動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年07月14日

ネコ100匹が「大阪地震」で消えた!

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「地震の後、網戸が破れていてトラ(ネコ)がいなくなっていました。待っている間は辛くて、夢の中でも探しているくらいでした。見つかった時は泣くと思っていましたが、笑顔になりました。おったー! って。トラが帰ってきてくれて本当に良かったと思っています」(大阪府池田市に住む平岡美保さん)

 大阪北部地震の影響で、実は知られざる社会問題が生じている。なんと多数のネコが揺れに驚いて逃げ出し、そのまま失踪しているのだ。写真は未だ行方不明のネコたち。大阪府、京都府、滋賀県など被害地域の保健所によると、地震があった6月18日前後で行方不明になったネコは100匹を超える。帝京科学大学生命環境学部の加隈(かくま)良枝准教授はこう話す。

「ネコは環境に依存する性質が強いので、普段の環境下でビックリすることが起こると、そこは危険なので戻りたくないと本能的に考えてしまうのだと思います。しかし、そうなると混乱して外を徘徊することになり、家に戻りたいのに戻れない状態になってしまいます」

 もし災害時に飼い猫が逃げ出してしまった場合はどう対応するべきなのか。新潟動物ネットワークの岡田朋子氏が語る。

「新潟県中越地震や東日本大震災では、行方知れずになったネコは、ほとんどが家の近くに隠れていました。もし災害などで姿を見せなくなっても、基本的には家の近くにいるので、水や餌を置いておけば飢えを凌ぐことができると思います」

 あなたの愛猫はきっとすぐ側にいる。まさかの時も諦めずに探してみよう。
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愛犬・愛猫の「命の値段は60万円」判決は妥当か不当か

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ペットを飼っている人にとって、愛犬や愛猫は家族も同然。死ぬと葬儀を営んだり、お墓を建てる人も少なくない。そんななか、ペットの医療過誤裁判で下された判決が大論争を巻き起こしている。

「子供がいない私たち夫婦にとって、『こっちゃん』(雌の秋田犬・8歳)は娘そのもの。人間の子供と同じように認めてほしいという思いがあったので、この判決にはどうしても納得できません」

 愛犬が獣医師の診断ミスによって死んだとして、損害賠償を求める裁判を起こしていた福岡市在住の女性(63)は、憤懣やる方ない様子でこう語った。

 女性は獣医師に180万円の損害賠償を求めたが、6月29日に福岡地裁が下した判決は「約60万円」。その内訳は、慰謝料40万円、(これまでに支払った)治療費約15万円、葬儀費用3万8000円だった。

 この判決に対して、全国の愛犬・愛猫家から“遺族”に同情する声が相次いだ。明治大学文学部教授・齋藤孝氏はこう主張する。

「前に飼っていたワンちゃんが亡くなった後は、喪失感に苛まれ、まったく生きる活力が湧かない日々が続きました。いま飼っている犬は、子供が独立し、夫婦2人きりになった寂しさを紛らわせてくれる。そんな存在の命の代償が60万円と言われても、納得し難いです」

 大ベストセラー『声に出して読みたい日本語』(草思社刊)の著者である齋藤氏が、あえて「亡くなる」という言葉を使うのも、ペットが「単なる動物」ではないからだろう。

「今回の医療過誤は、血液検査やエックス線検査を怠ったもので、もし人間の子供が今回のようなケースで亡くなった場合、年齢などにもよるので一概には言えないが、慰謝料だけでも2000万円から3000万円近くになるのではないか」(医療過誤に詳しい渋谷寛弁護士)

◆市場価値は「ゼロ」

 人間の医療過誤による死亡であれば、医師は業務上過失致死罪に問われたり、場合によっては殺人罪が適用される。だが、動物は法律上は“モノ扱い”。器物破損にしかならず、獣医師が“殺犬罪”や“殺猫罪”に問われることもない。ペット法学会副理事長を務める吉田眞澄弁護士はこう説明する。

「人間の場合は『将来どれだけ稼ぐか』も金額に反映されるが、犬や猫はセラピー効果はあっても利益に結びつかない。あくまでも“物損”として評価されるのです」

“物”としても、ペットの価値は裁判ではほとんど認められていない。

「ペットの価値は裁判時の市場価値で評価され、損害賠償額に加えられるが、血統書付きの犬や猫でも、財産的価値があるのは生後6か月くらいまで。一般的に生後半年以上で、誰かに飼われていたペットは買い手が少なくなるからです。つまり、ペットの死亡で損害賠償裁判を起こしたときに生後半年以上過ぎている犬や猫は、買った時の価格がどんなに高くても、賠償額に反映される可能性は低い」(前出・吉田氏)

 前出の裁判を起こした63歳女性は言う。

「裁判の際、医療ミスをした獣医側の弁護士に『減価償却されて、購入した時の価値はない』と言われたときは本当にショックでした。一日一日愛情が深まって、ますますかけがえのない存在になっていくのがペットなのに……」

 ただし、以前に比べればペットの慰謝料についての考え方は変わりつつある。1999年の法改正でペットはコンパニオン・アニマル、すなわち「“伴侶”となり得る感情のある動物」とされ、飼い主の精神的ダメージに対する慰謝料が手厚くなった。渋谷氏はこう話す。

「飼い主がどれだけ飼い犬や飼い猫を可愛がっていたかが、より重視されるようになった。裁判所も飼い主の気持ちを配慮するようになり、慰謝料の額も昔に比べれば上がってきています。判決を見ると、以前は3万〜5万円の判決が主でしたが、10数年前からは20万〜30万円が慰謝料の相場として定着している」

◆陳述書で“上乗せ”

 飼い主が陳述書を提出すれば、「上乗せ」されるケースもあるという。

「陳述書によって、どれだけ手をかけて育てたかが評価されれば、慰謝料額が変わる可能性はある。今回の福岡地裁の判決では、損害賠償額60万円のうち、慰謝料が40万円となったのは、ペットへの愛情が加算されたものだと考えられます」(前出・渋谷氏)

先述の判決の「60万円」は、現行法の中では妥当か、むしろ“飼い主寄り”の金額というのだ。

 それでも飼い主側が納得いかないのは、愛犬や愛猫が「金額では計れない」存在だからに他ならない。経営コンサルタントでボランティア団体「エンジン01文化戦略会議」の動物愛護委員会で副委員長を務める堀紘一氏が言う。

「最近3匹目の愛犬を亡くしました。ペットは“遠くの孫より近くの愛犬”と言えるほど大事な存在。60万円という金額が妥当かどうかは、僕には判断できません。飼っている側からすれば、お金をいくら貰ったって癒されないというのが本音。『お金の問題じゃない、犬を返せ』という気持ちで、金額云々より誠意ある対応をしてほしいんです」

 ペットを愛する飼い主にとって、“妥当な”損害賠償額など存在し得ないのだろう。

※週刊ポスト2018年7月20・27日号
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「保護猫ゼロになるまで」 自宅改装し「カフェ」開店、鎌倉の永田さん

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動物病院や一般家庭で保護された猫を受け入れ、里親に引き渡す活動を続ける女性が鎌倉市にいる。保護猫カフェ「鎌倉ねこの間」を営む永田久美子さん(53)=同市笛田。50歳で一念発起し、必要な資格を取り、動物病院とのネットワークづくりなどに奔走し、自宅を改装してカフェを開店。これまでに行き場のなかった46匹を新たな飼い主に譲り渡した。永田さんは「保護される猫がゼロになるまで活動を続けていきたい」と話している。

【動画】里親との縁つなぐ 保護猫カフェ「鎌倉ねこの間」

 古民家風の一軒家の2階にあるカフェで、10匹ほどの猫が思い思いの時間を過ごす。「活発な子、優しい子、のんびり屋さん。それぞれに個性があるんですよ」。永田さんは目を細める。

 里親とつなぐ際、永田さんが大切にするのが猫の個性だ。引き取りを希望する客に、猫たちの様子を時間をかけて見てもらい、性格や特徴を知ってもらった上で選んでもらう。と同時に、客との会話も重ね、里親としての覚悟や飼育環境などを聞き出す。どちらも「新たな譲渡先で、猫が悲しい思いをしないように」との永田さんの願いからだ。

 幼い頃から動物が大好きだった。猫と柴犬を飼っていたが、近所でよく捨て猫を見掛けた。「家に連れて帰っては、父に叱られ、泣きながら戻した」と永田さん。子育てが一段落し、好きなことに取り組もうと考えた時、頭に浮かんだのが保護猫のことだった。

 ペットの正しい飼育方法などを普及する「愛玩動物飼養管理士」の資格などを取得し、発祥の地といわれる台湾など国内外の猫カフェ約20店に足を運び、運営方法も勉強。受け入れ頭数を猫の個性が見えやすく、自らも責任を持って面倒を見られる10匹前後と決め、他への感染を防ぐために病気などの検査が陰性だった猫に限った。

 保護猫の情報を集めるとともに預かり先として認知してもらうため、湘南地域の獣医師会を回った。会員制交流サイト(SNS)も駆使。ツイッター、フェイスブック、インスタグラムで愛らしい猫の姿や成長の様子を発信したところ、訪れる客が増えた。

 県によると、県動物保護センター(平塚市)に保護された猫は2017年度で計496匹。愛護団体などの活動により、10年で5分の1程度に減少したが、それでもゼロにはなっていない。永田さんは「新たな家族として迎えてくれる人、温かく触れ合ってくれる人と猫たちの縁をつなぎたい」と話している。

 問い合わせは、同店電話0467(40)5379。
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愛犬の行動に困ったら頼りたい 「行動診療科」を知ってますか?

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「行動診療科」とは
「行動診療科」とは犬の「行動」に関する相談を受け、獣医学的な側面も考慮しながら、治療を行う専門科です。行動診療科の獣医師たちは、犬の行動に関する専門家。認定医が在籍する動物病院をはじめ、科を設置する動物病院も増えているんです。行動診療科で取り扱う犬の行動の種類は多岐にわたります。

行動診療科で取り扱う主な犬の行動
・吠える・怖がるなどの一般的な悩み
・噛む・唸るなどの「攻撃行動」
・しっぽを追い回す・傷になるまでなめ続けるなどの「自傷行動」
・前触れもなく噛むなどの理由のよくわからない「異常行動」

愛犬の行動に困ったら頼りたい 「行動診療科」を知ってますか?
「行動診療科」を受診する前にやっておくこと
「行動診療科」を受診する前にやっておくこと
「異常行動」は、まずはかかりつけの動物病院で診察を
「なんの前触れもなく噛む」「きっかけもなくおびえた様子を見せる」など、理由がよくわからない行動は「異常行動」に当てはまります。この場合は、身体的または精神的な疾患が隠されている恐れもありますので、まずはかかりつけの動物病院で検査などをしてもらいましょう。

子犬の場合は「行動」の見極めが重要
子犬の場合は、やんちゃで好奇心旺盛なため、予測不能な行動をとることがあります。子犬の激しい行動が「異常」なのか、それとも「子犬としてはふつう」なのかの見極めが必要です。初心者の飼い主さんの場合はなかなか難しいかもしれませんが、そんなときは、パピー教室などに参加してみるのも一つの手です。他の子犬の様子を見ることで、愛犬の行動が「異常」かどうかの判断材料になるはずですよ。

愛犬の行動に困ったら頼りたい 「行動診療科」を知ってますか?
「行動診療科」での治療内容とは
「行動診療科」での治療内容とは
カウンセリングによって犬と人の関係性を読み解く
たとえば、「お手入れの際に愛犬が噛む」というケースで受診した場合、さまざまな原因が考えられます。こんなとき、行動診療科では散歩や遊びは足りているか、犬を叱っていないか、犬に要求グセがあるかなど、飼い主さんへのカウンセリングを行います。そして、その内容をもとに飼い主さんと犬の関係を読み解き、今後のアドバイスをしていくのです。

飼い主さんの「間違った接し方」についてアドバイス
飼い主さんの「犬とはこうあるべき」というプレッシャーから「問題行動」を起こす犬もいます。犬は飼い主さんの気持ちに敏感な動物なので、飼い主さんの気持ちが張り詰めていたり、叱られてばかりだったりするとストレスを感じることがあります。行動診療科の治療では、このような飼い主さんのしつけに対してアドバイスを行い、飼い主さんと犬の関係について見直す機会を与えてくれます。

愛犬に対する「思い込み」に気が付くことも
飼い主さんの中には、治療の過程で「犬はみんな撫でられるのが好き」「家の中でオスワリができれば外でもすぐにできる」など、犬に対する『思い込み』で接していたことに気が付くこともあるそうです。

行動診療科と聞くと、聞き慣れないため少し身構えてしまう飼い主さんもいるかもしれません。しかし、犬の行動に悩んでいる場合は、一人で悩んでいないで受診してみるのも一つの策かもしれませんよ。参考/「いぬのきもち」特別編集『犬との暮らし大事典』(監修:東京大学附属動物医療センター特任教授 ACプラザ苅谷動物病院 獣医師 獣医行動診療科認定医 荒田明日香先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室
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2018年07月13日

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入

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年間56,000匹が犠牲に
 およそ56,000匹。おととし、飼い主から捨てられるなどして、全国の自治体に引き取られ、「殺処分」されたイヌとネコの総数です。多くのペットの命が奪われるのをなくそうという目標を掲げ、奈良市が今月から新たな取り組みを始めました。

5月には、およそ400匹のイヌやネコを過密状態で飼育していたとして、福井県の業者が書類送検されました。ペット関連産業の市場規模が「1兆円」といわれる中、悪質業者によって飼育されていたイヌやネコが捨てられるという事例が相次いでいます。「殺処分」をなくそうと、業者への規制強化を求めるおよそ17万人もの署名が提出され、国会議員も動物愛護法の改正を検討しています。

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
飼い主との運命的な出会い =「マルエスペット はんな店」(奈良市)
注目の「優良ペットショップ認定制度」とは
そんな中、奈良市が始めた新しい制度に注目が集まっています。

奈良市にあるペットショップ「マルエスペット・はんな店」。多くの子犬や子猫が、優しい飼い主との出会いを待っています。

「(首に)何も付いてないこの子が可愛い。顔が一番可愛い」(女性客)

店にやってきた女性は、ダックスフントの購入を決めました。

「かわいい!こんにちは。カフェオレみたいな色やし。モカです。モカちゃん」(女性客)

「モカちゃん」と一緒に暮らすと決め、あとはお金を払うだけ、かと思いきや。

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
「最後まで一緒に暮らします」などの項目が書かれた誓約書にサイン =奈良市
「『誓約書』にサインを・・・」(店員)

店が用意していたのは、飼い主に責任を持って飼育するよう誓約させる書類でした。実はこの店、奈良市が今月から始めた「優良ペットショップ認定制度」の第1号。

「ペットと共にある暮らしをテーマにペットショップをしているので、良い形になるようにどう取り組んで行くか、ということだと思います。制度が負担という感覚はないですね」(「マルエスペット」はんな店 田所和眞店長)

認定制度の運用開始は全国で2例目。「販売するイヌやネコにマイクロチップを埋める」「保健所でもイヌやネコが貰えることを説明する」など8つの項目を満たせば、市が“優良店”のお墨付きを与える仕組みです。

殺処分が200匹から3匹に激減
奈良市はなぜ、こうした制度の運用を始めたのでしょうか。

「私が市長就任当時から殺処分が多かった。国内だけでなく海外のメディアからも『奈良市はなんてことをしているんだ』と厳しい声をいただいていました」(仲川げん・奈良市長)

奈良市では5年前、200匹以上のイヌやネコが殺処分されていました。その後愛護団体と共に、引き取り手を探すことに力を注ぎ、昨年度はわずか3匹にまで減りました。更に「販売業者や飼い主に責任を自覚してもらえば、殺処分も減る」という狙いから、認定制度の運用を始めたのです。

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
新制度の必要性を訴える仲川げん・奈良市長
 ただ、業者からは「保健所での譲渡を説明すれば、売り上げが減る」といった声も上がっています。

「私らかて生活がかかってるし、保健所のタダの子を紹介する余裕はありません」(奈良市内のペット業者)

様々な意見がある中、市長は今のペット業界に必要な制度だと訴えます。

「業界としてもいい業界を作っていくということが、結果として自分たちの利益につながると思います。動物の立場をふまえたお店にしていただくと、買う方も安心して買えるし、維持していけると思うんですよね」(奈良市・仲川市長)

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
ネコの「さくら」は奈良市の保健所で保護された
保護ネコを引き取った理由は…
「落ちるで、さくちゃん!」(飼い主の女の子)

京都府精華町の家で暮らす、ネコの「にゃんたろう(1歳オス)」と、「さくら(10ヵ月メス)」。

大きなケージに登ったり、飼い主の女の子と遊んだり。家族の“末っ子”として愛されているさくらは、以前、奈良市の保健所で保護されていました。もともとは「にゃんたろう」1匹だけでしたが、「さくら」を引き取ることになったのには、ある理由がありました。

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
保健所から「さくら」を迎え、2匹とも仲良く暮らす
「我が家は昼間、留守にすることが多いので、『にゃんたろう』のストレスがたまって、夜になると運動会みたいに騒ぐことが続きまして。」(飼い主の吉井さん)

吉井さんが獣医に相談すると「もう1匹飼った方がいい」とアドバイスされ、保健所にいた「さくら」を引き取りました。

保健所が情報発信すれば、イヌやネコを引き取る人はもっと増えるのではないかと、吉井さんは話します。

「2匹ともすごく仲良くしてるし、夜は静かに寝るようになりました。保健所で保護されているネコは病気のチェックもされてて、信頼できます」(吉井さん)


保健所でネコたちがお出迎え
「奈良市の保健所のオフィスです。多くの市民が窓口に訪れる中、このように保護ネコが展示されています。」(ABCテレビ 田中啓介記者)

市民の目につく場所で飼育されているネコ。奈良市保健所では、保護したネコを日替わりで展示し、新しい飼い主を探しています。

保健所の中にある別の部屋に入ると、およそ20匹のネコが保護されていました。

「ここにいるほとんどが、地域でエサをもらってたネコが出産した子供です」(獣医・江端資雄さん)

保健所の獣医・江端資雄(えばた・よりお)さん(66)は、保護されたネコを見に来た人達に、引き取る手続きや飼い方を丁寧に説明します。

「ネコと遊ぶ時間はゲージの外、プライベートは中、とするとネコもリラックスできます」(獣医・江端さん)
「子どもいないんで、部屋は余ってますね」(保健所を訪れた男性)
「キャットウォークか何かを作って・・・」(獣医・江端さん)

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
保護されたネコは新しい飼い主に馴れるよう訓練される =奈良市保健所
もう一度やり直して、幸せに暮らす
 30年ほど前、全国で年間100万匹以上、奈良県でも12,000匹ものイヌやネコが殺処分されていた頃、江端さんは奈良県で殺処分を担当していました。

「行政なので、ある程度の殺処分は必然的なものだったと思いますが、あまりにもたくさんのイヌやネコを殺してきましたので、やる側にとっては負担でしたけど、これは何かおかしいな、と思っていました」(江端さん)

奈良市の保健所では、「噛み癖」や「伝染病」など、どうしても譲渡に向かない場合を除き、殺処分せず保護を続けています。そして、いつ新しい飼い主が現れてもいいように、人に慣れる訓練もしています。

【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入
獣医の江端さんは、殺処分の大幅な減少に時代の変化を実感している
「おかげさまで譲渡希望者が声を挙げてもらえるペースが多くなって、ありがたいと思っています。この2匹はもう既に決まっています」(獣医・江端さん)

「見てるだけでもう…(笑)」(保健所を訪れた女性)

訪れた保健所で、元気に駆け回る2匹の子猫を見ていた夫婦も、江端さんの熱心な説明を受け、気持ちが大きく傾きました。

「避妊したときも補助が5,000円出るとか、いろいろ聞けてよかったです」(夫)
「Q.後ろのネコの声が、気になって仕方ない?」
「そうなんです、『クロたん』が…(笑)」(妻)

飼う前から、もう名前までつけていました。

「時代が変わったと実感します。再生させるというか、もう一度やり直し、幸せにするんだという思いが伝わってきます」(獣医・江端資雄さん)

大切な命にしっかりと向き合うことが、ペットと人間が共に幸せに暮らせる社会へとつながっています。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:21 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「家族の一員のペットを守る」被災地でできることと難題

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ペットも“被災者”
平成最悪の豪雨災害となった「平成30年7月豪雨」。
復旧へ向けさまざまな課題山積の中、犬や猫などのペット問題に直面している被災者も少なくないだろう。

【画像】広島市HPで掲載している「災害緊急ペット相談窓口」

被災した際に行方が分からなくなったケースや、自宅での生活が困難になり、避難所暮らしを強いられる際にどうするべきか迷うケースなどもあるだろう。
飼い主にとって大事な家族の一員であるのはもちろんだが、被災した状況で何を優先すべきか、そして避難所での集団生活の場合、衛生面やしつけ、食料の問題など、ペットが抱える課題は少なくない。また、避難所によっては、ペット不可のところもある。

災害緊急ペット相談窓口を開設
SNS上ではペット同伴可能な避難所の情報や、ペット専用の義援金案内などを伝える投稿が広がっているが、こうした中、広島市のホームページに「災害緊急ペット相談窓口」開設の告知が掲載された。

具体的な相談項目としては、
・行方不明動物の相談
・飼い主不明動物の保護情報等の提供
・ペットの一時預かり先の相談
・その他ペットの飼養全般の相談
この4項目について、電話・FAX・メールで問い合わせが可能だという。

広島市動物管理センターによると、通常時においても、ペットに関する相談窓口はあるが、豪雨災害を受けて、市民により分かりやすいように「災害緊急ペット相談窓口」という名称で、ホームページに掲載したとのことだ。

行政も取り組んでいる被災時のペット問題。
では、ペットを飼っている人は、いざ被災した時にどう行動すればいいのか。また、普段からどういう備えをしておけばいいのか。一般財団法人ペット災害対策推進協会に聞いてみた。

「家族の一員のペットを守る」被災地でできることと難題
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ペットのために、今からできること
ーーペットを飼っている人が、もし被災した時のために今からできることは?

ペットに迷子札・マイクロチップ・鑑札・狂犬病予防注射済票などを装着し、飼い主の氏名や連絡先などが把握できるようにしておくことが大事です。

飼い主の名前や連絡先などが特定出来ない首輪のみの装着は、所有者明示としては不十分です。また、マイクロチップを装着した場合は、日本獣医師会などに、マイクロチップ番号と連絡先などを登録しておくことが必要です。
そして、普段から災害時に必要となる備えをしておきましょう。


ーー被災したら、まずペットを守るためにすべきことは?

発災時に、飼い主が自身の安全を確保した上で、災害の状況を見極め、より安全な避難場所を確保するため、ペットと共に同行避難をとることが、ペットを守るための第一歩です。

自治体によっては、堅牢なマンションなどでの在宅避難を推奨しているところもあるので、前もって、それぞれの自治体における避難のあり方を確認しておくことが大事です。
また、避難が必要となる災害により、ペットと同行避難する必要が生じることを想定し、平常時から、災害に備えたペット用備蓄品の確保や、避難ルートの確認、ペットの同行避難に必要なしつけや健康管理を行うことも飼い主の責務です。

これらの内容は、環境省が昨年作成した「人とペットの災害対策ガイドライン」にも記載してあります。当協会はそのガイドライン等を基に、自治体や獣医師会が動物の飼い主に対して、同行避難や避難所で他の避難者の迷惑にならないような、しつけ等に関しての講習を行っております。

ーー豪雨被害を受けて、多く寄せられている相談は?また、具体的な活動は?

被災動物救護に関しては、基本的には被災地の自治体や獣医師会で構成される「現地動物救護本部」が対応することになっております。

今回被害が大きかった広島県や岡山県では、避難所に連れてこられた動物へのペットフードやペットシートなどの配布が中心に行われていると聞いております。また、避難所に入れなかった動物の一時預かりの要請も多く寄せられ、動物病院等で預かりを行っているとも聞いております。

当協会は、これらの現地動物救護本部からの要請に基づく、ペットフードやペットシートなどをお送りする活動を行っております。


ーー動物同伴可能な避難所と不可能な避難所があるのはなぜ?

避難所には、動物嫌い・動物アレルギーの方もおられ、避難所を管理する市町村が同伴可能と認めたとしても、避難者からの反対があり、結果的に同伴できないこともあります。
また、飼育動物自体も適正なしつけ等ができておらず、鳴き声や体臭等で、避難者に迷惑をかけることもあり、これが同伴できない要因ともなっています。

ペットを飼っていない被災者は、避難所でのペットの同伴について理解を示していただくことが重要となります。しかし、前述のように、動物アレルギー・ペットの不適切な飼い方・ペットの感染症問題など、多くの課題があることから、なかなか、難しい問題だと考えています。

ペットのストレスを軽減させるために
避難生活では飼い主と一緒であっても、慣れない環境でペット自身がストレスを感じてしまうことは容易に想像がつく。
そこで、前述の環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」から、ペットのストレスを軽減させるためにできることをご紹介する。

【普段の備え】
発災時に飼い主がペットを連れて避難しようとしても、ペットがパニックになり、いつもと違う行動を取る可能性がある。そのため、普段からキャリーバッグなどに入ることを嫌がらないことや、犬の場合は「待て」「おいで」などのしつけをしておく必要がある。

避難所では、人や他の動物を怖がったり、むやみに吠えたりしないこと、ケージやキャリーバッグに慣れていること、決められた場所で排泄ができることなどが必要になる。これらのしつけは、他人への迷惑となる行動を防止するとともに、ペット自身のストレスも軽減することにつながる。


【被災時】
避難所や動物救護施設では、ペットが体調を崩し、下痢や嘔吐、食欲不振などのストレス兆候を示すことが報告されている。また、他の動物との接触が多くなることから、感染リスクも高くなる。
そして、平時とは異なった反応(攻撃行動など)を示す可能性がある。日常生活の中では問題のない接触が、咬傷やひっかき傷に繋がる可能性が高まるため、十分に注意することが必要である。

また、犬や猫などの動物がひと所で生活することは、ストレスを増大させる原因となるため、可能な限り動物を区分して飼養することが望ましい。飼い主が相互に協力して、飼養スペースの衛生管理や、ペットを適正に飼養するように促す。
そして、車中避難の場合はペットも熱中症になる恐れがあるため、十分に注意する。



いざというときにペットの命を守れるのは飼い主だけ。多くの課題はあるが「家族の一員であるペットに何ができるか」を普段から考えておくことも大切だ。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

捨てられた犬の命に心痛む=中学生・井上朋美・12

毎日新聞


皆さんは、捨てられた動物を見たことがありますか? その動物の未来を知っていますか? 私は、道徳の時間に「捨て犬」について学びました。

 授業で読んだ資料によると、人間に捨てられた犬は捕獲され、動物愛護センターに連れて行かれ、約1週間後に殺処分となるそうです。犬たちのお墓はなく、産業廃棄物(ゴミ)として処理されます。私は資料を読んで、飼い主の身勝手な行動に腹が立ち、罪のない犬たちの命が消えるのに心が痛みました。動物を飼うには、それなりの責任が必要ということをわかってほしいと心から思います。

 いつの日か、私も動物を飼う時が来るかもしれません。その時は、動物愛護センターから引き取りたいと思います。他の動物と命の重さは変わりません。世界中のどこの動物よりも愛情を与え、育て続けたいと思います。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:09 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする