品的な効能効果に該当すると判断されますが、「本製品は食物繊維が豊富なため、毛玉の形成を抑えます」等、食物繊維が豊富に含まれることにより、物理的に毛玉の形成を抑えたり除去することについて、その旨明示している場合には、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

E歯垢・歯石
物理的に歯垢・歯石の沈着を抑えることは標ぼう可能!

製品の物理的特性として、「口腔内で消化されやすい旨」および「噛むことが促される旨」を明記した上で、「歯垢もしくは歯石の沈着を抑える」または「歯垢が付きにくくなる」ということを標ぼうすることは、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

例:「かめばかむほど配合の植物パルプが歯垢ポケットにブラッシング効果をもたらし、愛犬の歯垢の蓄積を抑える手助けをします」

F口臭
噛む事で物理的に歯垢や歯石がつきにくくなった結果の「口臭」は可能!

口臭の防止は医薬品的な効能効果と判断されますが、「噛むことで歯垢の沈着を押さえることにより口臭を軽減します」等、噛むことで物理的に歯垢または歯石が沈着しにくくなることにより口臭を軽減するという表現は、その旨を明示していることを条件に、直ちに医薬品的な表現とは判断されません。

Gアレルギー
アレルゲンとなる物質を含まないことからの標ぼうは可能!

アレルゲンとなる物質を含まないことにより、アレルギーを持った動物に対して与えることができるという場合に、含まない物質等を明記した上で「アレルギーに配慮」「アレルギーに悩む動物のために」のような表現を行うことは、直ちに医薬品的な表現とは判断されません。

Hサポート
健康維持の範囲は標ぼう可能!

「サポート」という表現は、健康維持の範囲で使用されるのであれば、直ちに医薬品的な効能効果とは判断されません。

一方で、「疾病名や身体の機能を直接的にサポートする」という表現は、動物の身体または機能の改善または増強を暗示していると解釈されることから医薬品的な効能効果と判断されます。

◇◇◇
人間の食品とは似て非なるルールになっていますので、整理しておくことをおすすめします。


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不妊去勢の徹底訴え 動物愛護ボランティア

茨城新聞


水戸駅中心に街頭活動 ステッカー、事業所に配布


啓発品を持つボランティアグループのメンバー(前列)と「さわやか交通」代表取締役の大貫さん夫妻=水戸市啓発品を持つボランティアグループのメンバー(前列)と「さわやか交通」代表取締役の大貫さん夫妻=水戸市
犬猫の殺処分ゼロを目指すボランティアグループ「いばらきのシッポの幸せの会」がステッカーや缶バッジなどの啓発品を作り、不妊去勢手術の徹底などを訴えている。賛同する事業者も増え、動物愛護の輪が広がりつつある。同グループは「ペットは家族同然の存在で、飼い主には最期まで責任ある行動をしてほしい」と話す。


同グループは県内で啓発活動などに取り組むボランティアによって昨年1月に発足。原則毎月1回、JR水戸駅前を中心に街頭活動を実施している。繁殖を防ぐための不妊・去勢手術やペットを最後まで愛情を持って世話する「終生飼養」を中心に呼び掛けている。

県動物指導センターによると、飼い主に捨てられるなどして同センターに収容、殺処分された犬は2015年度が1279匹で全国ワースト2位。本県は13年度まで8年間、全国ワーストが続いていた。一方、猫は15年度が2333匹で全国ワースト12位。

同グループは昨秋から啓発品を作り、事業所を巻き込んだ啓発活動をスタートさせた。賛同してくれた事業所にステッカーなどを配布している。美容室やカフェなど、少なくとも10を超えるという。

タクシー業者「さわやか交通」(水戸市)でも昨年12月から、タクシー全約40台の窓にステッカーを貼っている。代表取締役の大貫裕治さん(59)は以前に猫を飼っていたといい「犬も猫も一つの命」と話す。

同グループの磯野史子さん(50)は「命の大切さを伝え、最後まで責任持って飼う意識を定着させたい」と語る。  (斉藤明成)


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2017年03月21日

人はなぜ品種改良による遺伝子的疾患がある犬を飼いたがるのか?(デンマーク研究)

BIGLOBEニュース


こんかいはちょっと重いテーマとなる。わかっていてもそのことから目を背けていた人も多いかもしれない。また知らず知らずのうちにそのようなペットを選んでいた人もいるだろう。

 犬は人にとって最良の友である。世界的に見ても犬をペットとして飼っている家庭は多い。実はその裏にこんな問題も隠れている。犬の品種改良に起因する健康問題だ。

 人に好まれるように品種改良したのだからその犬種が好まれるのは当然の結果と言えるかもしれないが、健康問題を抱えていると知っても人はその犬を飼いたがる。

 それについて、コペンハーゲン大学のピーター・サンド博士らが論文で議論している。そのあらましはこうだ。

多くの犬種が極端な表現型と高レベルの遺伝性疾患による福祉問題を抱えているが、そうした犬種の人気が衰えることはない。

極端な身体的特徴を有する人気の2犬種(フレンチブルドッグとチワワ)、体型とは直接関連しないものの高リスクの遺伝性疾患がある犬種(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル )、同サイズだが極端な体型ではなく、かつ遺伝性疾患の程度が全犬種並みの犬種(ケアーンテリア)の飼い主を調査し、その矛盾を調べた。

調査項目は、犬を取得する際の背景にある計画的・動機的要因、ならびに経験した健康・行動問題が飼い主と犬との関係に与える影響や同じ犬種をもう一度欲しいと思う気持ちに影響するかどうかである。

デンマークの登録犬リストから各犬種の飼い主(750人/犬種)を無作為に選び、参加を依頼。最終的に846人が参加した。

購入前の計画については4犬種で明確な違いがあり、チワワの飼い主が最も計画性がなかった。動機にも違いが見られた。

ケアーンテリアでは健康や犬の特質が最重要視されていたが、フレンチブルドッグとキャバリアキングチャールズスパニエルでは性格が重視されていた。

健康・行動問題は、キャバリアキングチャールズスパニエルとチワワの場合、高いほどに飼い主との関係が深まったが、フレンチブルドッグでは悪化し、再度同じ犬種を飼いたいという意欲も低下した。こうした点を鑑みるに、人が福祉問題を抱える犬を飼いたがる傾向に矛盾はないようである。


【データ上はフレンチブルドッグが極端に短命であることが明白】

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フレンチブルドッグ image credit:wikipedia

 研究者は、某スウェーデン保険会社のデータにも言及している。それによると、フレンチブルドッグの平均寿命は、オスなら2.5年、メスなら3.8年であるそうだ。(日本の場合にはフレンチブルドッグの寿命は10〜12年となっている)

 ある専門家は、健康上の問題を抱え、寿命が短い犬種のそうした特性にもっと注意を向けるべきだと訴える。


【子犬を飼う際に健康はあまり重要視されていない】
 
 特徴的な容姿・犬種の特性・飼い易さはいずれも犬の購入動機となる。性格も重要だ。こうした動機は犬種によって異なり、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルとフレンチブルドッグの場合は特徴的な容姿と性格が重要となる。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル image credit:wikipedia

 チワワの場合、そうしたことより飼い易さが大切だ。ケアーンテリアの飼い主にとっては、容姿の重要性は下がり、犬種の特性が大切となる。

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ケアーンテリア image credit:wikipedia

 これを見る限り、子犬を飼う際に健康はあまり重視されておらず、犬の福祉を改善するのは非常に骨が折れそうだ。

 犬種によっては心臓疾患に関連するような場合もあるのだが、もしかしたら、そうした介護が飼い主と犬との絆を強めている可能性もあるかもしれない。

 サンド博士の論文はこう結論している。

本研究が支持する結論は、犬好きの人が犬種特有の福祉問題を抱える犬を飼うという一見したところ矛盾するような状況が、チワワやフレンチブルドッグといった犬種の購入希望者の観点からは、矛盾していないようであるということだ。

したがって、この2犬種の問題についての入手可能な情報は、その人気の高まりを阻んではいない。これらの犬種の表現型特性に対する基本的な感情反応が、購入にあたっての非常に効果的なプラス動機であるからだ。

極端な体型や近親交配に起因する福祉問題に苦しまない犬への需要を人々の間で促進するには、妙案が必要であることを示している。

【愛されるために生れ、愛されるために死ぬ】

 こうした宿命を持つ犬だが、少なくとも犬らしく生きることはできる、という意見もある。食用にされる家畜の生涯にくらべたら愛されながら死ねるのだから。

 しかし、だからといって、人間にとって可愛く見えるからという理由で、健康疾患に悩まされることとなる犬の繁殖を続けることを正当化できるのだろうか?という疑問が見え隠れする。

 先進国では短く悲惨な生涯が運命付けられている犬の繁殖を続けることの是非が問われている。これは犬に限らず猫も同様だ。

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チワワ image credit:wikipedia

 新しい家を必要としている保護犬や保護犬はたくさんいるのに、相変わらずペットショップやブリーダーで買う人が多い。しかも人気の種は、生まれつき健康にリスクを抱えた改良品種である場合が多いということだ。

 飼った以上は責任を持ち、人間が最期まで愛し続けるのなら、そういった種の繁殖を続けてもよいのだろうか?それともやめるべきなのだろうか?

 みんなの意見を聞いてみたい。


via:Why People Buy Dogs Who They Know Will Suffer and Die Young/ translated hiroching / edited by parumo

posted by しっぽ@にゅうす at 07:59 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする