動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年12月09日

拡大し続けるペットの葬儀市場の実情

Yahoo! JAPAN


人間の葬儀と異なりペットの葬儀には、定まった形式や慣習がない。日本最大級のライフサービスプラットフォームを展開するシェアリングテクノロジーは、同社に寄せられた全国のペット葬儀に関するデータ3067件をもとに利用実態を調査した。

【グラフ】拡大し続けるペットの葬儀市場の実情

■ペット葬儀が利用される種別

今回の調査結果では、「犬」と「ネコ」の葬儀依頼が全体の9割近くを占めた。しかし残りの1割はうさぎやハムスターなど、さまざまなペット葬儀の相談が寄せられている。「ポピュラーなペットではないから対応してもらえるだろうか……」と不安を覚える人も少なくないが、ほとんどのペット葬儀業者が犬やネコ以外のペットでも幅広く対応してくれる。ペットの多様化と同時に、ペット葬儀を執り行なう動物の種類も多様化していることがうかがえる。

■ペット火葬が利用される犬の種類

犬種の上位は「ミニチュアダックスフント」、「チワワ」など、小型犬の割合が高くなっている。こうした小型犬の葬儀案件が多いのは、そもそもペットとしての人気が小型犬は高く、単純に飼育数の多さからペット葬儀に関しても案件数が増えたためだろう。

また今回の調査で2番目に多かった「チワワ」に関しては、某消費者金融企業のテレビCMをきっかけに「チワワブーム」が起こったのが2000年前半だった。チワワの平均寿命が15年程度であることを考えると、そうしたブームの名残が、時を経て現在のペット葬儀に現れているようだ。

■ペット葬儀で一般的な火葬の形式は?

続いて、ペット葬儀の依頼者はどのような火葬の形式を望んでいるのだろうか。まず前提として、ペット火葬の形式は大きく「合同火葬」と「個別火葬」のふたつに分けられる。

《合同火葬》
複数のペットの遺骸をまとめて火葬する方法。費用は安く抑えられるが、遺骨の判別が困難になるため、返骨はできず多くは共同墓地への埋葬となる。

《個別火葬》
ペットの遺骸を1体ずつ火葬する方法。費用は高くなるが、お別れからお骨拾いまで立ち会うこともできる。また、近年ではペットの骨を砕き、自宅や思い出の場所に散骨するという例も増えてきた。

葬儀にかかる費用が高くなっても、73.5%の人が「個別火葬」を希望している。また71.1%が「返骨」を希望していることからも、費用が高くなっても人間の一般的な葬儀と同じ形式で、ペットを弔いたいという依頼者の心理が見られるようだ。

ちなみにペットの弔い方法として、ペット葬儀業者に依頼するほかに、地方自治体へ依頼するという方法もある。地方自治体にペットの火葬を依頼した場合、主に下記の対応となる。

・公営斎場で動物葬を行い、合同もしくは個別火葬する
・ペット葬儀業者に依頼し、合同火葬する
・環境事業所などで引き取り、焼却処分する

もちろんこれらの対応は住んでいる地方自治体によって異なるが、火葬を行なっている場合でも、そのほとんどは「合同火葬」による対応となっているようだ。こうしたペット愛好家のニーズと地方自治体が行なう対応のズレが、近年のペット葬儀市場の拡大の背景にあることが推測される。

文/編集部

@DIME編集部


posted by しっぽ@にゅうす at 07:40 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヒグマ飼育環境の向上を 登別でフォーラム

朝日新聞

◆英国の専門家、繁殖制限呼びかけ

 クマ牧場のある登別市で3日、「ヒグマ飼育の未来」について語り合うフォーラムが開かれた。世界各地でのクマ飼育について現状報告があり、英国の動物福祉の専門家は「クマの福祉向上」のために繁殖制限を呼びかけた。

 研究者や学生、クマ飼育員ら約80人が参加した。動物の飼育環境の改善に取り組む国際動物愛護団体「ワイルド・ウェルフェア」のジョージナ・アレンさん(英国)が講演し、世界各地の取り組みを紹介。各地のクマ牧場などに向け、「頭数の減少が第一歩。過密状態の解消のため、繁殖をやめるべきだ」と提言した。

 来年に開園60周年を迎えるのぼりべつクマ牧場の坂元秀行学芸員は、クマが木登りをしないと餌を取れないようにするなどの取り組みを説明。ログイン前の続き「今後もクマが幸せに暮らすことができる施設や管理方法を充実させたい」と話した。野生に近い環境でヒグマ10頭を飼育するサホロリゾート(新得町)の佐々木和好・ベアマウンテン園長は、クマが冬眠するよう工夫していることなどを報告した。

 クマの研究者や飼育員、自然に関心を持つ道民らによる「ヒグマの会」(会長=坪田敏男・北大教授、会員160人)が主催。海外では「熊の胆(い)」を取るための飼育が批判されるなど、野生動物の飼育と福祉の向上が課題になっている。

 (三上修)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:38 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

病で倒れペット衰弱も 「殺処分ゼロ」へ、高齢者の多頭飼育崩壊が課題

Yahoo! JAPAN


飼い主が高齢化して世話できず、繁殖などで犬猫が限度を超えた数になり、飼育がままならなくなる「多頭飼育崩壊」が県内の「殺処分ゼロ」活動の新たな課題となっている。現場で目立つのは飼い主が高齢で独り暮らしのケースだ。動物保護団体が一時保護し、里親を探して殺処分の砦となるにも限界があり、「ペットの寿命を見据え、最期まで責任を持てないなら飼わないで」と訴える。(社会部・篠原知恵)

 4日、那覇市内にあるNPO法人「ワン’Sパートナーの会」の比嘉秀夫理事長の自宅。殺処分の瀬戸際で保護された犬15匹の中に、ひときわ高齢の犬がいた。名前はもも、推定20歳。「救出時はもうだめかもと思った」。ももの体を抱きかかえ、比嘉理事長が軟らかくしたペットフードを口に運んであげた。

 市内で独居する70歳男性に飼われていたもも。7月、3日ぶりに訪れた配食サービスのスタッフが倒れた男性と、傍らで衰弱するももを発見した。部屋に写真を飾るなど愛情を込めて飼っていた様子はうかがえたが、体はノミだらけ。男性はそのまま入院し、ももは地域包括支援センターの仲介で同会に引き取られた。

 統計はないが、県動物愛護管理センターには飼い主が高齢で飼育困難になったペットに関する相談が増えた。「かわいそう」「さみしい」「えさをあげるだけ」と気軽に犬猫を集めて多頭飼育崩壊に陥る事例も、独居の高齢者が目立つという。センターの宮城国太郎獣医師は「高齢化や核家族化が背景にあるのではないか。個人の問題にせず、地域や親族が早めに気付き一緒に解決策を考えることが大切だ」と話す。

 昨年2月には、本島中部の牛舎から同会などによって19匹の犬が救出された。飼い主の70代男性も一緒に暮らしていたという室内は、犬の排せつ物まみれ。放し飼いで不妊治療もせず増え続け、周辺住民から苦情が上がっていた。

 その後も那覇で10匹、南部で24匹など多頭飼育現場での保護活動は続いているが、きりがない状態だ。現在も同会などに市町村から救助依頼があるが、追い付かない。センターに日々収容される犬にも殺処分の期限が迫る中、限られた人員や資金に限りがあり、どの命を優先するかの「選択」せざるを得ない時もある。

 最近も夫90歳、妻80歳の家庭から2歳未満の子犬を引き取れないかとの相談が寄せられた。比嘉理事長は「15年、20年後も飼育できるのか考えて飼育を決断してほしい」と訴える。ワン’Sパートナーの会は9、10日のペットカーニバルで犬の譲渡会を行う。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:27 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年末年始を新しい家族と 保護犬猫の譲渡会 長野

産経ニュース


長野市保健所は5日、隣接する施設で、保護されるなどして持ち込まれた犬と猫の譲渡会を開催した。通常は月1回、休日に行っているが、譲渡の機会を増やそうと、平日に初めて開催した。

 譲渡の対象となったのは猫31匹と犬4頭。ケージに入れられた猫は寄り添うようにして、新たな飼い主が見つかるのを待っていた。ほとんどは、捨てられたり、飼いきれなくなったりして持ち込まれたという。

 譲渡には飼育条件などの審査があり、正式な決定には約1週間かかる。同保健所の関口徳之獣医師は「新しい飼い主と年末年始を幸せに過ごしてほしい」と話していた。

 譲渡会は6日も午前10時〜午後4時に開催する。休日開催として10日午後1〜3時にも行うほか、平日の見学も受け付けている。

posted by しっぽ@にゅうす at 08:26 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

尿量増加に注意、猫の腎臓病

毎日新聞


高齢の猫の多くが苦しむ腎臓病。予防が難しいうえ、根本的な治療法はなく、常に死因の上位に挙がる。病気の進行を遅らせるには、早期の診断と対処が重要だ。飼い主にできることを、猫専門病院「東京猫医療センター」(東京都江東区)の服部幸(ゆき)院長に聞いた。

 腎臓には、血液中の老廃物を尿として排出したり、体内の水分バランスを調節したりする役割がある。腎臓の細胞が何らかの原因で壊れ、この機能が徐々に低下していく状態が「慢性腎臓病」だ。発症メカニズムに不明な点が多いものの、人や犬に比べ、猫は構造的に慢性腎臓病になりやすいと考えられている。

●「15歳以上の半数」

 15歳以上の約3割が腎臓病という過去の研究もあるが、服部院長は「実際に診療しているともっと多い印象です。8歳くらいから増えはじめ、15歳以上の猫の半数程度は腎臓病で苦しんでいるのでは」と話す。良質な食事や水、毎日の歯磨きといった健康管理で、病気のリスクはある程度下げられる。「しかし残念ながら、確実な予防法はありません」

 さらに、腎臓に異変があってもすぐには症状が出ないため、気づくころには病気はかなり進行している。服部院長によると、食欲不振や体重減少といった症状が表れた段階では、すでに腎機能の約9割が失われている。そうなる前に、飼い主が気づく最初のサインは、尿量の増加だ。同時に水を飲む量も増える。健康なうちから尿量や飲量を把握し、少しの変化でも見逃さないことが大切だ。「多飲多尿は腎機能の約6割が失われた状態。少しでも早く見つけるには、定期的な健康診断が欠かせません」と強調する。

 ●健診で早期発見

 腎臓の機能を調べるには、まず血液検査でクレアチニン(Cre)と尿素窒素(BUN)の数値をみるのが一般的だった。いずれも腎臓から排出される老廃物で、これらの血中濃度が上がり基準値を上回れば、腎臓がうまく働いていない可能性がある。昨年、新たな判断材料として、SDMA(対称性ジメチルアルギニン)という値が加わった。クレアチニンは腎機能が約75%低下して初めて上昇するのに対し、SDMAは最新の研究で、平均40%の機能低下でも上昇したという。

 ただし、どんな病気も血液検査だけでは判断できない。人でも動物でも、個体差がある。服部院長は「基準値を上回っていても健康な場合もあるし、逆に基準値内であっても、問題がないとは絶対に言い切れません」と念を押す。東京猫医療センターでは血液検査のほか、尿検査とエコー検査をして、尿の濃さや腎臓の画像などから、腎臓病かどうかを総合的に判断するという。

 「猫は不調を隠します。腎臓病に限らず、ほとんどの病気はかなり悪化するまで気づきにくい。10歳ごろまでは毎年、それ以降は半年に1回の健康診断を推奨しています」

 ●進む薬の開発

 では、愛猫が腎臓病と診断されたらどうすればいいのか。一度失われた腎臓の機能は元には戻らないが、適切な食事療法と薬やサプリメントの併用で、進行を遅らせることができる。

 近年は薬の開発が進み、直接腎臓に働いて機能の低下を抑えたり、腎臓にかかる負担を軽減したりする薬が登場している。療養食も種類が豊富で、味も改良されてきた。「薬は通常、効能に加えて飲みやすさや副作用、飼い主の経済的負担を考慮して処方します。薬も療養食も、獣医師とよく相談しながら、猫の状態や好みに合わせたものを選ぶことが大切です」【曹美河】

posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護猫と飼い主を縁結び…新潟、上越

読売新聞


 保護された猫と新しい飼い主の出会いの場が11月、県内にオープンした。新潟市中央区三和町に「里親さがし猫カフェ〜おっぽ〜」が開店したほか、上越市にも同様の店舗が登場。それぞれの店主は「保護した猫を家に迎える文化を広げたい」と口をそろえる。

 2階建ての空き家を改装した「おっぽ」には、白、茶、灰色など1歳3か月程度の猫5匹が暮らす。いずれも、昨年10月に新潟東港付近で動物愛護団体「あにまるガード」(新潟市西蒲区)に保護され、店主の神田弘樹さん(39)が受け入れた。

 神田さんは約10年前から猫を保護し、引き取り手を見つける活動を続けてきた。譲渡会で約30匹を新たな飼い主と引き合わせてきたが、「飼い主が絶えず見つかる場所を作りたい」とカフェの開店を決めた。

 今年1月、勤めていた食品工場を退職。約50件の物件の中から約10年間使われていなかった空き家を見つけた。貯金から200万円の費用を工面し、押し入れを取り払うなどして改装。こたつや椅子などは猫好きの知人らから譲り受けた。

 猫が暮らすのは、1階和室と2階洋室の計約36平方メートル。ケージで展示される一般的な譲渡会と違い、一般住宅のような空間で寝転がって遊ぶなど自由気ままに過ごしている。神田さんは「日常空間で猫と触れ合える方が飼った後のイメージがしやすい」と語る。

 県生活衛生課によると、2016年度は県内で2206匹の猫が保護され、933匹が殺処分された。神田さんは「引き取り手を待っている猫は驚くほど多い。命を助ける意味でも猫を見に来てほしい」と話した。

 おっぽの猫は、去勢・不妊手術などを含む費用(オス2万円、メス2万5000円)を支払えば、引き取れる。営業時間は平日午前11時〜午後7時、土日祝日午前10時〜午後6時。木曜定休。ワンドリンク付きで30分500円から。希望すれば抱っこも可能。問い合わせは神田さん(090・8306・9178)へ。

 上越市富岡には保護された猫と触れ合えるサロン「しっぽのはぴえる」がオープン。店主の泉田美代子さん(54)は「家庭で飼われる方が保護猫も幸せ。縁を感じたら、もらっていってほしい」と話している。営業時間は午前11時〜午後6時。月曜定休。30分600円から。問い合わせは同サロン(080・6774・2211)へ。

2017年12月04日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パルミジャーノ・レッジャーノの動物福祉に関する正式声明を発表

BIGLOBEニュース


EUの法規による動物福祉の順守及び独自の飼料規定

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/379/24909/700_466_201712051337595a2622a72e2e6.jpg

パルミジャーノ・レッジャーノ チーズ協会(CFPR:イタリア、レッジョ・エミリア市)は、畜産動物の福祉を掲げる団体から寄せられた動物福祉への配慮が欠如しているという申し立てに対し、下記の声明を発表しました。

パルミジャーノ・レッジャーノのための乳牛が不当な扱いを受けているという主張は正しくありません。実際はパルミジャーノ・レッジャーノのサプライチェーン上の酪農場は現行のEUの複数の法規によって規定された獣医によって監視されています。法律によって定められた水準が広く順守されている限り、動物の不当な扱いは起こりません。我々のサプライチェーンは検査の対象であり、動物福祉の法規は厳密に順守されています。

某動物福祉団体によるレポートは、我々の業界の現実を反映したものではありません。彼らの申し立ては、対象である2種のPDO(原産地呼称保護)チーズの酪農場の8,000軒以上(内、パルミジャーノ・レッジャーノは約3,000軒)中9軒の牛舎、つまり1,000分の1のケースをベースにレポートされています。パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、これらの稀な事例について認識しており、彼らのEUの法規基準への順守が、管轄権のある当局によって早急に検証されることを願っています。これらは協会も非難する好ましくない例であり、決して我々PDO製品の動物福祉の基準を代表するものではありません。

パルミジャーノ・レッジャーノのサプライチェーンの約3,000の酪農場の多くは家族経営の牧場であり、工業的で集中的という動物福祉団体による定義は誤っています。1軒あたり平均86頭が飼育されており、1頭あたりの年間ミルク搾乳量は6.5-7トンと、多くの欧州の乳製品の産地に比べかなり少ない水準となっています。さらに農場の30%は集中的酪農が不可能な山岳地域に位置しています。我々業界はこれら農場がある山岳地域のコミュニティーを存続させ、条件的に不利な地域で経済的効果をもたらすという社会的価値も生み出しています。

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は動物福祉の法規を順守するだけでなく、乳牛が最適な健康状態を保つための飼料に関する厳密な規定を確立することで、さらに一歩先を行っています。この原産地呼称チーズを作る上で、乳牛の福祉は欠かせない要素です。良いチーズを作るには素晴らしい原料が必要です。そこでサプライチェーン全体において、乳牛が最大限健康であり、パルミジャーノ・レッジャーノを生産するために求められる高い基準を維持した品質の良いミルクを出してくれることが重要なのです。乳牛が適切な栄養を得るための協会独自の飼料規定により、少なくとも50%の飼葉は同じ牧場で生産する必要があり、少なくとも75%はチーズの限定生産地域内から供給されなければなりません。大麦、小麦、とうもろこし等の穀物も飼料に混ぜられます。食品業界の副産物や魚粉や肉粉など低品質の原料は禁止されています。サイレージ等の発酵飼料も一切与えられません。これらの非常に厳しい規定は欠かせないものであり、パルミジャーノ・レッジャーノを世界で最も知られ、親しまれているイタリア製品のひとつにしています。

パルミジャーノ・レッジャーノの生産規定には動物福祉の項目はありませんが、これは前述の通り、EUの特定の複数の法規によって管理されているからです。畜産動物は最大限に尊重され、不当な扱いをされないようにこれらの法律や規制により守られています。EU承認のパルミジャーノ・レッジャーノの生産規定は、原産地とのつながりを説明して最終製品の独特の品質を守ることを目的としており、協会の役割と目標はその原産地呼称を守り、消費を促すためにパルミジャーノ・レッジャーノを製品として販促することです。とは言っても、協会は家畜の生活の質というトピックには特に敏感であり、認証制度を施行するために、動物福祉の透明性を認定するプロジェクトに着手しています。これは、ロンバルディア・エミリアロマーニャ試験的畜産学研究所のブレシアオフィス内に本部を置く、イタリア動物福祉リファレンスセンター(CReNBA)をモデルに構築されています。動物福祉はすでに我々のセクターの中で優先事項となっており、この問題に関心のある消費者の後押しにより、動物福祉の権威としてイタリア国内で広く認められている第三者による適切な認証構築へ投資しています。

放牧と動物の「幸せな生活」とは直接的な相互関係はありません。放牧は、欧州の一部の地方や地理的地域では最適な方法かもしれませんが(実際、パルミジャーノ・レッジャーノの何十もの酪農家が放牧をしています)、イタリアで典型的な猛暑は、暑い屋外に取り残された動物に重大なストレスと不快感を負わせ得ます。我々のサプライチェーンの乳牛は、必要なスペースと快適さを備えた牛舎で生活し、そこには多くのケースにおいて広々と自由に動ける広い牧草地が併設されています。設備と牛舎の技術的特徴の水準はEUの法規によって確立されており、獣医による検査の対象です。もし法規に適合しない稀なケースが存在するのではあれば、それらを一般化し、イタリア産ブランドの最も素晴らしい資産のひとつであり常に動物福祉に気を配ってきた業界全体のせいにするのではなく、例外を明らかにして必要な段階を踏むことが協会のためにもなります。

パルミジャーノ・レッジャーノのサプライチェーンは常に完全な透明性を有しています。協会主導の最も重要な仕事の一つに、消費者に「チーズの王様」がどのように作られているのか見てもらうための酪農場やチーズ工房への見学の企画があります。2017年だけで10万人以上の訪問者が素晴らしい品質のパルミジャーノ・レッジャーノの製造現場の体験見学をし、職人技を目の当たりにしました。パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は何も隠すことはなく、我々の製品と伝統に誇りを持っています。

「パルミジャーノ・レッジャーノ」は、北イタリアの限られた地域内で作られているDOP(原産地呼称保護)チーズ。9世紀以上の伝統を守り、熟練の職人たちが添加物を一切使わずに手作りしています。通常24ヶ月以上の長い熟成の間に芳醇な香りと風味、そして独特な食感とアミノ酸の結晶が生まれます。


本件に関するお問合わせ先
パルミジャーノ・レッジャーノ・インフォメーション・センター
(株)旭エージェンシー 内 釆女 
Tel: 03-5574-7890 Fax: 03-5574-7887 
E-mail: info@parmigianoreggiano.jp
posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする